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August 07, 2006

8月6日(日)

 相変わらず暑い日が続いているが、先日のニュース番組で、今南米が熱いという特集をやっていた。あまり南米の事情については知らないが、南米では次々に左翼政権が誕生し、反米の嵐が吹いているらしい。その盟主がベネズエラのチャベス大統領で、彼はペルーの大統領選挙に口出しし、それが大問題になったらしい。ベネズエラは、世界第三位の産油国ということで、石油の力を使って、アメリカに対抗している。南米に対してはこれまで、アメリカが力を及ぼしていたが、いつの間にかそれが変化しているようだ。

 それで考えてみると、世界がなんとなく冷戦崩壊以前に逆戻りしているように思える。北朝鮮のミサイル問題でも、中国とロシアの拒否権ということが問題になった。中国は、市場経済を取り入れたものの、依然として国民を管理する社会主義体制だし、ロシアを率いるプーチンなど、ソ連時代の首脳以上に社会主義の官僚という感じがする。そのロシアは、天然ガスの力で、アメリカやヨーロッパに対抗しており、様相は変わっても、対立の軸は変わっていないのではないか。

 日本の国内で考えても、格差社会が強調されている。これは、昔の階級社会論と重なってくる部分をもっている。格差社会論はアジテーションにはなっていないものの、その要素をもっていないわけではないだろう。

 冷戦構造が崩壊したときには、東西の対立がなくなり、世界に平和が訪れるというイメージがあった。ところが、実際には、テロ等に冷戦の影響があるだけではなく、社会主義圏に属していた国々が、市場経済を導入したり、エネルギー資源を活用して力をつけ、ふたたび、以前とは違う形で自由主義圏と対抗しているように見える。その傾向は年を追って強くなっているのではないか。アメリカは、民主化の要求をつきつけ、市場経済導入で誘惑することで、そうした勢力に揺さぶりをかけてきたわけだが、今はそうした対抗策が効力を失っている。その点では、勝ったのは自由主義圏ではなく、実は社会主義圏だったということも言えそうだ。国内的にも、新しいマルクス経済学的視点が、案外復権を果たしていくのではないか。

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