6月21日(木)国立国会図書館のライブラリアンに勝ったかもしれないと思うとちょっとうれしい
原稿書きの方は、相変わらずのパターン。今日は、すでに書いてあるものをもってきたりしたので、何枚書いたかはわからない。ぼちぼちやっていくしかない仕事なので、地道にやっていこう。それでも不思議なもので、今日も新しい仕事が入った。ずっとそういうことがなかったのに、急に続くというのは、たぶん偶然なのだろうが、変化感じだ。今度は、曹洞宗関係の雑誌で、佐々木宏幹先生などと座談会をすることになった。
久しぶりに、トランスビューの中嶋君に連絡をしたら電話があって、30分くらい話す。そのとき、ドイツ語の表記がわからないので、なんとかならないかと言われる。私はドイツ語に関しては、一度も勉強したことがないので断ったが、無理矢理ファックスが届いた。書名のなかの表記の問題なので、アマゾンを調べ、紀伊國屋書店を調べたが、その本は売られていなかった。だったら、東大にあるのではと思い、検索してみると、案の定あって、あっけなく解決した。中嶋君、国会図書館の洋書のライブラリアンにも聞いて、それでもわからなかったようだが、やはり国会図書館は洋書には弱い気がする。あまりに早くわかったので、彼もびっくりしていたが、ちょっと偉そうに出来てうれしい。「やはりプロですから」。
検索の技術というのは、案外難しいものなのかもしれない。インターネットが発達したおかげで、昔では考えられないほど情報の収集能力があがり、私のような文筆家が仕事ができるのも、明らかにそのおかげだ。けれども、情報の海のなかを航海し、目的地である特定の情報にたどり着くというのは、それほど易しいことではないのだろう。これは、方法と言うより、長年の経験によるものだと思う。昨日、大学で朝日新聞の「聞蔵」が使えることに気づいた。これは、かなり活用できそうな気がする。
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