7月15日(日)海老蔵に鳴神上人は鬼門なのだろうか
朝、「サンデー・プロジェクト」で、公明党の太田代表がしゃべっているのを見る。もっと、自民党に対してがんがん言った方がいい気がするが、どうもそれができないらしい。先日、この太田代表が演説しているのをテレビで見たけれど、創価学会で幹部の経験があるからか、宗教家としての演説という印象を受けた。むしろこの人は、学会の方で活躍し、会長になった方がよかったのではないか。どういう都合で学会から公明党に移ったのかわからないが、そこに間違いがある気がする。政治家としては、逆に何かがありすぎる。
坊っちゃんについての原稿、今日はやめておこうかとも思ったが、午後になって書き始めたら、けっきょく一章分書いてしまった。20枚強。小説の書き出しの部分で、これが末っ子小説で、漱石らしさが一番出ていること、そして、坊っちゃんと『男はつらいよ』の寅さんとの類似性について書いた。11章あるうちの1章だけふれたことになるが、1章ずつふれていくことにはならないだろう。たぶん。
海老蔵は、朝日新聞だと数針縫ったということになっていたが、他のスポーツ紙などでは15針となっている。おそらく、15針の方が正しいのだろう。数針では重傷ではないかもしれない。考えてみると、前に「鳴神」をやったのが、2001年9月の新橋演舞場のことで、そのとき、全部で4役こなして、声をつぶすという出来事があった。そのために、次の年、松録の襲名公演を休んだりしたのだが、もしかしたら鳴神上人は彼にとって鬼門なのかもしれない。なにしろ、鳴神は女犯の罪をおかす。報道が事実と思えないことは繰り返し述べてきたが、あるいはどこかで鳴神上人のような行状に及んでいるのかもしれない。天罰は恐ろしい。
昨日、その松竹座の公演のための船乗り込みの様子を「デジカメニュース」で見たが、そのとき愛之助が5役あると言っていた。海老蔵が休演で、鳴神は愛之助になった。ということは、彼は6役出ずっぱりということになる。これは、いくらなんでもとんでもない。これがつとまるから、歌舞伎役者は恐ろしい。
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