3月7日(月)
イエスの方舟についての文章を書きはじめる。だいたい半分くらいのところまで書いた。このままうまく進んでくれればいいが、今回の原稿は後半に山がくるようになっているので、そこが難しいかもしれない。いろいろと資料を読んでみたが、イエスの方舟というのはその本質をなかなかとらえ切れない集団であるようにも思える。それは、あるいはキリスト教をとらえることの難しさに通じていくのかもしれない。
日本人のなかに、キリスト教の信者自体は少ないものの、キリスト教についての知識はそれなりに流布している。ただ、その知識はイエス・キリストについてであったり、聖書であったり、はるか昔のこと、あるいはヨーロッパやアメリカの歴史上に展開したキリスト教についてであって、日本のキリスト教が具体的にどのようなものであるかは案外知られていないように思う。その意味では、知識が割合と観念的な方向に流れ、具体性を欠いているのかもしれない。実際、日本におけるキリスト教のあり方について具体的に知ろうと思っても、一読してそれが分かるような本はまったくない。実際に信仰されている姿として、キリスト教は把握されていないわけだ。この状況は打破する必要があると思うけれど、それはひどく難しい作業になりそうな気がする。
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