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February 2006

February 28, 2006

2月28日(火)

 創価学会の連載原稿を書く。いろいろ調べながら書いているので、最後まで書ききれなかった。あと5枚ほど残っている。明日仕上げることにする。

 昼食の後、買い物に出て、戻ってくると、自転車置き場においた自転車がないのに気づく。鍵がなくなって、最近乗ってはいなかったが、毎日あるかは確認していた。おそらく昨日は自転車置き場にあったはず。あわてて付近を捜すと、建物の反対側にある、暗渠のところにあるのを発見する。家人は夜中に物音がしたと言っているので、夜中に持ち出され、鍵を開けようとしたらしい。鍵を止めているねじがはずされていたが、それ以上どうしようもなかったらしく、そのまま放置されていた。

 やれやれと家に戻ってから、110番をして、報告する。警備を強化するということで終わったが、振り返ってみると、おいてあった場所にはほかにも自転車があった。もしかすると、盗んできて、そこで鍵などをはずし、どこかに売り渡そうとしているのかもしれない。明日、もう一度その場所を見てみて、その可能性があったら、交番にでも届けようかと思う。昔一度盗まれたことがあったし、数年前にも、おいたはずの自転車置き場になく、隣の置き場で見つかったということもあった。物騒なので警戒しなければならない。

February 27, 2006

2月27日(月)

 『寺門興隆』の創価学会の連載、30回目を書き始める。今回は、フランスで創価学会インタナショナルがカルトに指定された問題を扱うことにした。これは、前から一度書こうと思っていて、後回しにしていたことだ。新しい資料も手に入ったので、全体を整理できそうだ。

 午後は、東京都美術館へ出かける。月曜日は休館日だが、それを利用して障害者特別鑑賞会をやっている。介助者が一名しか入れないが、取材ということで事前に許可をもらい同行した。美術展は、「ニューヨーク・バーク・コレクション」というもの。アメリカの蒐集家が集めた日本の美術作品が里帰りしたもの。普段の日なら、もっと観客が多いのだろうが、障害者と介助者に限定しているので、ゆっくりと見て回ることができる。どこの美術館でも、障害者向けにこうした試みをしてほしいものだ。

 ただ、アメリカ人の蒐集家の感覚は、やはり日本人とはかなり違い、とくに目立ったのが、屏風の数の多さ。それも金箔を使った、はでで、テーマがわかりやすいものが収集されている。その分、何枚か同じようなパターンで見せられると、見る方も飽きてきて、説明にも意欲がなくなってくる。そこが残念だった。帰りに、「みはし」であんみつやお汁粉を食べて帰途につく。

February 26, 2006

2月26日(日)

 疲れたので、すっかり休み。トリノオリンピックのほうも、どうやら今夜で終わるらしい。盛り上がったのか、盛り上がらないのか。あまりそこがよくわからなかった。やはり日本は寒い地域ばかりではないということだろうか。北国の経済状況が悪化し、スポーツに金を注げなくなったということもあるだろう。

 OXまで買い物に行くが、途中、蛙を何匹か見かけた。車か何かにはねられたのもいた。一昨日も見かけたような気がする。気候のせいだろうか。これまではあまり見なかったようにも思う。

2月25日(土)

 午前中からヒルズへ行く。『ナルニア国物語』の先行上映があるというので、トーホーシネマで予約する。夜の回を予約したので、ど真ん中のいい席がとれる。

 六蔵で海鮮丼を食べた後、ライブラリーへ。『ランティエ』の原稿を書き、創価学会の連載、今回のあらすじを決める。そのあと、テロの本のために、読書。

 上映は、シネマのなかで一番大きなスクリーン7だった。これだけ大きな映画館はそうはないだろう。席も広く快適。新しいし、とてもありがたい。『ナルニア国』は、実は本を読んだことはないが、映画を見た限り、正統的なファンタジーという印象を受けた。ディズニーの制作だけに、年齢を問わず誰もが楽しめるようになっている。ただし、物語が、予想通りに進行してしまう分、どきどきするような展開にはならない。これは原作のせいか、それとも映画のせいか、私には判断がつかない。もう少し主人公の子供たちが、謎に直面し、それを苦労して解いていくようなところがあっていい気がした。そんなせいで、ディズニーランドのアトラクションに近いものを感じた。英国の英語だけにわかりやすいのはよかった。

