6月17日(日)飛鳥仏も気になるけれど福本議員の公明離党も気になる
日曜だけれど、まとまって時間がとれるので、『日本宗教美術史』の第2章に手を入れる。一応、最後まで行く。第2章では、神道美術の問題についてふれたが、仏教が渡来する前までで、すでに原稿が190枚を越えている。これから、仏教が到来し、本格的な日本の宗教美術の歴史がはじまるわけだが、いったいこれからどうなるのか。まあ、あまり先は考えず、次に行くことにする。次は飛鳥白鳳時代をあつかうつもりなので、この章を書くと全体が見えてくるかもしれない。次に、天平(奈良仏教)、密教、浄土信仰、鎌倉仏教、禅の展開と西洋との出会い、近世の宗教美術、近代と宗教美術の世俗化。適当にあげてみると、こんな感じか。第1章と第2章が70枚ほどで、それで行くと、あと490枚。全部で700枚弱。そんなことになるのかどうか、仏教美術になると言いたいこともいろいろと出てくるだろうから、まったくわからない。
週刊誌の記者から、公明党を離党した福本潤一議員の連絡先を知らないかという電話がかかってきた。もちろん、知らないけれど、調べてみるとこの議員さん、経歴がおもしろい。東大の農学部で大学院まで進んで、農学博士。その後、愛媛大学の助教授もしている。議員になってからも、専門を生かして、農水族として活躍してきたらしい。
公明党では、立候補する場合、在職中に65歳を越えないということになっているが、福本議員の場合、今回出て当選しても、定年にはひっかからないはずだ。ぎりぎりの64歳で任期を終えることになる。それでも、出馬が出来なかったということは、何か事情があるのだろうか。それに、この定年制、例外があって、余人を持って代え難いとなると、立候補できたりする。本当にどういう事情でこうなったのか。公明党の体質なのか。それとも、福本議員個人の問題なのか。注目する必要がありそうだ。
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