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February 21, 2019

2月21日(木)葬式のことが分からなくなってきた今という時代

昨年一年間で亡くなった人の数は、136万9000人。前年が134万人だから、3万人近く増えた。もうすぐ140万人を超えるだろう。亡くなる人が多いのは冬。新聞の死亡広告も、この季節が多くなる。そのせいで、冬には葬儀関係の取材が多い。そして、夏のお盆の時期になると、今度は墓のことが話題になる。

最近は、私の『葬式は、要らない』の影響もあるらしいのだが、葬式の簡略化が進み、葬式に呼ばれることも少なくなってきた。私も数年、参列する機会がない。知り合いが亡くなっても、家族だけで済ませたという通知が後になってくるだけになってきた。

そうなると、葬式に接する機会が激減していて、その分、実際に葬式を出さなければならないことになると、どうしていいかわからなくなる。葬式の仕組みがわかっていないので、適切な費用なのかどうかの判断も下せない。戒名も、それがいったいどういう意味を持っているかはまるで分っていないし、墓のことまでトータルに考えなければいけないのに、それができない。

葬式がなくなってきた時代だからこそ、葬式、戒名、墓についての知識がかえって必要なのかもしれない。

February 19, 2019

2月19日(火)なんと『葬式が、要らない』が14刷になった

『葬式は、要らない』が重版になった。

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この本が出たのは、2010年1月のこと。もうそれから9年が経った。13刷が2011年11月。それ以来の14刷となった。これだけ間があいて重版ということも珍しい。

最近、これまで葬式のことを取り上げることが少なかった週刊誌から立て続けに取材を受けた。多死社会のなかで、葬式をどうするか、関心が強まっているのだろう。それと重版とは関係している気がする。


February 18, 2019

2月18日(月)羽根木公園の梅まつりに行く

昨日は午後、羽根木公園の梅まつりに行ってきた。

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まったく例年通りだが、舞台の方で若者がエイサーだかなんだかをやっていた。ほかは変わらず。遅くいったので、食べ物もほとんど終わっていた。

梅が丘に公園があるが、経堂の人と今まであったことがない。どうも経堂の人はあまり羽根木公園には行かないようで、雰囲気も若干違う。我が家は、豪徳寺よりなので歩いていく気になるが、千歳船橋寄りの人だと電車以外に選択肢がなく、あまり行こうとはしないのかもしれない。

同じ地域でも、ちょっと場所が違うと、いろいろなことが変わる。帰りは業務スーパーによって買い物。これも、経堂にはない。


February 15, 2019

2月15日(金)宗教学の教科書ができた

今度日本評論社から『教養としての宗教学』という本が刊行される。今年の2冊目。

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日本評論社とは縁が深くて、ずいぶん昔に出した『個室』などはここが出版元になっている。付き合っている出版社として歴史が古い。今回の本は、東京女子大学で続けている「宗教学」の授業がもとになっている。この授業では、通過儀礼を軸に宗教について教えていて、そこで取り上げた話題が軸になっている。

はじめて宗教学の教科書を書いたことになる。なかなかできがいいので、次はもう一つの授業、「宗教史」も教科書にしたくなった。


February 10, 2019

2月10日(日)2月大歌舞伎辰之助追善はとても満足

昨日は歌舞伎座夜の部に行き、今日は昼の部に行った。夜の部の方は、久しぶりに一階一列目。しかも、芝居の内容がいいので、昼夜とも堪能した。

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とにかく役者がそろっている、人間国宝が4人も出て、しかも辰之助追善。2月で、ほかに歌舞伎の公演がないということも影響している。1月とは大きな違いだ。もしかしたら、2月が歌舞伎の見ごろなのか。そんな気もした。

かぶりつきで見た「熊谷陣屋」は、前半、吉右衛門がすでに人間の域を超えていしまっているのを同じ空間のなかで目の当たりにしたということで圧巻。後半、出家のところで、法然のもとへ行ける喜びをこれまでになく強調したところがよい気がしたが、最後は、涙になり、もう一つ先に喜びと悲しみの交錯した世界があるのではと思わせた。

左近が五郎をつとめた「當年祝春駒」でも、梅玉、又五郎、錦之助と役者がちゃんとそろっている。松緑の辰之助追善の演目「名月八幡祭」は、玉三郎と仁左衛門のコンビが、結局はいい加減な江戸の悪者のありようをリアルに示して、前に松緑で見た時とは大違い。ほかにも、歌六の魚惣が大進歩。

昼の部では、最初の「すし屋」。これはなかなか手ごわいのではと思っていたが、最初、松緑が泣かせた。これは大進歩。意外に良かったのが、新悟の若葉の内侍。これだけできるとは思わなかった。

期待外れだったのが、「暗闇の丑松」。菊五郎のからだの動きが、丑松にどうしてもなり切れない。リアルな新歌舞伎だけに、年齢的な問題もある。それに、話が難しいし、冗長な感じもした。辰之助の例が菊五郎に乗り移るのかと思ったものの、そうはならなかった。最後は、「団子売」。この演目と言えば、孝太郎で、孝太郎と言えば「団子売」。さすがにお手の物。

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日曜日は、終わってからサウンドクリエイトへ。謎の物体が入ってきたというので、それを聴いた。


February 08, 2019

2月8日(金)ハイエンド・スピーカーの饗宴

ちょっと迷っていたが、昨日、『親が創価学会』の初稿ゲラを受け取る一つ用もあったので、午後銀座へ行った。

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喫茶店でゲラを受け取ったあと、ハイエンドのスピーカーがそろっているというサウンドクリエイトのラウンジに行く。
並んでいたのは、YG Acoustics Hailey2.2 、PIEGA、Gold Note、Brodmann JB175、XS-85。このうち、よく聞くピエガ以外を聞かせてもらった。

