9月14日(月)歌舞伎座秀山祭は夜の部
一昨日、仙台日帰りで学会発表とカルチャーセンターのは講座をやったので、昨日はさすがに疲れた。
ただ、午後、歌舞伎座へ。夜の部を見に行く。
10年目の秀山祭ということだが、第2日曜日はイヤホンガイドが無料。試してみた。
解説で知らないことを教えてもらえるが、舞台に集中するのが難しくなる面もあった。
演目は、ベテラン女形三人の「雛鶴三番叟」から。三番叟の迫力はないが、優雅。
次は「沼津」。今日は仁左衛門の日。十兵衛は久しぶりらしいが、その声のつや、体の身のこなしはとてもその年齢には思えない。客席に降りていくとき、年取って見える歌六より年齢が上という捨てセリフが入ったが、そこが驚異的。途中竹本が葵大夫に変わって、全体が一般したのがすごい。吉右衛門に愛された葵大夫に、吉右衛門の霊が降臨したかのようだった。
次は、気分を変えてということで、「京人形」。時蔵が美しいし、松緑との踊りが息がそろって面白い。
最後は、問題の染五郎の「一条大蔵卿」。酷評もされている。ただ、「檜垣」がないので、作り阿呆という点が観客にはよくわからない。こうした上演の仕方も、とくに高麗屋がやっているようだが、どうだろうか。これでは、そもそも難しい。
何より若いので、人間としての中身がつまっていない。そこが長成のような難しい人間を表現するには足りない。「檜垣」からやってもらわないと、真価はわからないだろう。
経堂に戻って、魚粋。せっかく仙台にいったのに何も楽しまなかったので、せめて宮城の酒を所望。
「あたごのまつ」をワイングラスで。


























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