7月27日(金)選挙の予想は相当にあたるようだ
坊っちゃんの原稿、昨日残った7のところを書く。ここが一番長くなった。その後、8に進む。半分くらい書いただろうか。あと一日で、終わりまで行く予定。漱石は、わずか10日くらいで『坊っちゃん』を書いているが、それに近いスピードかもしれない。漱石は、原稿を書いたら、ほとんど直さなかったという。直すくらいなら、また別の本を書くとも言っていたとか。やはりこの域に達しないといけないのだろう。
参院選まであと、2日になった。各メディアでは、自民党の大敗を予想しているし、さしもの公明党も相当に苦戦しているらしい。それで、予想というものがどれほど当たるものなのか、前回のことを調べてみた。前回の参院選は、2004年7月11日が投票日だった。その一週間前に、読売新聞が世論調査にもとづいて情勢判断をしているが、それによると、自民党が48、民主党が53、公明党が11、共産党が4、社民党が2という予想をしていた。実際には、順に、49、50、11、4、2だった。それに無所属が5だった。公明党以下は、まったく予想があたっている。自民党も1議席しかかわらない。民主党だと3議席で、ここが違うと言えば違うが、全体に相当正確に予想がなされている。ということは、今回も、予想されている通りになるということだろう。
今日の朝日新聞だと、38、58、10、4、2、そして、国民新党が2に無所属が7という予想がされている。無所属の場合、民主党など野党からの推薦を受けている候補者が多い。となると、自民党は相当に負けることになる。参院は、3年改選がないし、民主党が第1党で、与党が少数派になる事態が続く。次の選挙だって危ないので、その事態が相当長く続くのかもしれない。これは、必ず政局の流動化に結びついていくのではないだろうか。
« 7月26日(木)次のワールドカップに出られないとなるとアナログ放送を休止できなくなるかもしれない | Main | 7月28日(土)大学生に選挙権を与えてもいいと思った »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 11月11日(月)菅谷幸浩さんの朝日カルチャーセンター新宿教室での青嵐会についての講義を聴く(2024.11.11)
- 10月15日(火)衆議院選挙がはじまり落合貴之氏の出陣式に行く(2024.10.15)
- 9月18日(水)『創価学会教学要綱』についての講演の要旨をまとめた(2024.09.18)
- 4月27日(土)話題の東京15区について書いてみた(2024.04.27)
- 3月31日(日)桜も咲く中朝日カルチャーセンター新宿教室で中田考さんとカリフ制再興をめぐって対談をする(2024.03.31)
Comments
« 7月26日(木)次のワールドカップに出られないとなるとアナログ放送を休止できなくなるかもしれない | Main | 7月28日(土)大学生に選挙権を与えてもいいと思った »
以前、「不安を生きる」を読んでメールした者です。その後、「公明党vs創価学会」「中沢新一、…」「創価学会の実力」「宗教としてのバブル」を読み、いずれも刺激的でわくわくしながらの読書でした。「不安を生きる」系列の本、政治経済の行く先や、国際状況などを絡ませた日本人の心の問題を、今後も待っています。新書版が手に取りやすいです。
ご活躍ください。
Posted by: 佐藤 | July 28, 2007 08:56 AM