3月7日(水)東議員にインタビュー
午前中は、原稿の直しと、次の章の構成を考える。
午後、公明党の東順治議員にインタビューをするため、衆議院の第一議員会館へ行く。国会議事堂の駅で、出るところを間違え、裏手に出てしまう。表に回るのにかなりきつい坂があり、しかも、風が吹いていて、なかなか前に進めないのにはまいった。議員会館に入ろうとしたところで、羽田元首相とすれちがう。
たまたま、今週の日曜、NHKの日曜討論に東議員が出演していたのを見た。ちょうど、自民党の衛藤議員の復党問題についてしゃべっているところで、興味深かった。インタビューはそのあたりからはじめ、九州において公明党の票がなぜ伸びているのか、連立のあり方はどうか、創価学会との関係はどうかなど、1時間超話を聞く。話を聞いていると、創価学会と公明党という二つの組織が長年の経験でいかにバランスをとっているのか、そして、7年以上にわたる連立政権のなかで、切っても切れない関係を築き上げてきているのがわかってきた。これはもう、そう簡単には関係を切れないものになっているような気がする。
公明党のことを調べていくと、やはり、一般に思われているのとは違う姿が見えてくる。結党以来30数年を経て、自民党と連立を組むことで、ようやく一番いいポジションを確保したのではないかとも思う。政策で一致しているから連立を組むのではなく、むしろ政策が対照的だからこそ連立を組んでいる。そうした連立内閣という形態も、意味のあることなのかもしれないと思った。
終わってから、銀座へ。リーガルトウキョウで、修理に出していた靴を受け取る。4丁目の日産の前で、山下洋輔さんとすれちがう。個人的には知らないが、先日は、セシル・テイラーと念願の共演を果たしたようだ。やはり聞きに行けばよかったと後悔する。
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