5月5日(土)オペラ座公演を見る
髪がだいぶ伸びたので、床屋に行く。床屋はゴールデンウィークも関係なく営業したとのこと。行楽地は好天でどこも人出があるようだが、こういうときは出かけないのが一番だろう。髪を切ってもらっている途中で、今日がこどもの日ということを思い出す。恒例になっているので、亀屋でちまきを買う。やはりうまい。
成田屋のオペラ座公演を見る。皆、役者は緊張気味で、台詞回しがおかしかったりする。初日ということで、緊張するのも仕方がないが、もう一つ、劇場の音響の違いもあるのではないか。音の響き方が歌舞伎座などとは全然違う感じがする。一事が万事、さまざまなところが違って大変なのだろう。
「勧進帳」、四天王が弁慶をほめるところが省略されていたようだ。舞台に花道がないので、いつもの感じとかなり違う。海老蔵の富樫は、これまでと少し違ってきているように思えた。團十郎の弁慶も、いつもより人間的に思えたのは、意図してのことだろうか。弁慶の飛び六法、途中で上の段にあがらなければならないというのは、勢いがうまくつかないようで、迫力に欠けていた。
「口上」では、亀治郎のフランス語のうまさが目立ったけれど、彼は小学校から大学までフランス語を一応勉強していたらしい。皆、つまったりするところが愛嬌があって、それがおもしろい。
「紅葉狩」の海老蔵、台詞回しがかなり変だ。彼でもこうした場は緊張が表に出てしまうのだろう。鬼女にかわってからの迫力は、去年以上だ。まさに人間業とは思えない。亀治郎の山神、意外とおもしろくなかった。これなら、右近とか連れて行けばよかったのにと思う。それにしても、義太夫に長唄、それに常磐津と、清元以外すべて連れて行ったのだから、これは本当に大変だと思う。カーテンコールの拍手。歌舞伎ではないものだけに新鮮な感じだ。
『中沢新一批判、あるいは宗教的テロリズムについて』をさらに展開させていくために、「NA」というブログを新たに開設する。
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