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October 20, 2019

10月20日(土)一家で「ジョーカー」を見る

昨日は家族3人で映画を見に行った。もうこうしたことが珍しくなった。

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見た映画は話題の「ジョーカー」。新宿のピカデリーでほぼ満員だった。

この映画について、事前に知っていたのは、主演が若くして亡くなったリバー・フェニックスの弟だということと、監督が「ハングオーバー」の監督だということ。「ハングオーバー」は、ばかばかしい映画ではあるが、それが行くところまでいっていて、おもしろい。シリーズは、すべて自宅で全部見ている。

最初は何の物語かよくわからない感じがしたが、主演のホアキン・フェニックスの演技がすばらしい。重要な役は、ほかに、テレビ番組の司会者のロバート・デニーロだけ。CGも使われているのかもしれないが、目立たない。

久しぶりにまともな映画を見た気がした。

October 19, 2019

10月19日(土)野球はつくづく特殊なスポーツだと思った

昨日野球と暴力について取材を受けた。

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たまに、この種の取材がある。禅寺での暴力的な修行が、日本の軍隊のしごきになり、それが戦後、野球界に蔓延したということなら、宗教と暴力は密接に関連する。道元のついた中国の禅僧、如浄が修行のために暴力をふるったことに究極的には行きつく。

ただ、今回取材を受けながら感じたのは野球の特殊性。一番特殊なのは、監督もユニフォームを着て、ベンチにいること。他のスポーツでは、監督がユニフォークを着ることはないし、細かく指示を出すこともない。これはプロのやり方で、高校生もそれに従っている。本来なら、教育を目的とするということだと、監督抜きに試合をするのが本筋ではなかろうか。

もう一つは、これはラグビーと対称的だが、野球は相手の反則を誘うものではないということ。もちろん反則はあるが、それは自動的に適用されるし、ゲームを左右することもほとんどない。それによって、審判の権威は自ずと低くなる。ただの判定者ともいえる。

なぜ、こうした構造をもつ野球がアメリカで生まれたのだろうか。アメリカ生まれの他のスポーツには、野球と共通するところはない。野球とは何か。もう一度考えたほうがいいのかもしれない。

October 18, 2019

10月18日(金)『日本の寺社 行事巡り100選』の見本が届いた

 監修本の『日本の寺社 行事巡り100選』の見本が届いた。10万部を超えた『日本の神社100選』のシリーズといったところ。

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監修者の仕事としては、100選ぶときにアドバイス。原稿ができたら、それに目を通して、おかしなところは直す。そのうえで、まえがきを書く。それなりにやらなければならないことがある。

寺社の行事は期間も限られているので、なかなかそれに接することが難しい。このムックを見ていると、ずいぶん見ていないものがあるのに気づく。行ってみたいと思わせるところも少なくない。

 

October 17, 2019

10月17日(木)「空海と王権」の講義と「正倉院の世界」展

昨日の午前中は、新宿の朝日カルチャーセンターで「空海と王権」の講義。20名を超えていたが、いつもの神社の秘密シリーズよりも少ない。やはり神道の方がいいのだろうか。

昼食の後、鶯谷へ。国立博物館。『正倉院の世界』展を見るため。

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即位記念の特別展ということになっている。10月の末から11月のはじめにかけて奈良の国立博物館で開かれる「正倉院展」が東京に主張してきたかのようだが、東京国立博物館にある法隆寺の献納品もあわせて展示されている。それに、模造も多い。そこには文化財の保存修理の問題もあり、博物館としては力を入れていることだろう。五弦琵琶など見事な複製が造られている。

なんどか奈良の「正倉院展」に行っているが、そのとき一番驚かされるのは漆の工芸品。これが実に美しい。今回はそうしたものがあまりなかったのは残念。

October 14, 2019

10月14日(月)ミュージックバードとライフエンディングフェア

台風一過の日曜日は、午後、ミュージックバードの収録で、FM東京へ。4回目の出演だろうか。一緒にサウンドクリエイトの竹田さんが前回同様に出演。彼女は、エラとサラの比較をしたが、寺島さんはこうした時代のジャズボーカルがお嫌いとのこと。番組でもこれまでにかかったことがないと。

私は、家にあるCDが限られているが、ミッシュル・ペトルチアーニの「Trio in Tokyo」、スコット・ハミルトンなどをかける。スコット・ハミルトンは正統派のジャズファンからは嫌われているらしい。そんな話で盛り上がる。終わってから、近くの中華料理店で食事。

月曜日は、鎌田へ。キリスト教関係の終活フェアに講師として呼ばれる。

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 私が基調講演を行い、あとは、浦上さんという浄土真宗の僧侶の方と、先日対談した国際基督教大学の大和先生とシンポジウム。いろいろと勝手なことを言わせてもらった。

October 12, 2019

10月12日(土)委員会の収録で久しぶりに田嶋陽子さんに会い運転手さんからは他国侵逼難

恐ろしい台風が来ている。

昨日は、大阪へ。読売テレビの「そんなこと言って委員会」の収録。2時間半スペシャルということで、昭和、平成、令和の各種の事件を扱う。そのなかで宗教も取り上げらえることになり、ゲストで呼ばれたのだが、収録が長く、宗教のコーナーは最後だったので、コメンテーターの方々もお疲れのご様子。その分、落ち着いて話すことができたが、宗教の扱いも令和になって変わった気が改めてした。

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終わってから、廊下で田嶋陽子さんと立ち話。ずいぶんお会いしていなかった気がした。そこでチラシを渡されたのだが、ちょうどそれは私の誕生日。そこから年齢の話になったのだが、田嶋さんは安楽死のことをひそかに考えているということで、そうした本を書いてくれと頼まれた。

