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July 19, 2017

7月19日(水)宗教世界を一望できる本ができた

裏表紙を開くと、「制作期間3年以上、堂々完成」と書かれている。この本の担当編集者がはじめて私のもとへやってきたのは、たしかに3年半ほど前のことだ。

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その本がようやく出来上がり、見本が届けられた。内容は、宗教にかんする大項目のことば辞典で、十字架やジハード、諸行無常など、横断的にその意味を紹介している。たんにことばの意味を紹介するだけではなく、その背景や、他の宗教との関連など、さまざまな点に関心が行くように作られている。宗教を通史として、あるいはその性格を語っていくこともできるが、この一冊で宗教世界の全貌がとらえられるともいえる。

最初に企画を示されたとき、これだけの時間がかかるとは思えなかった。まずはご苦労様です。


July 15, 2017

7月15日(土)仕事が終わったり決まったり

新宗教150年の歴史を扱った本を書き終えてから、ヤマギシ会についての本の原稿を書き直す作業をしていた。あわせて、注をつけたり、参考文献の引用個所を確認するなど細かい作業もした。一応、これで第2稿ができたが、本文と注だけで750枚くらい。

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それに合わせるように、いくつかの新しい企画も決まった。それに、以前から決まっているものもあり、今年中にはそれだけをやっても全部書ききれない状態になった。もう今年も半年もない。問題はどこから手をつけるかだが、いくつかちょっとやってみて、それでどうするかを決めた方がいいかもしれない。準備もいるし、十分に固まっていないものもある。


July 09, 2017

7月9日(日)黒崎政男さんとのオーディオをめぐるトークセッション

銀座には、お世話になっているオーディオショップとしてSOUND CREATEがある。そのラウンジが最近オープンしたが、そこで、哲学者の黒崎政男さんとトークイベントをすることになった。期日は7月22日の3時から5時まで。

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テーマは「オーディオは本当に進歩したのか」というもので、あと2回やる予定になっている。

ラウンジには、JBLのハーツフィールドの初期モデルがあり、当日はこれと、LinnのKLIMAX EXAKTのシステムを鳴らすことになっている。とりあえず、今のところ、お互いの音楽事始め的な話をしつつ、なぜか、コルトレーンの「至上の愛」を久しぶりに聴いてみようという話にもなっている。二つのシステムは、それこそ古いオーディオの頂点と新しいオーディオの頂点を示すもの。その比較から何が見えてくるのか、あるいは聴こえてくるのか。そこをちょっと話してみたい。


July 06, 2017

7月6日(木)『日本人の信仰』が扶桑社新書として刊行された

扶桑社新書の一冊として『日本人の信仰』が刊行になった。

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この本、最初は日本人の無宗教について書くはずだったのだが、途中から気持ちが変わり、日本人は無宗教ではないという話になった。これには十分根拠のあることで、詳しくは本書を参照してほしい。

世界が、とくに先進国が無宗教化するなかで、かえって日本では宗教が生き続けている。そうした事態について、その意味を論じてみた。


July 05, 2017

7月5日(水)海老蔵が戻ってきたという感覚を抱かせた昨日の七月大歌舞伎

国立劇場と歌舞伎座戸をはしごした。国立劇場は歌舞伎鑑賞教室で、演目は「一条大蔵譚」。菊之助の初演。吉右衛門監修ということで、菊之助は義父にならったのだろう。その前に「歌舞伎の見方」。解説は亀蔵。はじまったら、中学生から大きな歓声があがり、いつもとは大きく違った。菊之助は吉右衛門そっくりかと思ったが、そうでもなかった。全体に当然ながら明るい。その分、大蔵卿の鬱屈が表現できないのは仕方がないことだろうか。

歌舞伎座の方は、夜の部で「駄右衛門花御所異聞」。「秋葉権現廻船語」をもとにした通し。ほぼ新作といっていいのだろう。客席はいっぱいで、昨日以上に盛り上がっている。諸役をつとめた海老蔵は、奔放で昔に戻ったよう。考えてみれば、海老蔵襲名の時に團十郎が白血病になり休演するという事態が起こってから、いろいろなことが起こりすぎた。それは、常に不安を抱えているということに結び付いたのではないだろうか。それが、最大の悲劇によってかえって一掃されたのか、あるいは半分は舞台どころではないのか、吹っ切れたところが、本来の海老蔵らしさを出している。

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勸玄君、演目の途中でブログを見たら、今日は出られるかどうかのようなことがあったので心配したが、しっかりと舞台をこなし、宙乗りでも手を振る余裕を見せた。これはまずは安心。果たして最後まで行けるのか。

とにかく、どう評していいかわからない舞台だったが、「海老蔵が戻ってきた」その感覚が一番強かった。

July 03, 2017

7月3日(月)今回は特別な7月大歌舞伎の初日昼の部を見に行く

歌舞伎座の7月大歌舞伎、昼の部へ行ってきた。初日だ。

演目は、「矢の根」、「加賀鳶」、「連獅子」とおなじみのものが並ぶ。市川姓の役者が多く、成田座、あるいは海老蔵劇団の趣。いろいろな点で注目される公演で、外には中継車も来ていた。夜の部はほぼ満席らしい。今日も、かなりの入り。

最初は、右團次の「矢の根」。右團次では初めて見た。いいのはまず顔。立ち姿も悪くない。セリフはちょっと物足らない気もしたが、後半になるにつれて、お客さんのこころをつかんでいったよう。最後は拍手喝采。