February 24, 2006

2月24日(金)

 テロの本、第4章を書き終える。あとは、海外でのテロとを比較し、日本でテロが起こる可能性について論じれば、大筋はできるだろう。

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 夕方、国立能楽堂に新作能『紅天女』を見に行く。今回は、南新宿から歩いて能楽堂に行ったが、雨が降っていなければ、案外いいルートかもしれない。

 やはりいつもの能楽堂とは違い、若い女性が多い。その分華やかだし、演能がはじまる前の緊張感も独特なものだという気がした。張り詰めた空気があってそれが心地いい。ほとんど漫画は読まないが、『ガラスの仮面』は全巻読んでいる。ファンとしては、やはり能も見ておきたい気持ちになった。シテは梅若六郎。梅若六郎ははじめて見た。

 驚いたのは、しっかりとした能の曲になっている点。それは予想以上だった。もちろん、『ガラスの仮面』的な世界からは遠いものの、天女の舞は、かなり華やかで、美しかった。それも、『ガラスの仮面』の物語世界がしっかりでき上がっていて、深いものをもっているからだろう。すでに再演が決まっているらしい。

 

2月23日(木)

 テロについて書き続ける。章のほぼ終わりまで行ったが、少し修正の必要がありそうな感じになってきた。ポイントを絞りなおさなければならないだろう。

 夕方、大学に行き、図書室で取り寄せてもらった本を受け取る。このシステムが使えるようになって、とても助かっている。これまでは、地域の図書館を利用していたが、どうしても本が限られていた。都立図書館の本も借用できるものの、いちいち図書館まで行って依頼しなければならないのが面倒だった。大学はネットで借用依頼ができるので、まあ楽。意外と面倒なのは、図書室に入るのに靴を脱がなければならないこと。そのために、靴べらつきのキーホルダーをリーガルで買ったりした。

 その後、知人と新宿で飲む。勝手に占い師のようなことを言って、相手を煙に巻いた。飲み終わって、面倒になり、タクシーで帰る。

February 22, 2006

2月22日(水)

 テロについての本、昨日に続いて原稿を書く。16枚くらいいく。あと一日でこの章は終わるかもしれない。

 それにしても、テロをする側も、それを取り締まる側も、どこか杜撰で、それがとんでもない事件を生んできたような気がする。テロという行為には、これまで周囲の人間が共感する部分があったからだろうか。それではとてもテロ対策は立てられない。この点は、最近の情勢でだいぶ変わったとは思う。

 久しぶりに暖かいが、また春のようとはいかない。古いパソコンを人にあげたので、部屋がすっきりした。パソコンの寿命は2年くらいしかないのだろうか。ネット環境の変化も大きいかもしれないが、そのくらいで買い換えるのではかなり大変だ。これからどうなるのだろう。

February 21, 2006

2月21日(火)

 少し疲れ気味だが、テロについての本、書き続ける。調べながらなので、15枚ほどしかいかなかったが、締め切りまでまだ1ヶ月以上あるので、余裕がある。

 麻原の精神鑑定の結果が出たと報じられている。実際に本人を見ていないのでなんともいえないが、教祖という存在と一般の人間とはやはり区別されるべきではないか。麻原は、初公判での意見陳述で、「聖無頓着」についてふれていた。というか、それだけしかいわなかった。その意味はおそらく小さくない。彼は、自分が裁判がどのように進行しようと、それに対してはまったく頓着しないと宣言していたと考えるべきだろう。それは、弟子たちに対するメッセージにもなっていたはずだ。

 その後、破防法の弁明では雄弁に語ったものの、自らの公判や弟子の公判に証人として出廷したときには、次第に意味不明な発言が目立つようになった。それも、精神に異常をきたしているというより、弟子たちに対して課題を与えるマハームドラーとして理解したほうがわかりやすい。それによって弟子たちも動揺したりして、振り落とされることにもなっただろう。

 拘禁状態を示しつつ、失禁を繰り返す一方で、食事などにかんしては介助なしにしているということは、そこに意図的なものがあると見るべきであろう。自らを人間以下の状態に置き、それを継続する。そんな修行がチベットなどにあるのかどうかわからないが、密教の世界ではそれもありうるのではないか。精神に異常をきたいしていると見るよりも、それは演技だと見たほうが、教祖という存在の意味を認めたことになるように思う。

