2月28日(水)創価学会が政界に進出した本当の理由は
さすがに2月は短く、あっという間に終わってしまう感じだ。しだいに春めいてきているし、今年はとうとう雪が降らないまま終わりそう。
公明党についての本を書く。なぜ創価学会が政界に進出したか、これまでは国立戒壇建立のためとされてきたけれど、よくそのいきさつを見ていくと、それほど単純ではないことがわかってくる。たしかに、戸田城聖などは国立戒壇の建立だけが政界進出の目的だとは言っているのだけれど、それは公明党が国会で多数派を占め、政権を奪取した上で、建立を議決するというのとは違う。政界進出の足場として、創価学会のなかに文化部を作ったときには、政党を作るという計画自体が否定されていた。実際、最初に区議会に当選した議員は、当時の民主党や右派社会党に属していた。ところが、しだいに政党化の方向にむかっていくのだけれど、そこには55年体制の確立など、当時の政治状況がかかわったいたのだろう。あるいは、戸田と池田大作の考えが違ったとも言える。やはり事実はちゃんと確かめてみないといけないと改めて思った。
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