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September 14, 2026

9月14日(月)歌舞伎座秀山祭は夜の部

一昨日、仙台日帰りで学会発表とカルチャーセンターのは講座をやったので、昨日はさすがに疲れた。

ただ、午後、歌舞伎座へ。夜の部を見に行く。

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10年目の秀山祭ということだが、第2日曜日はイヤホンガイドが無料。試してみた。

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解説で知らないことを教えてもらえるが、舞台に集中するのが難しくなる面もあった。

演目は、ベテラン女形三人の「雛鶴三番叟」から。三番叟の迫力はないが、優雅。

次は「沼津」。今日は仁左衛門の日。十兵衛は久しぶりらしいが、その声のつや、体の身のこなしはとてもその年齢には思えない。客席に降りていくとき、年取って見える歌六より年齢が上という捨てセリフが入ったが、そこが驚異的。途中竹本が葵大夫に変わって、全体が一般したのがすごい。吉右衛門に愛された葵大夫に、吉右衛門の霊が降臨したかのようだった。

次は、気分を変えてということで、「京人形」。時蔵が美しいし、松緑との踊りが息がそろって面白い。

最後は、問題の染五郎の「一条大蔵卿」。酷評もされている。ただ、「檜垣」がないので、作り阿呆という点が観客にはよくわからない。こうした上演の仕方も、とくに高麗屋がやっているようだが、どうだろうか。これでは、そもそも難しい。

何より若いので、人間としての中身がつまっていない。そこが長成のような難しい人間を表現するには足りない。「檜垣」からやってもらわないと、真価はわからないだろう。

経堂に戻って、魚粋。せっかく仙台にいったのに何も楽しまなかったので、せめて宮城の酒を所望。

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「あたごのまつ」をワイングラスで。

September 13, 2026

9月13日(日)東北大の宗教学会での柳川先生100周年の鼎談と東京でのイエズス会の鼎談

昨日は大変だった。

朝、東京駅まで行って東北新幹線で仙台へ。地下鉄東西線で川内駅まで行き、東北大学での日本宗教学会に出席、パネルでの発表に参加した。

私の師である柳川啓一の生誕100年ということで、それを記念して、弟子たちが語るというもの。関一敏氏と竹沢尚一郎氏が登壇し、島根大の山崎亮氏がコメンテーターという布陣。

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写真には向かいの部屋で発表していた林淳氏も。終わってから、鶴岡賀雄氏が、「柳川先生はどこかではじけたんですね」という言葉が印象的だった。

幸い、少し時間を余して終わったので、予定していた地下鉄、前の電車に乗れた。地下鉄の駅から新幹線まで、それなりに距離があり、もし3時38分の電車であれば、ばたばただったはず。なんとかお土産も買い、新幹線で東京へ。

東京駅から新宿へ出て、朝日カルチャーセンターの新宿教室で、「イエズス会の哲学」の講座。こちらは、私のほか、中世哲学の山内志朗氏と、カント哲学の黒崎政男氏。イエズス会を専門としているわけでもない3人の鼎談。私は、イエズス会を生んだイベリア半島の特異な宗教状況について述べた。

終わって、受講生2人を入れて宴会。宴会で生まれた企画なので、終わり方はそれが正しい。次回も続くかもしれない。

 

September 11, 2026

9月11日(金)同時多発テロから25年目に宗教で現代世界を読み解く本を書き上げた

今日は9月11日。アメリカで起きた、同時多発テロから25年が経った。

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あの日、家に戻ってテレビをつけたら、報道ステーションだと思うが、現場の中継をやっていた。

その光景は信じられないもので、いったい何が起こっているのかわからなかった。

ちょうどそれは、『オウム なぜ宗教はテロリズムを生んだの』という本を出した直後のことで、それ以降、宗教とテロということが大きな問題にもなった。

あれから、四半世紀が経ち、その間にいろいろなことが起きた。21世紀はテロの時代ともいわれたが、いつの間にか戦争の時代に逆戻りしている。

ちょうど今日、朝日カルチャーセンターでやっている宗教で現代世界を読み解くという講座でやっていた内容を一冊の本にまとめる作業が終わった。戦争の背後にも宗教がある。

 

September 10, 2026

9月10日(木)渡辺保先生の訃報に接してその思い出を

演劇評論家の渡辺保先生が亡くなられた。

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先生の存在は昔から知っていたが、初めてその姿を拝見したのは1992年のこと。淑徳短期大学で日本宗教学会が開かれたとき、先生はクロークを担当していた。本務校なので駆り出されたわけだ。そのときはまだ面識がなかったが、嬉々としてクロークの仕事をしている姿がとても印象に残った。

知己を得たのは、鈴木忠志さんが静岡芸術劇場に携わっていたときだと思う。それ以降、歌舞伎座などでもよくお会いしたが、たまたまNHK文化センター青山教室で講師をしていたとき、同じ時間に講座があり、始まる前にいろいろお話ができた。

一昨年から昨年にかけては、その青山教室で、渡辺先生の歌舞伎についての講座を何度か拝聴した。そのときは、そうとうこの先生は悪口という印象を受けたが、それが最後の思い出になった。その後、倒れて骨折になり、それで動けなくなったと聞いた。恒例の歌舞伎評も、昨年の6月で途絶えてしまい、私たち歌舞伎ファンは指針を失った思いがしていた。

