12月12日(月)
今日はたしか、小津安二郎が生まれ、亡くなった日のはず。毎年、この日になるとそれを思い出す。
共同通信から依頼された「お勧めの一冊」の原稿を書くために、小松左京さんの『日本沈没』を読む。もちろん、刊行されてすぐに読んだし、もう一度くらい読んだだろうか。相変わらず面白いが、字数が多いのに驚く。いまなら、もっと改行を増やし、巻数が多くなるのではないか。以前、シンポジウムでお会いしたときに、続編のことをうかがったが、来年にはそれが出るらしい。
夕方から、新宿へ。ビッグカメラで、コンピュータを見る。やはりレッツノートが軽くてよさそうだ。その後、東大の駒場へ行き、先日も聴講した仏教セミナーを聴く。仏教哲学や中国哲学の領域で、いったいどういう難しさに直面しているかがわかって参考になる。それは、宗教学の場合とやはり共通しているようだ。自分たちの生まれ育った東アジアの宗教文化を研究する際に、西洋の学問の影響がどうしても出てくる。その点をどう考えるのか。どの分野でも苦しんでいるようだ。
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