6月13日(水)経堂ではまだ朝日新書が並んでいなかった
慶應三田会の原稿を書いていると、いろいろと発見がある。不動産三田会というのがあって、不動産に関係する人たちが入っている。規模はかなり大きいが、それが慶應だけではなく、他の10大学と連盟を組んでいたりする。不動産業は、横の連絡ということが非常に大切なのだろう。他の業界では、あまりこうしたことは見られない気がする。今日は、調べたり、表なども作ったので、10枚まではいかなかった。日本宗教美術史の直しはあまり進まない。編集者から、『図説 日本の仏教』を送ってもらった。バブル期の出版のせいか、かなり立派だ。
夕方、買い物がてら、駅の方に出て、書店に寄ってみるが、2軒ある書店、どちらも朝日新書自体が入っていない。経堂では、発売日には手に入らないようだ。出版される本が多いせいだろうか。なんだか、気勢があがらない感じだ。
昨日の夜、オードリー・ヘプバーンの『ティファニーで朝食を』を見た。今まで見たことがなかった。映画としての評価は微妙だが、1961年のニューヨークがいかにすごい都会だったかがわかる。原作とかなり違うようで、映画を見ていても、おかしな設定だと思えるところが多い。原作を読んだわけではないので照合はできないが、主人公は娼婦という設定を変えてしまっても、それで話を成り立たせてしまうところが、いい加減というか、すごい。原作者のカポーティーは、映画を見終わって、驚いていすから転げ落ちたと言うが、たしかにそうだろう。しかし、ヘプバーンを生かすということでは、これくらい変えなければだめだったのかもしれない。
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