 これによって、果たして控訴審はどうなるのか。麻原の娘を中心とした、残存勢力の中核はどういった手を打ってくるのか。裁判のこれからに関しては、間違いなく最終段階に入ったといえるだろう。

February 20, 2006

2月20日(月)

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 午後から新宿へ出て、買い物をし、銀座で。虎屋で桜餅を食べて一服した後、久しぶりの歌舞伎座。夜の部を鑑賞する。

 幸四郎の「石切梶原」は、いつものように何を言っているか聞き取りにくい。それに、どうもこれまで見た「石切」とは違う感じがした。一番違うのは、幸四郎もパンフレットのインタビューで答えているが、六郎太夫と娘の梢が主役に見えた点だろうか。最近、六郎太夫をつとめた歌六が重要な役で出ているが、なかなか演技がしっかりしていて、今回も見ごたえがあった。白太夫などいいのではないか。

 次はお目当ての玉三郎と菊之助の「二人道成寺」。二年前に見たときは、すぐにこの年一番と感じた。今回も、二人の美しさということでは、前回以上だろう。これだけ美しい歌舞伎は、今のところ、この二人のこの演目しか考えられない。ただ難しいと思うのは、今回が再演だからだろう。初演のときは、明らかに菊之助が玉三郎に翻弄され、ついていくのが精いっぱいというところがいくつもあり、また、それが意外に魅力になっていたのだが、今回の菊之助には、玉三郎に十分に伍していく力がすっかりついている。踊りもしっかりしているし、玉三郎に煽られるところもない。しっかりと自分の世界が出来ている。ただ、難しいというのは、菊之助に余裕が出た分、前回の異様な緊張感は薄れたという点。そこが歌舞伎に限らず、生物である演劇の難しさだろう。

 最後の「人情噺小判一両」ははじめて見た。菊五郎は悪くないが、宇野信夫の世界が、今という時代と大きくずれているのを感じる。この話のどこがいいのか、今の観客にはどうもわからない。もう宇野信夫は無理ではないか。そんな気もした。

February 19, 2006

2月19日(日)

 今週は、いろいろと出かけたりしたので、疲れた。よって、日曜の今日はゆっくり休むことにする。

 来週は、和光大学の入学拒否について判決が出る。また、麻原に対する精神鑑定の結果を踏まえ、高裁の判断が出るらしい。その点では、今後のオウム問題を考える上で、一つの節目になる週になるかもしれない。この二つの裁判にかんして、一番重要な働きをしているのは、麻原の三女である。彼女は、現在のアーレフの主流派(世間的には反上祐派)が担ぎ出そうとする麻原の実質的な後継者だ。どちらの裁判でも、彼女は、あくまで普通の女の子であるというスタンスを取り、それが共感を呼んでいる部分もあるが、事実はそう簡単ではないだろう。父親との面会について語っているとき、別段嘘を言っているとは思えないが、その解釈の仕方、あるいは事実を示すやり方のなかに、父親との二人三脚的な部分はないだろうか。彼女は、父親の意図するところを一番理解し、その上で行動しているようにも思える。その意図するところは、今も麻原をグルとして信奉する人間たちには重要な意味をもっているはずだ。

2月18日(土)

 視覚障害者の知り合いを案内するために六本木ヒルズへ行く。地下鉄の駅で待ち合わせ、まずはヒルズツアーに参加する。ツアーに参加したのははじめて。普通はいけない屋上庭園を含む45分コースに参加する。参加者は全部で10名くらい。普段よく行っている場所だが、東京ドーム9つ分の広さということで、今まで知らなかったものや店があるのがわかった。屋外にはえる強大なバラのオブジェなど、まったく気づいていなかった。屋上庭園は、冬でも田んぼは二毛作で麦が植わり、ほうれん草も栽培されていた。四季折々来てみたいとは思うが、今のところツアーに参加するか、ガーデニングのクラブに入るかしかないようだ。

