12月18日(月)東京奇譚集のあれ
今日は風が吹いて寒い。今日もヒルズのライブラリーで仕事をする。ここでは、飽きても、ほかにあまりすることもないし、みな、黙々と仕事をしているので集中できる。原稿を直す。
カフェに座っていると、視界が広く、今日は特に景色がよく見える。反対側が見られれば、きっと富士山も視界に入ってくることだろう。
仕事が一段落してから、ライブラリーで何か読む本はないかと探したら、村上春樹の『東京奇譚集』があった。これはまだ読んでいなかったので、最初の一編を読んでみた。なんだかおもしろくない。説教臭いというわけではないけれど、メッセージが強すぎるのかもしれない。それに、わだかまっていた人間関係が、偶然の力によって氷解していくという物語の展開はいかがなものか。続きを読む気がしなくなり、本をそのまま返す。
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