12月18日(火)さらに京都をまわり大阪もまわる
朝から京都と大阪をまわる。当初大阪は予定に入っていなかったけれど、時間に余裕ができたし、月に一度の開扉の日なので行くことにした。
まず、豊国神社。人を神に祀るということをどう考えるのか。それも宗教美術の問題にかかわってくるので寄ってみた。唐門が国宝。そのそばの三十三間堂へ。実に久しぶりだが、正直観音が森の木々のように立ち並んでいるさまには圧倒される。もし何も知らないでここに連れてこられ、いきなりこの光景を見たとしたら、そのときの驚きはいかばかりか。よくこれだけのものが作られたと思うし、アイディアがすごい。
そこから、泉涌寺の塔頭、即成院へ。重文の阿弥陀仏と25菩薩を拝観。これは、当初の配置の仕方がわからず、もっと違うものであるはずだ。次は、法界寺で国宝の阿弥陀仏を拝観。あまり人の訪れない寺。親鸞聖人誕生の地だと言われる。
黄檗宗の総本山、萬福寺へ。ここははじめて。やはり日本とは違う。そして、平等院へ。最近、修理が行われ、池も作られた当寺の形に戻された。ここは、宝物館を含め、実に整備がいきとどいているが、その分、寺という感じがしない。天台宗と浄土宗の二宗兼宗とのこと。
そこから、京田辺の観音寺へ。ここは、ぽつりとある寺で、人もほとんど訪れないが、国宝の11面観音は、木心乾漆像で、その美しさがよく出ている。祀られる環境さえ変われば、大きな注目を集めるだろうが、そこが残念。
さらに、山を越えて、大阪の藤井寺へ。道明寺の観音と、葛井寺の千手観音を拝観する。これが月に一度か二度の特別開扉。葛井寺の方では、熱心な信者の人たちがおしかけていた。観音は天平時代のもので、それが今でも生きた信仰の源泉になっている点は感動的だ。
大阪へ出て、旅を終える。
« 12月17日(月)京都をひたすらまわる | Main | 12月19日(水)海老蔵が唯一読み通した本は »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 9月6日(日)目黒の大鳥神社で桜月流の奉納を見る(2026.09.06)
- 8月29日(土)柏で柏神社を見つけた(2026.08.29)
- 8月8日(土)改築された三省堂本店を初めて訪れる(2026.08.08)
- 7月27日(月)新しい世界遺産「飛鳥・奈良の宮都」に関連する信仰について書いてみた(2026.07.27)
- 7月19日(日)経堂まつりはサンバ(2026.07.19)












Comments