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 寅で昼食をとったあと、展望台と森美術館へ行く。視覚障害の人と、そうした場所に行ったことははじめてのことだが、こちらが説明するとけっこう楽しんでくれた。展望台は高さがかなりあり、その開放感も魅力になっているが、そうしたところは晴眼者よりはるかに敏感に感じるようだ。森美術館では、「東京-ベルリン展」をやっていて、近代における日本とドイツとの美術の共通性や交流についての展示が行われていた。全体を説明するにはあまりに数が多いが、コンセプトや個々の絵について、解説にも助けられながら説明をしていくと、筆遣いとか色の鮮やかさとかを感じてもらえる。これは、岡本太郎の「重工業」の絵を説明していて、はじめてこの絵に巨大なねぎが描かれているのに気づいた。これまで何度か見た絵だが、ただ見ているのと、その絵を説明しようとするのでは、こちらの見方も変わってくる。視覚障害者との美術鑑賞は、こちらにとってもおもしろいものになる。興味深い発見をした。

 ツアーの途中で知ったチョコレートショップでチョコレートを買い、それをもってライブラリーへ。話をしながら、そのチョコレートを味わう。この店では、今回は買わなかったが、一個千円のチョコレートを売っている。次にはためしてみたい。部屋で視覚障害者の就職の問題など話をし、夕食は中村屋でカレーを食べる。この店は、本店とは違い、シーフード系のカレーがそろっている。美術館のチケットがあると、飲み物がサービスになるのもうれしい。

 けっきょく、一日ヒルズにいたことになるが、知り合いは、まるでディズニーランドですごした一日のようだったと言っていて。なるほどそうしたこともあるのかと感じながら、家路に着く。

February 17, 2006

2月17日(金)

 朝大学のほうへ行く。シンポジウムの申し込みも増えているし、新聞にも載るので、その対応をお願いする。

 午後は、日蓮遺文の勉強会へ。「開目抄」の中身に入る。一念三千ということが出てきたので、年来の疑問をぶつけてみる。日蓮宗や創価学会では、一念三千ということが重要な真理として強調されているが、どうして世界についての認識論がそうなってしまうのか。前から疑問に思っていた。まだよくわからないが、そこに日蓮信仰固有の問題があることはわかった。

February 16, 2006

2月16日(木)

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 昨日届いた桜が、かなり咲いている。外では、梅が咲いたばかりだというのに、家の中はすっかり春気分になっている。亀屋で桜餅を買い、賞味する。魚真では、天然ぶりの刺身、つぶ貝のパック、それにはじめて甘鯛と本みる貝を買う。ほかにも、舌平目やメバル、ヤリイカなど、うまそうなものが並んでいた。これまで白みるは何度も食べたが、やはり本みるはうまい。甘くて柔らかく、高いだけのことはある。ぶりには、寿司屋で覚えたように、大根おろしを添えてみた。甘鯛とつぶ貝は味噌漬けにする。いったいどういう味になるか楽しみだ。

 『日本占法大全書』3つ分の校正をして、送る。あとは、ひたすら「『日本でテロが起きるのか』では遅すぎる!」の原稿を直していく。今日は、40枚ほど直したところで力が尽きた。

 シンポジウムの申し込みが、続々ときている。どの程度まで行くのか。新聞に告知が載る予定だが、それで十分定員は埋まるだろう。あとは、内容次第ということになる。

February 15, 2006

2月15日(水)

 仮タイトル「『日本でテロが起きるのか』では遅すぎる!」の原稿を書く。第2章を終え、第3章に入る。ここまでは、オウム真理教のことなので、前に書いたものが使える。第4章からは、いろいろと調べる必要が出てきそうだ。

 社民党の保坂展人の事務所から「憲法学校」の知らせが来る。その第1回には、大塚英志氏がパネラーとして呼ばれている。社民党は、彼のことどの程度知っているのだろうか。

 夕方、フリーの編集者に会う。山折先生からの紹介で、『日本人の宗教史』という企画を打診される。私を含め3人の著者で、日本人の宗教の歴史を記述しようという試み。私には、近世から近代が割り振られている。考えてみると、手軽に読める日本人の宗教史は今のところないのかもしれない。仏教史はあっても、宗教史はない。その点では、意味のある企画になりそうだ。

