4月7日(土)ONの呪い
朝からヒルズへ。ライブラリーで、本の4章とおわりにを直す。一応終わりまで行き、プリントアウトする。これを見直し、編集者と検討して、最終的な原稿を仕上げた。ほぼ形になってきた。
ライブラリーからは、目の前にミッドタウンが見える。高さは、ミッドタウンの方が高いはずだが、窓からは眼下に見えるという感じがする。しかし、あまり現実感はない。
プロ野球もアメリカのメジャーリーグもはじまり、なんだか華やいでいる。メジャーリーグに日本人が増えたという印象が強いが、ヤンキースの試合を見ていると、なぜ松坂を獲得するのにもっとがんばらなかったのか不思議な気がしてくる。最近の傾向だが、今年のヤンキースはやはり打高投低に思える。打者はすごいが、先発投手はいまいちだ。これに松坂が加わっていたらと思うが、入札額には相当の開きがあった。どうもヤンキースでは、投手の評価が低いのではないか。あるいはそれは、過去、大打者が出すぎたせいで、どうしてもスーパースター級の打者を引っ張ってくることに熱心にはなれても、投手についてはもう一歩積極的になれないことが影響しているようにも思える。「バンビーの呪い」は、むしろヤンキースにかかっているのではないか。
それは、日本のジャイアンツにも言えそうだ。とにかく打者の獲得には熱心で、今年の打線も、パリーグのオールスターメンバーが主軸に並んでいる印象があるが、先発投手はそれほどでもない。だいたい打者よりも生え抜きがはるかに多い。上原だってそうだし、今年エースと言えような内海もそうだ。そこには、ONの強烈な印象が影響しているのではないか。打撃で圧倒して勝つのがジャイアンツの野球だというイメージが定着している気がする。「ONの呪い」といったところだろうか。
我が横浜。最下位に甘んじてきたここ2、3シーズンに比べればいいようにも思う。ただ、始まったばかりだし、若い打者も思ったほどは伸びていない。果たしてどうなるか。がんばって欲しい。
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