無料ブログはココログ

Recent Trackbacks

« 1月24日(木)温泉文学論やら庭園文化論だかを読む | Main | 1月26日(土)同級生の展覧会で同級生に久しぶりに会う »

January 25, 2008

1月25日(金)横山大観は鳥を小さく描く人なのだ

午前中は、原稿の修正など。三つの系統の本、第5章を直し、第6章の内容を考える。『宗教と現代2008』の校正をする。

午後、新宿へ出て、ビッグカメラで、ケンウッドのポータブルプレイヤーHD10GB7を購入する。最近、旅行することが多いので、必要になった。携帯でも聴けるが、やはり不便。なるべく音がいいのと考えて、ケンウッドにする。さらに音のいいものもあるが、そちらは大きくて、重い。家で聴くわけではないので、これでいいだろう。

新宿から六本木へ。国立新美術館で「横山大観展」を見る。これまで見たことのあるものも含まれているが、生々流転がすべて見られるのは、珍しいのではないか。まだ、展覧会がはじまったばかりなので、観客もそれほど多くない。ゆっくりと見られた。

大観という人、やはり天心のもとで学んだだけに、伝統を踏まえつつ、モダンだ。モダンさはとくに初期の作品に著しい。目立ったのは、小さく描かれた鳥。大観という人は、鳥をひどく小さく描く人だと思えた。これほど小さく描く画家も珍しい気がするが、それによって全体が広々と感じられる。空間の把握力というか、造形力は群を抜いている。さすが晩年になると筆に衰えが見られるが、富士を描いた最晩年の作などは、生命力がよみがえっている。

ヒルズで、アスコムから出す苫米地英人氏との対談本の打ち合わせ。今年は、対談本がすでに3冊になった。脳とこころ、そして宗教といったところがテーマになりそうだ。

« 1月24日(木)温泉文学論やら庭園文化論だかを読む | Main | 1月26日(土)同級生の展覧会で同級生に久しぶりに会う »

文化・芸術」カテゴリの記事

Comments

Post a comment

(Not displayed with comment.)

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 1月25日(金)横山大観は鳥を小さく描く人なのだ:

« 1月24日(木)温泉文学論やら庭園文化論だかを読む | Main | 1月26日(土)同級生の展覧会で同級生に久しぶりに会う »

December 2023
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31