10月18日(木)はじめてサントリー美術館へ行く
午前中は『日本宗教美術史』の執筆。5枚ほど書く。
昼から、ライブラリーへ。ハリー・ポッターについての本について打ち合わせをする。まだ、やるかどうか決まってはいないけれど、話していて、こうすればいいという線は見えてきたような気がした。ただ、いざ作業にかかったとしたら、作品が長い分かなり苦労しそうな気がする。いったい、全部でどのくらいの量になるのだろうか。これだけ長い作品はめったにない。
打ち合わせが終わってから、サントリー美術館へ行くためにミッドタウンへ。ビルの外にあるような気がしていたが、本体のなかにあった。今やっているのは、『BIOMBO 屏風 日本の美』展。要するに屏風というものがいったいいかなるものなのかを示した展覧会。屏風というものは、ある意味実用性がある分、美術としての評価が低い気がするが、宗教美術ということからすれば、出産や死に際しての使い方が一つ問題になってくる。出産のときには、白絵屏風というのを立てるし、湯灌のときには屏風を逆さに立てるようだ。もう一つは、図柄として祭礼が描かれていること。今回の展示では、世界の美術館にばらばらに収蔵されている屏風の並びを復元し、元の祭礼を描いた屏風絵が飾られている。
展覧会のあと、食事をしようとミッドタウンのなかをまわってみたが、最初、立派で値段の高いところばかりでびっくり。ようやく地下に来て、けっこう安い店があるのがわかった。魚の味醂粕漬けの鈴波で食べてみたが、とろろがうまかった。値段もリーズナブルでこれはいい。スーパーも東急だが、なかなかいいものがそろっている。こうしたところでは、ヒルズよりいい感じだ。写真は、展示されていた一人乗り自動車。
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