 四季社の担当編集者から、桜の花が届く。山形から送られてきたもので、蕾のなかにはすでに花をつけているものもある。この桜にのって春が運ばれてきたのか、今日はとても温かだった。昨日との温度差に少しとまどう。長い冬もようやく終わりに近づき、しだいに春めいてくるのだろう。

February 14, 2006

2月14日(火)

 朝早く出て、今話題の東京拘置所を見に行く。これまで小菅には行ったことがなかった。とても天気がいい日だが、聳え立つ拘置所の建物は、やはり普通のほかの建物とは違う気がした。門の前に、何台もハイヤーが並んでいて、門の前には新聞記者らしい人たちがいた。誰か、新しく入ってくる人間を待ち構えていたのだろうか。よくわからない。

 拘置所の待合所は、明るく病院のようで、面会を受け付ける機械による呼び出しが続いていた。象徴的なのは、待合所の椅子が向いている方角には壁があり、木の柱が立っていること。その先には、何かが立ちはだかっている気配がした。ヴァレンタインデーということで、同行した知り合いがチョコレートを差し入れていた。
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 拘置所の全体が見える荒川の土手に登ったあと、東武線=日比谷線で六本木ヒルズへ。二つの建物は、上にヘリコプターポートがある点で似ているが、片方からもう片方には簡単にいけても、その反対はできない。近いようでいて、やはり遠いのだ。

 トラジという焼肉の店で昼食をとったあと、ライブラリーで仕事をし、読書をする。シンポジウムの申し込みがいくつか来ている。

 仕事が終わってから、銀座へ出る。ヴァレンタインのプレゼントとして、ネクタイをもらう。ピンクのなかに陰陽の模様が浮かぶ不思議なネクタイだ。

February 13, 2006

2月13日(月)

 朝からヒルズに出かける。シンポジウムの招待メールを送る。新聞関係の人たちに告知を頼む。

 午後、シンポジウムのパネラーの一人、防衛大学校の宮坂さんと、武田さんをまじえて打ち合わせをする。テロの問題については、数少ない専門家だけに、各省庁からお声がかかりかなり忙しいらしい。今日もこれから経団連のシンポジウムに出るということだった。

 ヒルズのなか、契約期間のためだろう、いくつも閉店している店を見かけた。しばらくすると新しい店が出るらしい。いろいろな店が出ているが、ずっと長続きするのは難しいのだろう。あの場所で、どういう店が長続きし、繁盛するのか。研究してみると面白い。てはじめに、はじめて傘屋に寄る。日本製とフランス製の傘が並んでいるが、値段はかなり高い。手作りということで、自然とそうなってくるのだろう。こうした店はどうなのか。また、いつか寄ってみたい。
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 帰りは、はじめて麻布十番に出てみる。途中、中華料理店がいくつかあったが、あまり繁盛しているとはいえない。これは月曜日のせいだろうか。

February 12, 2006

2月12日(日)

 ちょうど三軒茶屋シネマでティム・バートンの二つの作品、『チャーリーとチョコレート工場』と『コープス・ブライド』の二本立てをやっていたので見に行く。この映画館ははじめて行ったが、とても古くて、椅子など相当にがたがきている。それでも、日曜のせいか、客はけっこうきていた。ティム・バートンの作品は、『ビッグ・フィッシュ』を見て以来だが、やはり奇妙な話だ。ただ、かなりメカニカルな要素が強いのは、原作にはないのだろうか。そこらあたり確かめてみたい。

 『コープス』のほうは、CGアニメのせいもあり、さほどおもしろいとは思えなかった。何を意図しているのか、こうした作品が作られる意味がよくわからない。

 それにしても、最近は二本立てを見なくなったとつくづく思う。邦画でもすっかり一本で上映されるようになったが、その分、作品の上映時間が長くなり、散漫になってはいないだろうか。二本立ての時代は、一本が1時間半以内で、簡潔なものが多かった。これは、レコードがCDになって、一枚あたりの収録の時間が増えすぎたこととも同じことだが、どうしても内容が薄くなっている気がする。1時間半でいいのではないか。歌舞伎など、それで十分に堪能できるのだから、長いものにこだわるのは間違いだと思う。

February 11, 2006

2月11日(土)

