8月2日(木)四方田君は詩を作っているらしい
8月になり、梅雨も明けたけれど、台風がまた日本に接近している。アメリカでは高速道路の橋が崩れ、大変なことになっている。
四方田君から、昨日は詩集が届き、今日はエッセイ集が届いた。ここのところ、詩を書いているようだけれど、詩というのはなかなか難しい。感情を描くのか、光景を描くのか、それともことばにこだわるのか、どこに焦点を絞るかということを考えないといけないのだろう。詩はほとんど書いていないけれ、詩的な文章というのはいつも考える。
しばらくあいだがあいたが、日本宗教美術史に戻る。天平時代の宗教美術、今日は興福寺から大安寺へと話を進めた。とくに興福寺の阿修羅像と迦楼羅像に注目した。宗教美術のなかで、こうした異形の存在が現れたのは、これがはじめてのことだ。天平時代にこうした像が、どのようなイメージを与えたのか、考えをめぐらせてみるとおもしろい。次は、薬師寺に話を進めることになるが、今日は10枚弱しか進まなかった。
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