10月19日(金)「師」についての講演に小学校の同級生が来て驚く
髪が伸びているので、朝床屋へ行く。
少し休憩して、新宿へ。車屋別館で昼食をとったあと、伊勢丹のバーゲンに。チェスター・バリーか、ヒッキー・フリーマンのスーツが出ているので、よければ買おうかと思っていたが、ぴったりするのがなかった。新館の一番上にあるフロアーにも寄ってみる。リンのオーディオが販売されていると聞いたので、それなどと見る。全体によくわからないフロアーになっていた。
午後は、日蓮遺文の勉強会。「観心本尊抄」の最後で、先生による解説付き。何か質問をとは思ったけれど、不思議と何も浮かんでこない。やはりここまで来ると、議論が閉ざされた領域に突き進んでいるようで、それをどのようにとらえるかが難しい。
勉強会が終わらないうちに、本郷三丁目へ。東大仏教青年会での講演会。そこに仏教青年会があるのは何となく知っていたが、来たのははじめて。宗教学と仏教とがいかに縁がないかということだろう。講演が始まる前、係の学生が、同級生の方が来ていると言われ、行ってみると、幼稚園と小学校の同級生。実に41年ぶりの再会になる。そこでヨーガの教室に通っていて、私の名前を目にしたとのこと。まさに奇遇。
講演のテーマは、「師」について。まったくの新ネタで、これまで話したことがないことなので、どうなるか心配もあったけれど、予想以上にうまくいった感じがした。師という存在がいかに不可思議で、不条理な存在であるのか。宗教について考えていると、必ずそうしたことにぶちあたる。そこらあたりのことを、自らの師についての体験と比較しながら語ってみた。
講演会の後、その同級生を交え、講演をききに来ていただいた、日芸の清水先生、山下さん、それに編集者の小山さんと飲む。二軒行ったが、かなり安い。本郷も大分変わったけれど、まだ学生の街の雰囲気が残っていると言うことなのだろう。
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