 建国記念の日で休日だが、土曜日に重なるとあまり意味がない。おそらく巷はヴァレンタインデーを前に混雑していることだろう。

 録画していた歌舞伎を3本見る。染五郎の「息子」、勘三郎襲名の「鰯売恋曳網」、それに梅玉と秀太郎、時蔵の「信州川中島合戦~輝虎配膳」。どれも演目としてはじめてみた。染五郎は、テレビで見るとやはりいい男に見える。役もこういうのが合っているかもしれない。歌六の父親が案外いい。珍しい演目に珍しい組み合わせの感じがした。「鰯売」は、三島由紀夫の歌舞伎で、コメディーだが、勘三郎だといまひとつ。話がたわいもなさすぎるのかもしれない。いくら三島でもかなり若いときのものだから、仕方がないのだろう。「輝虎配膳」は、義太夫が葵太夫ということもあって、いかにも義太夫狂言という感じがしたが、全体がよくわからず、どこを楽しいんでいいかわからなかった。もう一度見てみると違う印象を受けるかもしれない。秀太郎に品があり、こういうのは実にうまい。

 『ランティエ』と『日本占法大全書』の校正が届く。占いのほうも、3項目分なので、すぐに終わるだろう。『ランティエ』は、来月から顔写真が入る。

February 10, 2006

2月10日(金)

 昨日かなり歩き回ったので、いささか疲れた。午前中、ソフトバンクの編集者とカメラマンが来訪し、新書のプロフィール写真を撮影する。外で撮ったが、思ったほど暖かくない。いったいいつ本格的な春になるのだろうか。『宗教としてのバブル』、ソフトバンク新書001ではなく、002になるとか。少し残念だ。

 テロについての本、序章を直し、第1章に入る。ここは、前に構想していた『オウム真理教事件』で書いた原稿を使うことにする。ペーストし、貼り付けて、半分ほど直した。次の2章も、ダイジェストする形で利用できそうだ。

 自殺したライブドア関係者の事件、疑惑が指摘されてきたが、いったい何が疑惑なのか、最初からよくわからない。部屋が密室になっている以上、自殺と考えないわけにはいかない気がするし、自殺を否定するような証拠もほとんどない気がする。なのに、なぜ他殺の可能性があるかのような報道が続いたのだろうか。かなり不思議な気がしていた。こんなところでも最近の報道はどうかと思ってしまう。

February 09, 2006

2月9日(木)

 朝、娘の大学院入試の結果をかわりに見に東大へ行く。やはり見るまでは落ち着かない。幸い合格していたが、2次でもかなり落ちている感じだった。

 帰ろうとしたところ、東大の構内で、女性が教授らしき人に大声で何かをわめいているのに気づく。事情はまったくわからないが、その女性は帰りかける教授風の男性に自転車に乗りながら付きまとい、わけのわからないことをわめき続けていた。いったい何が起こっているのか、知りたいとは思っても、女性のあまりの剣幕に怖くなり、目を合わせないようにした。

 赤門を出て、本郷三丁目に向かおうとしたところ、今同じ研究室にいる高橋君にばったり出会う。彼は、博士課程の院生で、本郷にも勉強に来ているらしい。

 三越前の三井記念美術館へ。『ランティエ』で紹介した「日本橋絵巻」の展覧会を見る。一番の目玉、熈代勝覧はやはりすごかった。これを含め、徹底して日本橋を描いたものばかりが集まり、かなり壮観。なによりここは、重要文化財にも指定されている三井本館のなかにあり、雰囲気があっていい。ロシアで訪れたことのあるエルミタージュ美術館を思い出した。美術館紹介のハイビジョン映像の美しさに圧倒される。志野茶碗のつやが見事に再現されていた。これを見るとテレビを買い換えたくなる。

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 表参道に行き、表参道ヒルズの内覧会に寄る。かなりの人手があり、場内は混雑していた。しかも、店ごとに招待客だけに入場を制限していたりして、寄れるところが少ない。早々に退散するが、規模が小さく、店がただ並んでいるだけのようにも思える。吹き抜けは空間的にはいいが、店の面積を小さくする方向に作用してはいないだろうか。また来たいとは思えなかった。

February 08, 2006

2月8日(水)