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次は「加賀鳶」。中車の松蔵が案外いい。黙阿弥の七五調をこなしている。ほかの歌舞伎役者だと、七五調を聞かせるというところに重点が行きがちだが、その奥にあるきっぷを表現しているところがさすが。この松蔵ゆえに、海老蔵の梅吉も生きる。道玄の方は、悪人だけに海老蔵の得意とするところ。何より目をむいたところがすごい。軽妙で、その分お客さんはホッとして、とにかく応援しようという気持ちが湧いてきたようだ。

それが「連獅子」にも影響している。長唄やお囃子の連中も、いつになく気合が入っていた。巳之助の子獅子も神妙でいい。それを見つめる親獅子の真剣な顔もよかった。

とにかく、今月は特別な舞台という雰囲気がみなぎっていて、これは何とも言いようがない。


July 02, 2017

7月2日(日)江古田浅間神社の富士塚と御厨さんの生前葬

7月1日は、江古田浅間神社の山開きということで、富士塚に登れる。あいにくの雨模様だったが、なんとか傘を差さずに登れた。同行したのは、神道コンシェルジュ講座のメンバーなど。8メートルくらいだというが、意外と降りるのが大変だった。終わってから、近くのイタリアンの店でランチ。

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東北沢へ出て先端研へ。「御厨政治史学とは何か―21世紀への‘お宝’だったりしうるのか?」というシンポジウムを見に行く。吉田書店から出た二冊の本をもとに、御厨さんの方法論をさぐるというもの。生前葬だという話になっていたが、最終講義を含めなんども生前葬が続いている感じ。これは、珍しい。

シンポが終わってから、懇親会。久しぶりに御厨研の若手メンバーにも会う。


June 26, 2017

6月26日(月)神道コンシェルジュ講座も4回目で仏教との関係を扱う

昨日は、江古田のThe MoN 桜月流(みつるぎカフェ)において「神道コンシェルジュ講座」の第4回目。テーマは、神道と仏教の関係について。神仏習合まで話をする予定で、準備はしていたが、仏教そのものについていろいろと話さなければならないこともあり、神仏習合まではいかなかった。

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実演は、松木君による「宝剣の儀」。これは、桜月のメンバーが九州の修験の山、求菩提山において不眠不休の断食行を経て習い覚えたというもの。流儀としては、天台宗の当山派の系統に属するもの。修行はかなり大変だったという。

中世から近世にかけては、神仏習合の時代が続き、そのなかで密教が大きな影響を与えた。修験道も密教を基盤にしている。神道を理解するには、そこらあたりのことを学ばなければならないのだが、神道系の大学などでは、ここらあたりはあまり扱わないようだ。次回はこの続き。「山伏問答」をやってもらう予定。


June 24, 2017

6月24日(土)高千穂の夜神楽を国立劇場で見る

国立劇場の小劇場に「高千穂の夜神楽」の公演を見に行った。昼の部と夜の部の公演で、1時から7時半まで。

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一昨年、高千穂自体には行ったが、神楽は見ることができなかった。本来は、冬場に夜通しでやるもの。したがって、昼の部の演目は夜にやるもので、舞台は星空。逆に、夜の部の方は、朝方にやるもので、夜が明けていくところから、夜明けまで背景が変わる。

昼の部は、「神との宴の始まり」と題されていて、たしかに神事の色彩が濃い。その分、単調。リズムと唱え言葉のパターンが変わらない。最後の、「岩潜」は、真剣を用いての剣舞。その分緊張感があった。

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夜の部は、「岩戸開の物語」で、いかにも高千穂らしい。こちらの方がストーリーがある分、楽しみやすい。最後は、高千穂神社の宮司の挨拶だったが、とても気持ちのいい締めになった。


June 23, 2017

6月23日(金)公明党の古い体質がはからずも表に出てしまった

公明党広報がツイートした共産党批判が話題になっている。

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公明党と共産党は、創価学会が文化部を作って政治の世界に進出してからのライバル関係にある。ともに、都市下層階級をターゲットに選挙活動を展開するため、支持者の奪い合いになり、とくに公明党の支持基盤である創価学会が急速に伸びていた1960年代には、両者の対立はかなり激烈なものだった。

どうもその事態は、どちらの勢力にとっても、行き過ぎの状態にあったらしく、1974年には、作家の松本清張の仲介で、共産党と創価学会の間に協定が結ばれ、激しい非難合戦はしないということになった。これが「創共協定」あるいは「共創協定」になるが、創価学会が公明党に相談もせずにことを進めたため、公明党からはかなりの反発を食い、創価学会の方も、決して共産党と共闘するわけではないと発表せざるを得なくなる。

その点では、創共協定は無効になったともいえるが、現実には、それ以降、両者の非難合戦はかなり納まり、一定の効果はあったらしい。

今回は、創共協定以前に逆戻りしたような感じだが、おそらく公明党のなかに、共産党とやり合っていた時代から活動している人間がいて、その人間が、こうしたツイートをしたのではないだろうか。その点では、古い公明党、あるいは古い創価学会の体質が表に出た面がある。

公明党は、事実だとつっぱねているが、今の時代にはどうもそぐわない。それが分からない人間が広報をしているということは、ちょっと問題ではなかろうか。

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