昨日は、まず11月末に出したばかりの幻冬舎新書『無縁仏でいい、という選択』の3刷が決定した。2刷がまだ出来上がっていない段階なので早い。
松竹の歌舞伎会からは、今年もゴールド会員というお知らせとともに、手帖と折りたたみ傘のカバーがプレゼントされた。
夜は、紀尾井町夜話。橋之助、男寅、莟玉の出演。この若手三人は新春浅草歌舞伎の出演者。
松緑だけ年上なので、若手歌舞伎役者が、先輩にどう演技を教わるか、それを指南する塾のような話になった。それはそれで面白かった。
今日は午前中、朝日カルチャーセンター新宿教室で宗教で読み解く世界の三回目で正教会の動向について話しをする。ロシア正教会がいかに世界に影響を与えているのか、ほとんど知られていない話をした。
終わってから三越前へ。三井記念美術館で「国宝熊野御幸記と藤原定家の書」展を観る。
中心となる「御幸記」などが展示されている部屋だけ撮影可。国宝が写真にとれるのは珍しい。他に、定家や大嘗会の記録も書写している。図録を買って帰る。
昨日の午後は歌舞伎座へ。3部制の2部を見る。
2部は、「丸橋忠弥」が講談で、「芝浜革財布」が落語。「丸橋忠弥」、これまで1度くらいしか見ていないと思うが、今回はかなり手が入っているようだ。後半の立ち回りがなかなか。特に最後の部分、歌舞伎の立ち回りにはない速さ。これをこなすのは大変。松緑も、次はあるだろうか。
「芝浜革財布」では、寺島しのぶが女房役。歌舞伎座では2度目だが、声の細さは弱点。ただ、本当の女性なので、夫との夫婦の情愛はリアル。これが女形だと違う。セリフ回しは、菊五郎親子そっくり。獅童が、大げさなところがなくなって渋く、なかなか良かった。
東銀座から浅草へ。浅草寺のプロジェクトマッピングを見る。
二天門でも五重塔でもやっていたが、やはり見ごたえがあるのは、正面の宝蔵門のもの。絶えずくり返し上演されるので見やすい。
途中こんなところも。改めて亀蔵の死を思う。
最後は神谷バー。
最後に食べたハンバーグ、なかなかおいしかった。
昨日は、『無縁仏でいい、という選択』の大きな広告が読売新聞に出た。
棺桶と無縁仏というのは、ちょっと興味深い。
夕方新宿へ。朝日カルチャーセンター新宿教室で、哲学者の黒崎政男さんと社会学者の大澤真幸さんと鼎談をする。
テーマは、オウム事件とWindows95が出た1995年から30年ということで、その間の変化を考えた。
大澤さんが、オウム事件について「虚構の時代」と指摘したことをきっかけに、最終的には「人間の終わり」のような話になった。
終わってから、近くの中華料理店で打ち上げ。あわせて、今度退職されるカルチャーセンターの平田さんのお疲れ会。
鼎談の方は、半年後にまたということになっている。今度はどんな話になるか。
2年前にも受けたのだが、南ドイツ新聞の記者から取材を受けた。今回は、日本宗教とタブーの問題についてで、高市首相が誕生して女性が大相撲の土俵にあがれるかどうかがきっかけのようだ。いろいろと質問に答える。
その記者は、6年の日本滞在を終えるというので、その間に日本がどう変わったかを聞いてみた。あまり変わってはいないが、少し日本人は奥に引っ込むようになったのではないかということ。韓国の特派員も兼ねているので、激動の韓国と比べてということがあるらしい。次にはインドに赴任するらしい。
終わってから、ユニクロに買い物に行き、妻とお茶をする。
はじめて入ったところで、101世田谷堂というらしい。コーヒーとプリンを食べたが、スープカレーの店のようで、写真を見た限り美味しそう。今度、それを試してみたい。
第4木曜日は、NHK文化センターの柏教室での講義。昨日は、鳥居、狛犬、注連縄について話しをした。
終わってから、遠くまで来たので、柏の鰻を食べることにした。駅のすぐ南にある芳野屋という店。時間が早かったので、客は私一人だった。
途中、テイクアウトの人が一人来ただけ。
15分くらいして鰻重が運ばれててきた。一匹ということで、一匹半だと複数の人間で頼まないといけない。
お通しもついただが、これは選択が可能でリーズナブル。鰻はふっくらして、焼きかげんもいい。最近食べた中では一番おいしかった。
店も移転してきて間もないらしく、モダンできれい。ただ、帰りが遠いのが難点で、経堂に着くころには鰻を食べた幸福感が薄れた。
午前中は、なぜか一家で赤堤の編集工学研究所の「別典祭」へ。
工作舎の時代に、松岡正剛さんには大変お世話になったし、またいろいろ面白い体験もさせてもらった。ただ、その後は会う機会がなく、昨年松岡さんは亡くなられてしまった。よって、今日は写真でではあるが45年ぶりの再会を果たす。松岡さんの千夜千冊では、私が翻訳した『虚無の信仰』を取り上げてもらっている。
そこでは、オウム事件以降の私のことについても書いてくれている。その意味では生前にお会いしたかった。
その後、昼食をとっているときに、歌舞伎役者の片岡亀蔵さんが火事で亡くなられたというニュースを知り、驚いた。来月は京都の顔見世で、「俊寛」の瀬尾を拝見するはずだった。生の亀蔵さんは、歌舞伎座の前で一度、歌舞伎座の近くの立ち食い蕎麦屋で一度お顔を拝見したことがある。火事とは、病気とは違い、なんとも言えない空白が残る。本当に残念な方を亡くした気がする。
午後は、霞町音楽堂へ。山口ちなみさんの「ケルンコンサート」の録音が出来上がったということで、そのお披露目に業界関係者を呼んで演奏会。ケルンのパート1と最後を演奏してくれた。
今日初めて知ったが、なんとライブ盤も出るとか。その収録は来月行われるようだ。
Recent Comments