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September 29, 2007

9月29日(土)文楽と歌舞伎はどうして違った道を歩んだのか

雨で天気が悪い。昨日が暑かったのに比べて、相当に涼しい。

昨日は、朝、病院に検査に行き、昼からは日蓮の勉強会に出た。「観心本尊抄」もあと一回。次はまとめだ。これで、日蓮遺文も山を乗り越えることになりそうだ。

夜は、アカデミーヒルズで、1年前に亡くなった吉田玉男を追悼する写真展関連のシンポジウムを聞きに行った。文楽はあまり見ていないし、実際に見たのは一度だけ。それでも、写真展で展示された写真がスライドで見られたし、写真家、弟子の玉女さん、それに評論家の話でおもしろかった。たんに文楽の話というより、玉男さんの人柄や、その死への日々など、人間模様が興味を引いたように思う。

それにしても、文楽に携わっている人は、全部で89人だという。まるで保護されている天然記念物のようにも思える。興業だけで経済的に成り立たないのはともかく、人数の面でも広がっていかないと、存続はなかなか大変だろう。歌舞伎とはかなり条件が違う。なぜ、文楽はこうなり、歌舞伎はそうなったのか。昔は、文楽はすごい人気を誇っていたわけで、その違いは何なのかと思う。

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文化・芸術」カテゴリの記事

Comments

島田さんこんにちは。
文楽の現状について、戦後松竹が撤退して、行政のバックアップを受けた財団法人による運営になったことが背景にあるのでしょうか。むしろ「天然記念物」状態にしてしまう日本の文化行政に何か問題があるのかもしれない。文楽の現状について考えるとき、歌舞伎と比較するよりは、結城座と比較すると、やや文楽とは対照的な歩みで、文楽の現状・問題点を考える上で参考になるような気がします。

小金さんこんにちは。文楽の現状については、ご指摘のような興行主の変化ということは大きな要因としてあると思います。これについては、渡辺保さんが書かれた文楽の太夫についての本のなかに詳しく出ていたと思います。ただ、現在の文楽を見ていると、上方の芸能としての面がかなり薄くなっているように思えます。もっとくどいというか、それが本来の文楽かもしれないなとも思います。そうなると、東京人には受け入れにくくなるかもしれませんが、情をもっとも重視する文楽ということで考えれば、どうでしょうか。

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