8月12日(日)来年は古典路線だ!
暑い。けれども、午後4時頃まで、冷房をつけなかった。杉並区立図書館に本を返却に行く。一番近いのが高井戸図書館で、これは自転車で行くしかない。杉並区では15冊まで借りられるのが便利だが、その分、もっていくのが重い。そのあと、岩波文庫の最近刊行されたもの3冊ほど欲しかったので、経堂駅まで戻り、文教堂に行くが、欲しいものは一冊もなかった。映画「怪談」の原作になっ「真景累ヶ淵」がたくさんあったが、新刊は入れてないのだろうか。
家に戻ってから、冷房を入れるが、あまりに暑いのか、あまり涼しくならない。いったいいつまでこの暑さが続くのだろうか。
岩波文庫の、これまでの累積でのベストテンだと、次のような順らしい。
1 ソクラテスの弁明・クリトン
2 エミール
3 坊ちゃん
4 共産党宣言
5 善の研究
6 こころ
7 歎異抄
8 空想より科学へ
9 古事記
10 論語
文学に哲学、宗教にイデオロギーというか、共産主義をユートピア論と考えれば、すべて守備範囲に入っている。「読者が選ぶ岩波文庫」ベスト100の10位までだと、次のようになる。
第1位『こころ』(夏目漱石)
第2位『坊ちゃん』(同)
第3位『銀の匙』(中勘助)
第4位『吾輩は猫である』(漱石)
第5位『君たちはどう生きるか』(吉野源三郎)
第6位『新版 きけ わだつみのこえ』(日本戦没学生記念会編)
第7位『忘れられた日本人』(宮本常一)
第8位『古寺巡礼』(和辻哲郎)
第9位『罪と罰』(ドストエフスキー)
第10位『新訂 福翁自伝』(福沢諭吉)
『古寺巡礼』は、日本宗教美術史のために読み直したばかりだし、『福翁自伝』は、慶應三田会について書くときの参考書だ。何でも縁がある。来年は、古典路線で行こうかと、汗を拭きながら思った。
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