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April 30, 2006

4月29日(土)

 四谷で開かれた麻原弁護団主催のシンポジウム「これでいいのか麻原裁判」を見に行く。入り口で、分厚い資料を渡されたが、精神鑑定関係の資料など貴重なものをもらう。訴訟法の専門家の、渡辺修氏の訴訟能力についての講演からはじまり、パネリストは、野田正彰、有田芳生、宮台真治の各氏。こうした催しはすでに何度も開かれているようだが、全体に何を目的にしているのか、わからない。パネリストも議論の方向性が見えず、苦労していたように見受けられた。ほとんど知った顔もなく、有田、宮台両氏に挨拶しただけで会場を後にする。

 そのままヒルズのライブラリーに行き、ワークスペースで食事を取り、読書をする。入り口のところに、先日インタビューを受けた『宗教としてのバブル』が展示されていた。末木さんの『日本宗教史』を読み終えた後、前から気になっていた村上龍『半島を出よ』の上巻がおいてあったので、それを読む。話題の本だけに、読んだ人が多いのか、最初のページセロテープで補強されていた。北朝鮮の精鋭部隊が近未来の日本を攻める話だが、北朝鮮軍にリアリティーがあって面白い。

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昨日、麻原イベント会場で島田さんを拝見して驚きました。出演者に対しての質問、あれは島田さんが書いたのですか??最終解脱者の麻原が精神異常だというのは、侮辱ではないかと。また、宮台氏は、的外れな発言ばかりしていましたが、どう思われましたか。本当に方向性が何もない集まりでしたね。

昨日の集会は壇上にいて「早く終ってくれないかな」と思っていました。野田さんは精神科医の専門的発言、宮台さんは滔々たる理論開陳。「いったい何を語ればいいの」と戸惑っていたのでした。でも、あの裁判資料を手に入れたことだけでも意味がありました。

 有田さんご苦労様でした。確かに何のためにやっているんだろうと、一聴衆としても疑問でした。裁判資料は貴重ですが、いったい麻原被告の死刑について、弁護士を含め周辺の人たちはどう考えているのでしょうか。あれほど切迫感がないものなのでしょうか。また、機会があれば、お話できればと思います。あわせて、新著に期待しております。

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