8月14日(火)「禅」の展覧会はいかがなものか
昨日は12時と早く寝たせいで、7時に起きる。8時半から仕事をする。三田会の原稿、最後の部分かなり書けた。もう少し。
10時前に家を出て、上野方面に。芸術新聞社の渡辺さんと、東博の「禅」と芸大の「金比羅宮の襖絵」を見に行く。ところが、芸大の方、あまりに混雑していて、断念する。もっとも、若仲には興味がないので、惜しくはない。それにしても、芸大にはすごい人出だ。
それに引き替え、東博はすいていた。「禅」の特別展、パンフレットを見た限りあまり期待していなかったけれど、その予測通り、あまりおもしろくない。禅の世界は、宗教美術を積極的に生み出していないし、庭などもってこれないのだから、これだけの特別展をやること自体が無理だろう。すいているのも当然。星で評価すれば、☆☆★★★と、5段階の2くらいか。展示の説明も、わからない。特有の用語にはちゃんと説明をつけてほしいし、後の展示になって説明が出ていたりとちぐはぐだ。
むしろ、本館の新しい展示、「仏像の道」の方が、今やっている仕事に関係するので興味があった。改めて、日本の仏像のすごさを再認識した気もするが、こうした展示をするなら、もっと大規模にしてはどうか。仏教関係の収蔵品を一同に集め、仏教の流れを美術でおうような通常展示を作ってはどうか。今だと、地域でばらばらだし、筋がない。東博は、かなりいいものをもっているのだから、現在の仏教ブームもあり、仏教に傾斜した方がいい。
東博を出て、喫茶店で休憩し、秋葉原のテレオンへ。ソニーのデジタルアンプを聴く。予想通り、くせのないすっきりした音。買いたい気になってきた。その後、早稲田鶴巻町でウナギを食べ、神楽坂でバーによる。暑い中、よく動いた一日だった。

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