タクシーで新大阪へ行ったのだが、道路が混んでいた。そのタクシーの運転手さん、大阪の街に外国人が増えているという話から、急に、「他国侵逼難」と言い出した。一瞬、聴いたことのある言葉だが、これは何だろうと考えたが、まさか日蓮の予言を運転手さんがしようとは。創価学会の方だろうか。とりあえず、「日蓮ですね」と言っておいた。

新幹線、新横浜の手前までは無事に来たが、東京駅が混雑しているということで、そこからなかなか動かなくなり、品川に45分遅れ。これも台風の余波だろう。

October 11, 2019

10月11日(金)御厨さんの愛人放談

昨日は東京女子大で授業をしたあと、井の頭線で渋谷へ。渋谷からバス。広尾の山種美術館に近い、写真集食堂めぐたまへ。

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御厨貴+ときたま「コトバの愛人放談」7というイベント。

昨年は御厨さんが病気をされ、それで開かれなかったというが、私ははじめての参加。御厨さんも、感染症が完全に治って、6月にお会いしたときよりもはるかに元気。

放談では、病気と入院生活の話が前半で、後半は、小泉進次郎について。安倍政権がどのように終わり、また、どのように復活するか。小泉宰相の芽はあるのかなど、興味深い話を聞く。

 

October 06, 2019

10月6日(日)孫の保育園の運動会と歌舞伎座夜の部

土曜日は二週連続孫の運動会。今度は保育園だが、会場は同じ小学校。気温が高く、日向にいるとかなり暑い。年齢がしだいに上がっていくようなプログラムなので、子どもがどのように成長していくものかがよく分かった。

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昼食をとったあと、歌舞伎座へ。夜の部を見る。『三人吉三」の通しと、「二人静」。後者はほぼ新作。

「三人吉三」は、お譲吉三を松也と梅枝が交代で演じるが、この日は梅枝。和尚が松緑で、お坊が愛之助。他に伝吉が歌六で、十三郎が巳之助、おとせが右近。前に、松緑と愛之助で同じ役での共演があった。したがって、全体にしっくりとしていて、悪くない。意外にいいのが愛之助で、梅枝もがんばっている。巳之助と右近も、控えめで可憐。松緑もあまり悪い癖が出ず、たしかに父親に似ているところがある。

問題は、「二人静」の方。最近の玉三郎は、踊れない分、演出にこるが、今回はあまり成功していない。能の「二人静」は見ていないが、仮面をつけてシンクロするところが見せ所らしい。こちらは、仮面がないので、シンクロはしやすいが、「二人道成寺」や「二人藤娘」の面白さはまるでない。竹本の三味線がなぜ出ているかも不明。社家を現在のような神職としてとらえているのも疑問。鎌倉時代の社家は、今の神職とは違うし、社僧の可能性が高い。ここは、調べてみないといけないだろう。

 

October 04, 2019

10月4日(金)歌舞伎座昼の部とマジコのスピーカー

歌舞伎座昼の部へ行く。お客が集まりそうな感じではなく、実際すいていた。

 

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「廓三番叟」は、その仕掛けが生きていないような気がした。踊り手のせいか。「御摂勧進帳」は松緑がよくない。台詞の悪い癖がでている。大きな声を出そうとして、それで上滑りしているのか。先月の松王丸代役とは違う。最近心境著しい亀蔵が、義経を好演している気がした。

一番面白かったのは、愛之助の「蜘蛛絲梓弦」。愛嬌のあるところがいい。

最後は、「お祭り佐七」。これまでも見たことがあるはずだが、悲惨さばかりが際立って、観客もわかない。終わってから、不満の声がもれていた。菊五郎の肉体ということがここのところ問題になるが、團蔵まで怪しい。病気でもしたのだろうか。それも気になるし、若さが全体にない。

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終わってからサウドクリエイトへ。マジコが聴けるということで寄ってみたが、竹田さんから、こられるような気がしてと言われた。うまく鳴っていた。オーディオ談義のシーズン4で使えるかもしれない。

 

October 03, 2019

10月3日(木)本居宣長って何なんだ

10月に入ってもまだ暑い。そんななか、大和魂についての本を書いていて、本居宣長について調べている。

宣長という人、ある意味、ただの町医者だった。医業を生業としつつ、古典についての研究を重ね、源氏物語や古事記の読み、解釈に多大な影響を残した。在野の思想家とも言えるが、大学制度のない時代には、学問をするということは、そういう生活をするということだったのかもしれない。

宣長は、今なら、国文学者ということになろうが、国学者としてとらえられている。国学というのは、日本にしかない学問の大系で、古典や古代史の研究でありつつ、そこに一定のイデオロギーがかかわり、特殊な雰囲気を漂わせている。その分、正体がわかったようでわからないところがある。

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宣長については多くの本が書かれているが、そこには、小林秀雄の『本居宣長』の影響が大きい。もし小林が宣長を論じなかったとしたら、その後の宣長論はずいぶんと違うものになっていただろうし、それほど関心を集めなかったかもしれない。しかも、ここが重要だが、小林が何を言っているのか、それがよくわからない。最近、橋爪大三郎氏が、『小林秀雄の悲哀』を書いて、そこらあたりのことを鋭く解明してくれている。橋爪氏のような合理主義者からすれば、小林の議論は錯綜しているとしか思えないのだろう。

ある人物が歴史に名を留める上では、その人間を高く評価する人物の存在が不可欠だ。宣長は、それに恵まれた。本人は、そんなことになろうとは少しも考えずに死んだことだろう。

 

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