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December 06, 2024

12月6日(金)12月大歌舞伎第1部と第2部を見る

歌舞伎座へ。3部制のうち、今日は1部と2部を見る。

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第1部は「あらしのよるに」。これは、南座の初演を見て以来。今回手を入れたようで、登場人物も少し増えている。最初の場面は、おそらく初演の時にはなかったものだろう。歌舞伎らしさを出そうとしているようだが、その場面自体はあまり面白くない。筋を通すためか。

やはり、あらしの夜にガブとメイが出会うところが、もっとも印象的。好きだけど食べたいの葛藤が、これもなかったのかもしれないが、竹本との掛け合いで表現されている。

途中、澤村清四郎の襲名披露があった。

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涙のあいさつで、初日もそうだったらしいが、ずっと泣いているのだろうか。それほど、歌舞伎界に生まれたわけではない人間が「幹部」に上り詰めるのは大変なことだ。

第2部は、「加賀鳶」と「鷺娘」。天神町梅吉と竹垣道玄は松緑の初演。不思議な体の動きをしていた。この演目、昔、富十郎の道玄で、悪事がバレたときの顔を思い出した。はじめてこの演目を見たときのことだと思うが、最初印象に残ったものは忘れないものだ。

「鷺娘」も、昔の玉三郎を思い出した。今の七之助より年はとっていたはずだが、からだの動きが猛烈にダイナミックで、それが印象に残っている。それに比較すると、全体に静。どう鷺娘を表現しようとしているのか、それがわかりにくかった。

 

December 04, 2024

12月4日(水)『週刊ポスト』の墓じまい特集に私のインタビュー記事が

今発売されている『週刊ポスト』は墓じまいの特集で、そこに私のインタビュー記事が。

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掲載されているのを教えてくれたのは、床屋。その床屋は、最近墓じまいをしたとのこと。

更地になっても、新たな買い手がないようで、その分、金をとられた模様。

December 03, 2024

12月3日(火)監修本『ビジュアル図鑑 聖書の人々』の見本が届く

監修したものだが、『ビジュアル図鑑 聖書の人々』の見本が届いた。

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これは、以前にカイゼンという同じ出版社から出ていたものを、子供向けの図鑑にしたもの。

そんなもの、子どもが興味をもつのかと思ったが、アニメやゲームなどに、聖書のキャラクターが登場することもあり、けっこう関心がもたれているらしい。12月5日の発売ということは、クリスマス月と関連するらしい。

たしかに、旧約にしても新訳にしても、キャラの際立った登場人物が多数登場する。映画にもよく出てくる。

これを見ていると、改めて物語としての聖書の強さを再確認した気がした。

December 01, 2024

12月1日(日)近くの紅葉散歩と馬事公苑の大会

今日は付近の紅葉めぐりの散歩をした。まずは、豪徳寺。

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こちらは海外からの観光客を含め実に人が多い。豪徳寺駅の南側の商店街は、しだいに、こうした観光客を相手にした店に変わっていくような予感がする。すでにそうした店が、宮の坂駅にも。

ボロ市商店街で昼食にそばを食べた後、実相院に。こちらは、ほとんど人がいない。

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ただ、まるで京都にいるような見事な紅葉。

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銀杏も鮮やか。

さらに馬事公苑まで足を伸ばしたら、馬術の大会をやっていた。

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RRCという大会で、競走馬を引退した馬たちの障害馬術競技。なかには、ディープインパクトの子どもまでいた。

 

November 30, 2024

11月30日(土)横浜ベイスターズの日本一優勝パレードに行く

今日は横浜へ行ってきた。横浜ベイスターズの優勝パレードを見るため。

日本大通りの駅で降りたが、予想されたように、沿道にはすごい人。少し海側に移動する。それでもきつきつ。

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肉眼ではよく見えなかったが、ミニ望遠で撮ったので、それを見ると選手がよくわかる。

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スターマンも参加。

残念ながら監督や牧などは見ることができなかった。

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終わってから、山下公園に行き、横浜スタジアムにも。グッズを買うために長蛇の列。

中華街を通って帰ろうとしたが、こちらもすごい混雑。

November 29, 2024

11月29日(金)解説動画が見られる新刊本『あなたらしい終活をするために』が刊行された

新刊が発売になった。初めて終活について書いた『あなたらしい終活をするために』。

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新しい試みとしては、本の内容に関係する著者の解説動画が見られるようになっていること。出版元はアスク。

本の内容紹介を上げれば、次のよう。

介護されるってどういうこと?
相続は、お墓はどうしたらいいの?
終活ってそもそもどんなことを、どう考えていったらいいの?
そんな疑問を島田裕巳がひとつひとつ整理していきます。
自分なりの終活を準備するための一冊です。
いまどきは「断捨離」をしたほうがよいと考えている人が多いかもしれませんが、著者は必ずしもそうではありません。
「断捨離できない!」と困っている方には朗報です。
自分なりの終活をしていけばよいのです。
自分なりの終活をするなかで、特に押さえておきたいポイント(相続、お墓、人間関係、認知症になったらどうするか)を、著者が丁寧に解説していきます。

