11月25日(金)
三島由紀夫が自決して35年経った。あの日のことは、覚えている。私は高校の2年生で、水曜日の午後、技術家庭の時間にそのニュースを聞いた。随分と馬鹿げたことだとその時は思ったが、自分を神話にするという試みだったとしたら、その意味は変わってくるかもしれない。
午前中から大学へ行き、『宗教としてのバブル』の第3章を書く。午後から、3月のシンポジウムの件で、御厨、武田両先生と相談をする。プロジェクトの現状についても聞けて、参考になる。
夕方から、上野の国立博物館へ行き、「北齋展」に行く。見る前に、上野の「みはし」に寄り、抹茶あんみつを食べる。この店には大学の時一度だけ来たことがあるので、30年ぶりになる。シンプルで、そこがうまい。北齋展の方は、会期末が迫っているせいかかなり混んでいた。それにしても、70年にわたる生涯でよく書いたものだと感心する。北齋はいったい、何点の作品を残したのだろうか。

それにさまざまなヴァリエーションがあるのもすごい。不思議なのは、年を重ねることで絵が成熟していくというパターンを踏んでいないこと。どの年齢のものか、エネルギーということではわからない。見ていて、北齋の本領は直線にあるのに気づく。まっすぐの線が、樹木にしても、職人の使う道具にしても、悪鬼がもつ棒にしても、力強く美しい。きっと北齋は姿勢がぴんとしていたことだろう。
見終わってから、伊豆栄でうな重を食べる。
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