12月4日(火)『慶應三田会』を阿川尚之さんに書評して貰う
朝、幻冬舎新書1周年の全面広告を見る。私の本が著者の写真入りでかなり大きく紹介されている。これだけ大きな広告ははじめてかもしれない。原稿を頼まれたときから1周年のことは言われていて、そのために締め切りを厳守した。その甲斐があったということだろう。
午前中は、『属性』の第1章をまとめ、第2章のアウトラインを考える。午後は、少し『日本宗教美術史』の原稿を書く。5枚ほど。ようやく浄土教と法華経美術の章に入った。ここはけっこう長くなりそう。あるいは2章に分けないといけないかもしれない。
それから、大学へ。研究室の研究会で阿川尚之さんが、拙著『慶應三田会』を書評してくれることになっている。なぜか研究会のはじまる時間を間違えてしまい、皆さんを待たせてしまった。ほとんど時間を間違えることはないのだけれど、ちょっと最近忙しいのかもしれない。阿川さんは、現在SFCの学部長でもあり、その視点からの論評は貴重で、おもしろかった。慶應の社会的なポジションが、最近になってあがり、それによってさまざまな変化が起こっていることがわかった。果たしてこの傾向がこれからどうなるのか。もう少し注目する必要がありそうだ。
研究会の第二部では、御厨さんが安部政権についての論評をまとめて話してくれた。終わってから、下北沢で忘年会。安全安心のプロジェクトも今年度で終わる。私も含め、このプロジェクトにかかわった人間は、ひとまずそれぞれのところへ散っていくことになるようだ。
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