1月30日(水)生命倫理について考えた一日
今日は、東京財団での生命倫理の研究会があり、そこで日本人の宗教観について話しをしなければならないので、その準備をする。西欧との比較というところまで行きたかったが、問題が難しく、そこまでまとめきれなかった。その後、『属性』の原稿を5枚ほど書く。
午後から東京財団へ。座長の橳島さんが日本における生命倫理の歴史について80年代からの動きをまとめてくれる。日本特有の議論がどういうものかがよくわかった。死についてはセンシティブでも、生命のはじまりについてはそれほど関心をむけない。これは、どうしてなのか。案外、答えの出ない問いだ。次に私が、時間の関係で全体を話せなかったが、序論のところだけ語る。古代人はアニミズムという常識的な見方に挑戦してみる。
夜は、安全安心の実務専門家コースで、橳島さんを講師にお願いしているので、いっしょに六本木ヒルズへ。今日は、質疑の部分がもりあがって、とくにおもしろかった。たんに生命倫理固有の問題だけではなく、役所のシステムや政治家、政党の役割、さらには宗教観まで話しは多岐にわたった、
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