7月23日(月)慶應三田会の原稿に区切りがつく
朝から、慶應三田会についての原稿を書く。最後の章。午前中で3分の2くらい終わったので、そのまま午後も書き続ける。一応これで、第1稿ができた。原稿の量で270枚弱。ほかに、図表とかあるし、おそらく写真も入るだろうから、全体で300枚くらいだろうか。単行本として、まあまあの量だろう。予定よりも少し早く仕上がった。書いてみると、いろいろといままで考えていなかったところにも話がおよんでいった気がする。大学の同窓会について、これまでまとまった本など出ていないので、意味はあるのではないだろうか。
あと、昨日書いた坊っちゃんの原稿に手を入れ、宗教学会からの論文執筆依頼に返答する。全体の特集のテーマが、「宗教批判の諸相」ということなので、仮の題を「オウム事件以降の宗教批判」とした。オウム事件が起こったとき、日本の既成仏教宗派は、オウムは宗教ではない、仏教ではないと切り捨てた。事件を、あるいは教団のあり方を、仏教として真摯に受け止め、とらえようとする視点はごく一部にとどまった。また、9.11が起こったときには、一神教に対する批判的な声がずいぶんとあがった。一神教と対比される、日本の多神教を評価したり、養護したりする声も多数上がった。どちらの場合も、宗教一般の問題として引き寄せるのではなく、異なる宗教、あるいは宗教の枠の外にあるものとして排除しようとしたという点で共通している。これによって、宗教界、仏教界は、批判の矛先が自分たちにむいてくるのを避けようとしたわけである。果たして、その功罪はどうなのか。論文では、そこらあたりのことを論じることになるだろう。
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