9月25日(火)10大新宗教の原稿を書き上げる
10大新宗教、おわりにを書き上げ、全体を見直す。ルビが必要だというので、なるべく多くつけてみる。全体でほぼ300枚で、予定通り。8月の第2週から書き始めて、9月の最終週に終わったから、ちょうど7週間で一冊。これも予定通り。これまで、いくつか書いたことがある教団もあって、その分は楽だった。改めて見直してみると、新宗教というのはつくづくおもしろい存在だと思う。まとめて書くことで、系譜というのも見えてきたし、全体像がわかったように思う。真如苑に行ったのも、予想以上にいい効果があった気がする。
テレビでは、新首相の選出過程を追っている。すでに決まっていることが進行しているのは、やはり儀式のようだ。こうした儀式性があるからこそ、政治はまつりごとと言えるのだろう。宗教学的に見ると、むしろこうした部分の方がおもしろい。ちょうど明日、安全・安心の共通コースで、「自民党vs.公明党」の話をすることになっているので、そうした点も盛り込みたいと思う。
新しい首相、やはり妙なユーモアの感覚がある。同じ早稲田ということで、小渕元首相に似ているような気がしたけれど、どうもそうなりそうな感じだ。小渕元首相の場合、最初はあまり人気がなかったけれど、「ブッチフォン」などが登場し、次第に人気を高めていった。その再現がなるのだろうか。ただし、衆参のねじれという現象は今回違う。それでものらりくらりと、政治的なポリスーや明確な政策がないほうが、こうした状況では強い。こだわりがないということは、相手としては責めにくくなるだろう。
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