 テロリズムについての本、とりあえず「はじめに」を書き終える。ことがことだけに、少し硬い感じになった。読み直してどうか、考え直さなければならないかもしれない。

 堀江容疑者、最近のテレビでは拘置所生活ばかりがとりあげられている。あれだけ早く逮捕されると、テレビは取り上げるものがなくて困るだろうと思っていたが、意外なところにネタがあったものだと思う。テレビは現在進行形のメディアで、今まさに起こっていることしか取り上げられないものだから、そうした方向に行くのだろう。これで、国民全体が拘置所というものについて詳しくなった。果たしてそれはいいことなのかどうか。少なくとも、拘置所に入って驚かなくなることだろう。

February 07, 2006

2月7日(火)

 大学へ行き、いろいろと相談をする。シンポジウムのほうも具体的な作業に入ってきた。パネラーの一人、清水先生にも電話をし、お願いをする。

 研究室のメンバーで昼食をとるが、みな、食べるスピードが早い。全体に仕事も早い研究室だが、ちょっと食べるのが早過ぎないだろうか。最近、ゆっくりと食べるようにしているせいもあるが、あまり早いと健康によくない気がする。

 清水君から放送教育開発センターの所長だった天城勲先生のオーラルヒストリーを見せてもらう。予定では、放送教育のことも語ることになっていたようだが、結局その部分の話がないまま終わってしまっている。その点で、ちょっと不満が残った。所長の目から、あの時代のセンターと放送大学がどのように見えていたのか知りたいと思うのだが。

 寺門興隆の連載と、紀伊国屋書店の原稿、校正する。どちらも別に問題はなかった。

 古いコンピュータ、人にあげるため再インストールするが、うまく起動できなかった。どうも一度ハードディスクを分割したのが影響しているらしい。超漢字のディスクを入れて、起動区間の選択ができるようにすると立ち上がった。これで渡せるだろう。

February 06, 2006

2月6日(月)

 しばらくのんきにしていたが、テロリズムについての本を書き始める。「はじめに」の部分を8枚ほど書き、9.11以降世界各国でどのようなテロが起こっているのかをおさらいしてみようと思ったが、意外に情報がないのに気づく。事件が起こった当初は大きく報道されるが、それ以降は、しだいに報道が少なくなり、死傷者の数や犯人について、明確でない場合が多い。トルコでのテロなど、いったい誰の犯行なのかわからないし、スペインの列車爆破も、最初に指摘された犯人とは違ったようだ。そこらあたりの情報を整理しておく必要がある。

 紀伊国屋書店から『この国で大人になるということ』の原稿のゲラがようやく届く。11月が締め切りだったので、だいぶ日が経っている。この校正をしなければならないが、タイトルが『大人になること』に変わったのだろうか。たしかめなければならない。

February 05, 2006

2月5日(日)

 南大沢のアウトレットでセールをやっているので、出かけてみるが、見るべきものがない。バーゲンと言いながら、普段よりもどちらかと言えば高いのではないだろうか。いつもが安いだけに、それ以上、安くするわけにもいかないということか。少し買っただけで、多摩センターの方へ行く。


 京王プラザホテルの樹林でランチをとり、付近を歩いてみる。サンリオピューロランドの前まで行くが、さすがに大人が楽しめるような場所には思えない。ベネッセのギャラリーが無料なので入ってみるが、直島の紹介だけで、ここも見るべきものはない。ただ、イトウヨーカ堂は、南大沢のものに比べて明るく、まったく違う店に見えた。

 帰ってくると、TBSの報道特集で最近のオウムについてやっていた。相変わらず、上祐派と反上祐派という分け方で、代表派と反代表派と言っていたが、どう考えても逆だろう。反代表派の黒幕を、村岡達子としたところでは思わずのけぞってしまった。彼女は表の顔ではあるかもしれないが、決して黒幕ではない。教団が麻原離れできないことは、すでに予想されていたことで、いまさらという感じもするが、かなり公然と昔と同じ内容に立ち戻っていることはわかった。問題は、麻原の子供たちの動向だろうが、それがはっきりと表に出てくることになるのだろうか。この教団と麻原ファミリーとの関係をとくことで、わかってくることも多いのではないか。ヴァジラヤーナにしても、それを単純に殺人教義として位置づけるのも問題だろう。教義が実際に殺人へと結びつくプロセスは、『オウム』で分析したように、直線的ではなく、複雑だ。その複雑さが理解できないと、教団が危険かどうかの判断も下せないはずなのだが。