だいたい、600万円台の普通の人には容易に変えないスピーカーばかり。こうした機会がないとお目にかかれない。Hailey2.2 が最初だったが、あらゆる音が満遍なく出ているという感じで、それまで聞いていた音源でも相当に違って聞こえる。それに対して、JB175は楽器的な志向で、音楽を豊かにならすことに主眼が置かれている印象。

一番、不思議だったのは、イタリアのメーカーで、ここにしか今はないというXS-85。一番外側にあったが、目の前の狭い範囲で鳴っているという印象。ジム・ホールのアランフェスのDSDを聞いたが、メンバーが真ん中に集まっていて、それぞれが外側に向かって演奏しているという印象を受けた。ついでに言えば、Hailey2.2だとジム・ホールのギターがパット・メセニーのように聞こえる。

次回の「オーディオ哲学宗教談義」はスピーカーがテーマなので、今回の視聴は勉強になった。それにしても、スピーカーは不思議。

February 05, 2019

2月5日(月)TJMOOK『一生に一度は行きたい日本の神社100選』が3刷累計7万6200部になる

宝島社のムック『一生に一度は行きたい日本の神社100選』が3刷になり、累計で累計76,200部になった。

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昨年の7月に発売になり、コンビニでよく売れていたが、その後も、売れ続けている。監修者としては、100の神社の選び方がよかったのではないかと思っている。冒頭に二十二社を据えることで、とても落ち着きがよくなった。これが、神宮を最初にもってきたら、最近のものが含まれるので、重みがなくなっていたように思う。一宮が最初でもだめだろう。

というわけで、二十二社についての本、前から考えていたが、今日から書き出してみた。これは、ボリュームが大切なので、『なぜ八幡神社が一番多いのか』くらいをめざしたい。執筆にはそれなりに時間がかかりそうだ。ほかの仕事もあるので、並行してということになるだろう。


February 03, 2019

2月3日(日)平成の間に新宗教はこんなにも縮小している

明日NHK文化センター青山教室で、私の平成史として「オウム真理教と新興宗教の変遷」という話をする。

それでちょっと気になって、平成の間の新宗教の信者がどれだけ減少したかを改めて確認した。比較は、『宗教年鑑』の平成30年版と平成2年版。

PL教団は現状は74万1788人(-107万人)
天理教は119万9223人(-193万人)
立正佼成会は260万9979人(-373万人)
霊友会は123万9270人(-193万人)
この4つの教団だけで、866万人減少している 現在は579万人だ。

ほかに、平成30年版で100人以下の、新宗教に限らず、教団を拾ってみると次のようなところが出てきた。
彌山教 60(1627)
實行教 38(10万6620)
日の本教 22(1万1000)
真言宗鳳閣寺派 7(1万6000)
現證宗日蓮主義佛立講 70(200)
璽照教団 81(194)
御嶽修験宗 11(460)
彦山修験道 54(1230)
カルバリキリスト教団 20(482)
八大教 5(418)
これ以外にも、100人以下の教団が2つあったが、平成2年版にないので省略した。

10万人の信者を抱えていたところが、わずか38人というのは、消滅一歩手前だ。栄枯盛衰ということもあるのだろうが、ずいぶんと激しい。やはり「宗教消滅」に向かっているのだろうか。

January 31, 2019

1月31日(木)『神社で読み解く日本史』の本を書き終える

今週は、週のはじめに軽い風邪をひき、食欲がなかったりしたので、停滞気味だった。ただし、部屋から出ると寒いとということもあり、部屋から出ずにせっせと仕事をした。

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主な仕事しては、『神社で読み解く日本史』という本の原稿を書いた。図版が多い本なので、各部分は普通の本と比べると少ないが、項目がいくつもあるたので、けっこう面倒だった。字数としては、4万ワードになっている。

日本史がブームになっていて、出版社としてはそこに目をつけたのだろうが、神社を軸に日本史を考えるというのは珍しいかもしれない。ようやく今日になって、最後まで書ききった。

January 28, 2019

1月28日(月)オーディオ哲学宗教談義シーズン3がはじまる

昨日は銀座のサウンドクリエイトで、「オーディオ哲学宗教談義」シーズン3の第1回目を行った。

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今回の全体のテーマは、「私たちは何を聞いてきたのか」。いつもは黒崎さんからの発題ではじまったので、今回は私にお鉢が回ってきた。昨日は、「アメリカ」ということがテーマになったので、ダパンプの「USA」がなぜヒットしたのかを原曲のイタリアのディスコ音楽と比較し、こぶしをきかせるということの重要性から分析してみた。そこから、ブルースをめざしたエリック・クラプトンがどうしてめざしていることができないのかをアメリカとイギリスの宗教的な環境の違いから考え、アメリカにおいて音楽的な才能が教会のゴスペルに根差していることを確認し、チック・コリアとキース・ジャレットの違い、さらには、レッドツエッペリンのロックがクラシック的かにも言及した。

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黒崎さんからは、覇権国家との関連を指摘されたが、この点は重要で、これからじっくりと考えてみたいテーマだと感じた。なぜか西高の一年後輩が、それぞれ別の経緯で来場し、再会したという珍しい出来事も起こった。

次の回では、スピーカーの鳴らし方でいかに音が変わるかを検証しようと思っている。


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