3月12日(月)ハーフの歌舞伎役者は実在するのか
公明党の本の続きを書く。調べながらなので、10枚程度しか進まない。
寺島しのぶがフランス人と結婚するということで、もし男の子が生まれたらハーフの歌舞伎役者が誕生するのではないかと言われている。そこで、過去の事例として、15代目羽左衛門のことが言われている。彼は、フランス系アメリカ人の将軍と日本の女性の子供で、幼いときに市村家に養子に入ったということだが、どうもこれが本当のことなのかどうかがわからない。
谷譲二の『踊る地平線』(岩波文庫)という世界紀行のなかに、谷がロンドンで滞在中の15代目に会う場面が出てくる。そこで谷は、15代目がハーフだかどうかにはまったくふれていないし、15代目自身そんなことも言っていない。何かこれを見ると、伝説のような気もするが、実際はどうなのだろうか。里見とんの『羽左衛門伝説』では、その謎解きをしているらしいが、一度読んでみる必要があるかもしれない。
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