February 04, 2006

2月4日(土)

 立春だというのに、ひどく寒い。いったいいつになったら春になるのか。これだけ寒い日が続くと、春が来ないような気になってくる。

 昼、久しぶりに魚真に行く。天然物のタイ、地蛤、こはだなどを買う。少し贅沢をする。OXストアーで、風呂のふたを買おうと思ったが、適切なものがなかった。用意されているふたは重くて、たてかけることもできず不便なので、もっと軽いのがほしいと思っているのだが、もう少し探してみる必要がある。

 録画していた『梅ごよみ』を見る。玉三郎に勘三郎、それに沢潟屋一門だが、どうも使い物になりそうなのは、笑三郎だけのような気がする。あとは、どうも存在感が薄い。猿之助が病気のなか、一門は色々な使われ方をしているが、なかなか活路を見出せない感じだ。彼らには、役者として何か決定的なものが欠けている気がする。それは、御曹司ではないとか、そういうことではないように思うのだが、どうだろうか。もっと客を楽しませようと積極性が一番欠けているのではないか。

February 03, 2006

2月3日(金)

 寺門興隆に原稿を直して、送る。古いコンピュータを人にあげるので、最終的なデータの移行をする。作業の途中でうまくいかないことがあり、相変わらずやっかいだ。

 午後から、六本木ヒルズのライブラリーへ行く。小学校から高校まで先輩の楠精一郎さんに会う。高校以来だからいったい何年ぶりになるのだろう。話をすると、いろいろ共通の知り合いなどもいることがわかり、近さを感じる。公明党について前から研究をしたいとおもっていたとのこと。来年度からは一緒に研究ができそうだ。

 大学院の修士論文の口頭試問だという楠さんと分かれ、新宿へ出る。伊勢丹で、プレシェービングオイルを買う。中国人の客が目立つ感じだが、旧正月で休みということなのだろうか。小田急の京都展にもよるが、あまりいいところが出ていない感じだった。イノダコーヒーでパック入りのコーヒーを買おうかと思ったが、そうした製品がまるでなかった。何も買わずに帰る。

February 02, 2006

2月2日(木)

 『寺門興隆』の連載の原稿を書く。29回目の原稿。よく続くものだと自分でも感心するが、一応、次と次のネタは考えた。今回は、『反人間革命』という本を題材に書いてみた。著者は、創価学会ウォッチャーの段勲氏。もちろん、創価学会批判を含むものだが、小説で、学会員の生活がわかる点がおもしろかった。

 四方田犬彦氏から贈ってもらった『「かわいい」論』を読み終わる。最初はいったいなぜ彼がこうした本を書くのか、疑問に思ったが、比較文学の視点で書かれているのがわかり、納得した。『いきの構造』をめざした部分もあったが、かわいいをめぐってそれだけ複雑な構造があるかどうかは難しいところではないか。『萌えの構造』といった本を考えてみたこともあるが、そうした本はやはり難しいだろう。

 新潮新書3周年のフェアの一冊に『創価学会』が選ばれたとのこと。またこれで売れてくれるとありがたい。

February 01, 2006

2月1日(水)

 はやくも2月になった。月日が経つのは早い。

 『宗教としてのバブル』、補足の部分を書き、編集者に渡す。これで、私の作業は終わった。あとは、本になるのを待てばいい。

 いまあじゅで少し時間があったので、おいてあった産経新聞を見ると、同じ研究室の武田氏がオウムとライブドアの共通性について文章を書いているのを目にした。その冒頭で、ブログのなかにそうしたことを指摘しているものがあると述べられているが、内容から見て、このブログのことをさしているらしい。

 週刊朝日に、オウムの現状についての記事が出ていたが、この記事に限らず、上祐派と反上祐派の対立という表現を目にする。これは、正確な表現とは言えないだろう。というのも、オウムのなかで主流派と言えるのは、反上祐派の方で、上祐派は数の上でも少なく、むしろ傍流と言えるだろう。この関係がわかっていないと、今のオウムの現状はわからないのではないか。主流派の方には、麻原ファミリーの影響が強い。ならば、麻原派対上祐派とでもすべきだろう。

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