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November 05, 2007

11月5日(月)鳥獣戯画じゃないじゃないか

朝から久しぶりにライブラリーへ。『寺門興隆』の原稿の締め切りが今日なので、一日で仕上げようとやってきた。今回は、日蓮遺文の勉強会で「観心本尊抄」を読み終えたので、一念三千と創価学会の関係について述べることにした。途中、最近ライブラリーの会員になった慶應の小幡さんと昼食を食べ、いろいろと話をする。経堂はいいところだと強調したら、引っ越そうかと言っていた。昼からも作業を続け、なんとか最後まで書き終わる。

サントリー美術館で「鳥獣戯画がやってきた」展をやっているので、それを見に行く。それほど混んでいないので、とても見やすかったが、この美術館、展示品の数の割に、入館料が意外と高い。だからすいているのかもしれない。

「鳥獣戯画」について、これまで真剣に考えてこともなかったけれど、実際に見てみると、興味深いことはいくつも出てきた。まず思うのは、そのタイトル。「鳥獣人物戯画」とも言うらしいが、鳥というのはあまり出てこない。いろいろな種類の絵があり、時代も作者も違うようだが、一番よく知られた「甲巻」の場合、やはり主役は兎と蛙だろう。猿やきつねも出てくるが、中心になっているのは、この二つの動物だ。馬などはあくまで動物として出てくるのであって、擬人化はされていない。しかも、兎の方が蛙より偉そうに描かれていることが多い。そうすると、主役はやはり兎ということになるのではないか。

二つめは、人物を描いたものも含め、そこに描かれた登場人物たちが、みんなで楽しんでいる光景が選ばれて描かれているように思えた。動物や人物を描くのが主たる目的ではなく、そうした楽しげな雰囲気を描き出すことに主眼が置かれているのではないか。その点では、たんに「戯画」とは言えないようにも思う。

こうした「鳥獣戯画」と関連するものとして、陽物比べや、おなら比べの絵が展示されていた。前者は、春画の描き方にも通じるが、いきなりそんなものが出てくるとびっくりする。子どもはいなかったが、どういう反応をするのだろうか。

最後に、サントリー美術館が所蔵する「鼠草子」も展示されていたが、これもおもしろい。最後に高野山に行き、鼠が猫と経を読んでいる場面など、なかなか味がある。売店で見たら、それが絵本になっていた。

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