昨日の午後は、朝日カルチャーセンター新宿教室で御厨貴さんとの「時事イ放談」をする。
4回目になるが、前が昨年の4月なので、ずいぶん間が空いてしまった。その間にいろいろなことがあった。
今回は、御厨さんが講書始で講義をされたときの話から。なぜ選ばれたのか、昨年の控えのときにはどうだったのか。週刊誌でも報道されているが、講義が終わった後の天皇皇后との懇談の様子など。普通なら聞けないようなことが満載。そこから、生前退位をめぐる有識者会議のことなど、皇室の問題が主に取り上げられた。
前回とのあいだに高市政権の誕生という出来事があったものの、そちらにはあまり話がいかなかった。どうも、前任の石破氏と同様に、周囲との関係が希薄で、論じるべきことがないのかもしれない。
終わってから、「死の教科書」グループの一人、下山君と懇談。面白いアイディアも出た。
今週後半は結構忙しかった。
昨日は、夜、青山のブルーノートへ行った。昨年末に山下洋輔と森山威男のライブを聴いて以来。最近は恵比寿のプレイスへ行く方が多かった。
コリー・ヘンリーのバンドのセカンド・セットを聴きに行ったのだが、アーティストの都合で開場が遅れ、20分待たされた。
ただ、遅れた雰囲気は会場にはなく、開演もその分、予定された8時半から20分押しだった。そういうこともよくあるのだろう。
コリー・ヘンリーは、前に「リバイバル」というアルバムを聴いて感心したことがあった。リバイバルは日本語に訳せば信仰復興で、ゴスペルという印象が強かったが、昨日の演奏は完全なファンクで、宗教色はまったくなかった。
のりのりで、演奏時間も1時間40分に及んだ。ドラマーは、トラブルがあったということで、急遽日本人に変わっていた。最初はコットン・クラブでやったようだが、その数時間前に決まったとか。
コリーものりのりだが、ギターのランディ・ルニオンもすごかった。
終わってから、妻に「ゴスペルじゃないじゃない」と言われてしまったが、楽しければよし。
昨日は午後、柏へ。NHK文化センターで講座をやった後、渋谷へ。表参道で乗り換えたのだが、いつもの調子で、上野方面の電車に乗ってしまい、外苑前で気づいた。
渋谷ではセルリアンタワーにあるJBブラッドへ。こちらは初めて行った。東急ホテルができたとき、私のトルコ人の義弟がオープニングスタッフとして働いていたので、カフェやフレンチには行ったことがあったのだが、ジャズクラブは初めて。
今回も、山口ちなみさんの「ザ・ケルン・コンサート」のライブ。
今回は、最初に、シューマンの「アラベスク」と、プーランクの「エディット・ピアフを讃えて」が演奏された。後者はなかなかよかった。そこから、いつものように「ザ・ケルン・コンサート」になった。
今回は娘と行ったのだが、歌詞のない音楽をどう聴くかに慣れていないらしく、少し戸惑っていた。
『アナログ』誌の野間編集長なども来ていて、次回の特集がアナログプレーヤーのフォルムだということを教えてもらう。面白い着眼点だ。
終わってから、経堂に戻り魚粋。阿部監督問題でAIのことが話題になる。

先日出した監修本の『死の話』が重版になった。
ソニー・ロリンズが亡くなった。最近はまったく動向が伝えられていなかったが、95歳で亡くなった。
ロリンズと言えば、なんといっても、1956年に録音された「サキソフォン・コロッサス」だろう。
これは、何度聞いたかわからない。新しくオーディオを買い替えたときなど、どんな音になっただろうかと確かめたりする。
実はこれ、偶然で存在しなかったレコードだ。というのも、録音された次の週かに、共演してきたクリフォード・ブラウンが自動車事故で亡くなっていたからで。もし、こちらの録音がもっと遅かったら、レコード自体存在しなかったかもしれない。その点で奇跡の一枚でもある。
ロリンズの生演奏は、2度聴いたことがある。1度は大阪で聴いているが、いつだか忘れた。
もう1度は、東京のフォーラムで、2008年5月19日になる。そのとき、登場したロリンズは、足をひきずっていて年齢を感じさせた。といっても、まだ77歳だったのだが、演奏は老いをまったく感じさせないものだった。
ご冥福をお祈り申し上げます。
今日発売の『週刊エコノミスト』。戦争・宗教・国家の特集。
その冒頭で、経済学者の水野和夫さんと対談をしている。
世界全体が戦争におおわれてきた今、そこで経済と宗教はどう関係するのかを論じている。
対談の他には、以下の内容。
[イラン理解の肝] 聖典・宗教的教義を最高法規とし、神による統治「テオクラシー」
<Interview> 加藤喜之(立教大学文学部教授)
[シオニズム] 強硬なイスラエルができるまで 迫害・大虐殺の記憶とその反動
[AI時代の宗教] ピーター・ティールの「技術終末論」 破滅と過剰管理を回避する思想
[プロテスタント] ウェーバー『プロ倫』と新自由主義『乗っ取られた勤労倫理』の視座
[女性とイスラム教] ヒジャブに映る宗教と国家権力 強制、自由、信仰──揺れる装い
[東方正教会] 露ウ戦争はなぜ長期化するのか 一神教の非妥協性に対立の淵源
午前中、サントリー美術館へ娘と行く。娘とこの美術館に行ったのは、まだ小学校に上がる前というか、その寸前の「三井寺展」のとき以来か。今は、ミッドタウンに勤めている娘としては、仕事に行くような感じがするようだ。
展覧会は「河鍋暁斎の世界展」。イスラエル・ゴールドマンのコレクションで、これは何度か日本に来ているらしい。
途中に、本人のインタビュー映像が流れるが、キャバレー王の福富太郎がコレクションをしていて、一部は無償で譲り受けたようだ。
展示の一部が写真撮影可。暁斎はなかなかに面白い。十字架にかけられたイエスの下で、釈迦が三味線を弾いている絵など斬新。
かなり楽しめたが2時間もかかったので、娘と予定したランチができず、そのまま別れる。
私は銀座のサウンドクリエイトへ。秘密のものが入っていて、それを聴かせてもらう。素晴らしかった。
今日は箱根へ。といっても観光ではなく、温泉でもない。
HSUの案内で、天御祖神記念館と箱根精舎を訪れる。
行きは、小田急線、箱根登山鉄道、ケーブルカーで早雲山まで。天御祖神記念館はそのすぐ近くにある。
そこを守っている剣歯虎像、硫黄のせいで塗り替えの最中。ただ、神殿で復活の祈りが唱えられているあいだに、少し復活していた。
礼拝の際、合掌で拍手を打たないのがいい。エル・カンターレ・ファイトも、これを人に向けたら、ペンテコステ派になってしまう。抑制がきいていた。
そこから、ロープウェイで桃源台まで。外国人の観光客がひどく多い。日本人は少なめ。
桃源台から車で送ってもらい箱根精舎へ。ここは、温泉もあり、研修施設としては立派。
そこでしか手に入らない総裁の書物もいただいた。
帰りは桃源台から高速バス。はじめてバスタに到着した。
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