3月16日(金)堀江判決にカリスマになれなかった男を思う
午前中は、原稿の直し、一応2章が終わる。つづく第3章の構成を少し考える。その間に、堀江貴文被告に実刑判決が下ったというニュースが入る。ここまでの流れを考えると、予想通りに判決と言えるだろう。
判決の中身については、いろいろとあるかもしれないが、裁判に入ってからの堀江被告の姿勢は、世間をかなり失望させるものだったのではないか。まず、社長の仕事というのは、いざというときに責任をとるというのが一番の仕事だと思うが、それをまったく果たそうとしなかった。そこに勘違いがあるように思えた。逮捕と起訴は本人にとって心外なことかもしれないが、世間を相手に大勝負を仕掛けていたということなら、とりあえず素直に負けを認めるべきだった。負けを認めないから、だだをこねているような態度になり、理知的に無罪主張を展開しているという印象をまったく与えなかった。それは、本人のイメージダウン以外の何者でもないだろうし、何より法廷の心証を悪くする。その点では、まるで子供という印象を与えて終わってしまった。これから何をしようとしているのかわからないが、彼が本当の意味でカリスマでなかったことが証明されたのではないか。
午後は、日蓮遺文の勉強会。前回は休んでしまった。今回から「観心本尊抄」に入るということで、今日は小松先生による解題。本文にはまったく入らなかったので、質問すべきことが思いつかなかった。
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