10月27日(金)楠精一郎さんの訃報
朝、新聞を開いて驚いた。政治学の楠精一郎さんの訃報が伝えられていたからだ。楠さんは、小学校から高校までの私の先輩で、卒業後は格別関係もなかったが、今年再会する機会があった。御厨研究室の清水さんの先輩で、その縁で実に久しぶりに会うことができた。お父さまが、新宗連を母体に出馬していた議員で、その関係で創価学会、公明党にも関心があり、一緒に研究会をという話になっていた。
研究会の最初のときは、楠さんから電話があり、結石で出席できない旨、連絡を受けた。2度目の研究会のときにも電話連絡があったが、そのときは、「重篤な病になって」とおっしゃっていた。こちらも驚いて、それ以上詳しいことも聞けなかったが、最後に、こんなことになって、「本当に弱った」とおっしゃっていたのを覚えている。それで非常に心配していたのだが、ほかからの連絡もなく、今日まで状態がわからなかった。重篤と聞いて、ガンを連想したが、死因はやはり膵臓ガンだった。冥福をお祈りしたい。
午後は、日蓮遺文の勉強会へ。先月は突然中止になったので、二ヶ月ぶり。「開目抄」も佳境に入って来た。あと一回で終わりそうだが、ほぼ一年かかったことになる。この「開目抄」の日蓮をどうとらえるかは、いろいろ難しい問題をはらんでいる。
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» 【創価学会の皆さんに伝えたい】「防衛『省』移行 国際平和の実現に対応」〜こんな嘘を認めるのですか! [情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士]
公明新聞(2006年10月28日付)によると、公明党は、久間防衛庁長官の【「省移行は、行政組織としての位置付けを変更することを通じて、危機管理や国際平和協力活動に取り組む体制を整えるもの」と述べ、「専守防衛、軍事大国にならないこと、非核三原則、文民統制の確保といった防衛政策の基本を変えることはない」】という答弁を受け入れるということだ。こうして、文章になると怖いねぇ…。
防衛「省」になることで、国際平和活動に取り組む体制を整えるんだっ�... [Read More]
島田様
兄の名前を検索して島田様のサイトに入りコメントを読ませて頂きました。 ありがとうございます。 6月に病気の内容を告知されてからあらゆる手を尽くして病魔と闘っておりましたが10月25日残念ながら旅立ってしまいました。 実は、父の後を継いで来年の参議院選挙に出るべく運動を開始した直後で、私も父の秘書を数年勤めた経験から楽しみにしておりましたが実現はしませんでした。 兄の知人に関しては全くと言ってお会いした事もありませんしお名前だけ存じている方ばかりで生前のお話が聞ければと思いメールさせて頂きました。 突然のアクセスで失礼とは存じましたがお聞かせ頂けるお話しがあればお教え下さい。
ご挨拶が最後になりましたが北区在住の次男 和己と申します。 宜しくお願い致します。
Posted by: 楠 和己 | November 23, 2006 04:59 PM