November 28, 2024

11月28日(木)Linnの50周年記念イベントに行く

今日の午後は赤坂へ。バスタブブランドのHIDEOのショールームで、Linnの50周年イベントが開かれた。

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ギラートも来日して、フラッグシップでのデモがあった。HIDEOというメーカーを知らなかったが、高級ホテルなどにバスタブを供給しているらしい。その紹介を見ていて、京都のホテル・グランビアのプールにあるジャグジーがこのメーカーのものであることに気づいた。そのことについて、社長と話をしたが、社長もLinnのユーザーとのこと。

ほかに、新しいLinnのスピーカーも鳴っていたが、なかなかよい音だった。

November 26, 2024

11月26日(火)101歳で薨去された三笠宮百合子妃についてプレジデントオンラインに寄稿した

昨日は、三笠宮百合子妃の通夜が営まれた。本日、葬儀にあたる斂葬の儀が営まれることになる。

それに関連して、皇室論の第12弾として、「「ズボンに沼津を入れといてくれ」を一瞬で理解する75年愛…百合子妃が遺した三笠宮崇仁親王との夫婦漫才」をプレジデントオンラインに寄稿した。

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その中で取り上げている『三笠宮崇仁親王』の本はこちら。

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世に「鈍器本」というジャンルがあるが、これはそのなかでも超ド級のもの。

November 25, 2024

11月25日(月)紅葉はさほど楽しめない京都の六波羅蜜寺御開帳と神護寺・高山寺

六波羅蜜寺の十一面観音像が十二年ぶりに御開帳ということで、昨日京都へ行った。前回も行っているが、もう12年経ったのだと思うと、月日のたつのは早いものだ。秘仏のため、金箔が良く残っている。できれば、全体が見えるといいのだが、化仏の部分が見えないのは残念。ただ、拝観料はなし。無料で拝むことができる。

その後、最近監修で出した『京都の古寺100選』で行ったことがないところに行ってみる。平等寺因幡堂は庶民信仰の場所。仏光寺派、真宗仏光寺派の本山で、相当な規模を誇っている。境内に大銀杏があるが、まだ黄色くなっていなかった。

錦市場を通ったら、アニメの世界に出てくるような商店街になっていた驚く。それにしてもエビを焼いたのが1本900円と、バカ高い。錦天満宮により、そこから染殿院。ここは入り口が分からなくて迷った。かなり小さい。しかも、甘栗屋から自動ドアの先にあったりする。そこで甘栗を買うが、これはうまかった。さらに蛸薬師堂。こちらも庶民信仰。

進々堂で、一休みして、祇園かわもとへ。若大将、先週急に声が出なくなったとのこと。回復しつつあるということで、一安心。

まだ時間が早かったので、清水寺のライトアップへ。それほど混んではいなかった。

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宿泊は、八条の都ホテル。

今日は、バスで神護寺へ。50分の予定が、1時間20分くらいかかった。前回、石段を登るのに難儀した思いがあり、再チャレンジ。しかし、覚悟していると、さほどでもなかった。むしろ、降りる方がきつい。これは年のせいだ。膝が痛くなる。

紅葉は、あまり美しくなかった。夏の気温が高かったせいだろうが、こうなるとあの色鮮やかな京都の紅葉は望めないのかもしれない。

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神護寺から高山寺へ歩く。高山寺ははじめて。明恵開山の寺だが、本堂は小さく、全体の寺という感覚がない。国宝の石水院が見どころ。

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「鳥獣戯画」をはじめ、いくつもの寺宝があるはずだが、公開はされていない。

というわけで、紅葉はさほど楽しめない京都の旅だった。

 

November 23, 2024

11月23日(土)紀尾井町家話は156夜で團蔵逝去の報を聞く

昨日の夜は、紀尾井町夜話特別編「紀尾井町家話156夜」を見る。

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それにしてもよく続いているものだ。昨夜は、右團次、九團次、廣松が出演で、亀蔵がアシスタント。

九團次と廣松は、その前の日に立川歌舞伎で見た。皆、はじめての出演らしく、その点で新鮮だった。歌舞伎の外の世界にいた人間がいかに歌舞伎役者になったのか、その点も興味深かった。

右團次が還暦を過ぎているとは意外。たしかに芸歴が長いのだから、それも不思議ではないが、年に見えない若々しさがある。ただ、一時ほど、体を使った演技をしていないのは事実かもしれない。

今日は團蔵が亡くなったとの知らせ。まだ73歳。最後の舞台は、「四千両」で、それは見た。わき役として貴重な存在だっただけに惜しまれる。

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