5月23日(水)あれはもう16年も前のこと
『日本宗教美術史』の原稿、第1章を直す。最後まで行くが、最初に書いたものより長くなった。1章50枚くらいと考えていたが、それよりはるかに長い。
午後、経堂図書館に寄ってから、ライブラリーへ。『宗教美術史』の原稿をプリントアウトし、『ロング・グッドバイ』の続きを読む。夜は、仮に社会人社会化計画と名付けたプロジェクトの打ち合わせをする。そのおり、参加者の一人の関係で、昔、麻原彰晃が部落解放同盟の小森龍邦氏と『現代』で対談をして、私が司会をしたときにお会いした編集者の方と再会する。あれはもう、16年前のことになる。改めて、あの時代からずいぶんと時間が経ったのだということを思った。
宗教者にとっては、差別の問題はタブーで、普通ならそうした対談の場に出てこないものだ。その点では、麻原には勇気があるように思えた。その意味はいったいどこにあったのだろうか。問題はいろいろと難しい。
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