いろいろお付き合いできたことは、私にとって幸福なことだった。ご冥福をお祈りしたいが、あの世では、かつての名優たちの芝居をまたご覧になっていることだろう。

September 06, 2026

9月6日(日)目黒の大鳥神社で桜月流の奉納を見る

昨日は午後に、さいたま新都市のNHK文化センターさいたまスーパーアリーナ教室で神社について講義。今回は秩父神社の夜祭を取り上げたが、この講座30回目になった。

銀座へ出て、サウンドクリエイトで、LP12の音飛びについて聞いてみる。何が原因が見てもらうことになった。

有楽町から目黒へ。有隣堂でゆっくりと本を見てみた。

そのあと、大鳥神社へ。

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桜月流の恒例の奉納。演者が子供たちを含め、だんだんうまくなっていた迫力もましてきた。

最後に、スターウォーズのような光る剣が登場し、それを松木君がふったので、観客は驚いていた。

September 02, 2026

9月2日(水)昨日は一家で魚粋へ

昨日の夜は久しぶりに一家で近くの魚粋へ。なかなか3人がそろわない。

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スペシャルな日本酒は、島根県松江市の王祿酒造のもの。無濾過なので、活性炭などの濾過剤は使われていない。すっきりして濃厚。
店主と話をしていて、熊本に同じ名前の魚粋という店があり、たまに予約が間違ってはいるという。東北にも読みが違うが、同じ漢字を使った店があるらしい。

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魚粋の名物の一つはブランデーケーキだが、娘の食べ方。最初に真ん中を食べ、そのあとにブランデーがしみている外側を食べる。

 

 

September 01, 2026

9月1日(火)新宿ピット・インで紅山彦を聴く

ようやくエアコンも直ったが、すでに涼しいモードに入っている。

夕方新宿へ。ピット・インで、「紅山彦」を、サウンドクリエイトの竹田さんと聴く。竹田さんが、ポッドキャストで佐藤允彦トリオの名作『パラジウム』を取り上げたことがあり、それでお誘いした。

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佐藤さんの演奏は昔、とくに富樫雅彦さんとの演奏をよく聞いたが、今回は、11年ぶり。前回は同じピットインで菊地雅章さんの追悼ライブがあり、そのとき以来。

最初は「俳句」という最後が575からなっているフリーな演奏からはじまり、トルコの7拍子のトラディショナルへ。その曲、曲名がわからないらしいが、高田みどりさんがこれ面白いといったらしい。今頃、利賀村では高田さんは「ギャーテイギャーテイ」をやっているところだろう。

あとは、変拍子が続き、後半もいろいろ。佐藤さん84歳だが、まったく元気。ジャズの奏者は、昔は麻薬で短命だったが、今はかなり長生きで、しかも元気。なによりだ。

8月は歌舞伎が新橋演舞場と歌舞伎座の2,3部。ライブが、4回目。よく楽しんだ。

August 31, 2026

8月31日(月)ようやく書斎のエアコンが新しいものになった

散歩で見つけたポスト。

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スイカになっている。

エアコンが故障していて、なかなか新しいものにならなかったが、昨日ようやく取り付けが終わった。

今年は、猛暑日が少なく、それで助かったが、西日本のように酷暑日が訪れたら、どうにもならなかった。

今年の夏は、いろいろと不具合があり、まだ全部は解決していない。厄介なことが多い。

August 29, 2026

8月29日(土)柏で柏神社を見つけた

この前の木曜日、柏のNHK文化センターで講義したとき、二コマあり、その間時間があったので、柏駅周辺を散歩した。

そこで見つけたのが、柏神社。

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柏神社では、祭神がわからないが、由緒を見ると、かなり変わっていた。

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そこには、「柏神社は、山形県の出羽三山(月山・湯殿山・羽黒山)にそれぞれ祀られる神々を羽黒山に合祭し三神合祭殿と称して鎮座する出羽神社と、京都・祇園に鎮座する八坂神社の合祀社であり、正式名称は宗教法人羽黒神社である。
 御祭神は、月山神社の月讀尊、湯殿山神社の大山祇命、大己貴命、少彦名命、羽黒山出羽神社の伊氐波神、稲魂魂命、八坂神社の素盞嗚尊とその妃稲田姫命が祀られている。
 出羽三山に祀られる神々がこの地の近くに迎い祀られたのは万治三年(一六六〇年頃)と言い伝えられている。そこに祀られていた羽黒神社、その他、この地域に祀られていた神々が現在のこの境内に移されたのは明治二十一年(一八八〇年)となる。一方、八坂神社は万治四年〜寛文元年(一六六一年頃)当時流行した病より人々の命を守るため、この境内に祀られた。その昔は天王様と呼ばれこの地域の人々に信仰されていた。」とある。

 実は羽黒神社で、出羽三山由来。そこに、昔は牛頭天王を祀っていたということ。関係のなかったものが合祀されたようだ。

August 26, 2026

8月26日(水)朝カルの講座に行き久しぶりに島薗進さんに会う

今日は午前中、新宿の朝カルで日本人の信仰の歴史の講座、今回は古事記について語る。次回は、考古学前史について扱う。

そのまま四谷へ。三金で昼食をとったあと、久しぶりに「イーグル」へ。

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最初レコードがかかったが、あとはcd。もう少しアナログが聞きたかった。

戻って、朝カルで黒崎さんの講義を聴く。前回予告されたとおり、西周がいかに主観という訳語にたどり着いたという話だが、用意されたものはほとんど終わらず、未完。そこが主体性をめぐるこの講義の面白さ。次回も期待できる。

終わったところで、かなり久しぶりに島薗進さんと出会う。黒崎さんを紹介する。

偶然というのは恐ろしいもので、今日、「読書人」のほうから、島薗さん編著の宗教と戦争についての本の書評を頼まれていた。これは、引き受けないわけにはいかない。

 

 

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