10月11日(木)植草甚一展はやはり散歩の途中で寄るものかもしれない
今度書く、新しい本の内容について、全体に何を書くか、アウトラインを書いてみた。それだけで、20数枚になった。これをもう一度検討し、それにしたがって書いていくことになるだろう。
その後、散歩がてら、世田谷文学館まで歩いていく。文学館に行くのは久しぶりだ。お目当ては、「植草甚一 マイ・フェバリット・シングズ展」。植草氏は文学者ではないけれど、世田谷ゆかりの人だし、経堂では超有名人。昔、経堂に住んでいたとき、OXストアーで古本市が開かれていたとき、その姿を見たことがある。経堂アパートに住んでいたのだから、ちょっと出かけたという感じだった。
ほかに、2度ほど新宿で見かけたことがあった。私がジャズを聴くきっかけを与えてくれた人だし、非常に不思議な存在だったと思う。今回の展示では、絵がついた葉書や手紙などが楽しい。この展覧会にあわせて、1970年頃、植草氏が歩き回った経堂の街のなかの店をたどった地図が作られていて、ああ、このあたりにこうした店があったのだということを確認した。植草氏の経堂について書いた文章を読んでいると、今はない喫茶店や書店が出てくる。その場所を今回確認した。
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