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March 04, 2008

3月4日(火)なぜ奈良のキャラクターは評判が悪いのか

朝ホテルで朝食をとらないで、イノダの本店に行き、京の朝食をいただく。そこから、少し戻って、茶釜を作っている佐々木さんのところに寄る。講演会にも来てくれた。話しをしていたら、塩崎元官房長官の夫人が共通の知り合いだということがわかる。世間へ狭いものだ。

タクシーで京都駅まで行き、新幹線で東京へ。テレビ東京のWBSから取材の依頼が来ていたので、帰りがけにテレビ東京によって、インタビュー取材に答える。最近、企業のなかで長時間の会議が見直されているらしい。それについてコメントをする。11日に放送される予定。

そこから、いったん自宅に戻り、夜は電通の渡辺さんと落ちたって、三軒茶屋で本当のイタリアンを食べる。イカ墨も、バジルも、どうも日本で食べているものとは違うらしい。大変勉強になった。

実は、奈良にいたとき、TBSのニュースから、奈良の1300年のイベントのキャラクターが評判が悪いということでコメントを求められる。時間の関係でそれには答えられなかったのだが、そのキャラクターを見て、思わず笑ってしまった。大仏に鹿の角とは、これではいろいろと問題がある。一つには、大仏と鹿では、春日大社と奈良公園に偏ってしまい、奈良全体を代表できない。第二には、鹿は春日大社の神の使いで、その本地仏になると、大仏ではないだろう。作者の藪内氏はいろいろと反論しているが、どうも宗教的なことへの目配りがかけている。奈良の人たちは、そこらあたりのことがわかって、反対しているのではないだろうか。

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Comments

あれ大仏なんですか?。違うでしょう?。藪内さんお得意の童子シリーズのキャラだと思いますが。ま、いずれにせよ本地仏云々などという難しい話ではなく、彫刻で見るとかわいらしいキャラクターも、ああいう形式では今ひとつかわいくないという、単純にそういうことだと思います。

いつも更新を楽しみしています。
奈良のキャラクターは「大仏」ではなく「童子」を表現しているそうです。
http://www.1300.jp/mascot.html
のコンセプトに書いてあります。

反対意見の多くは簡単に言えば「可愛くないから」だと思います。
でもそういう主観的意見だけで、ここまで騒ぐのはどうかと思いますが、島田先生が書いていらっしゃるように宗教的観点から考えられるのでしたら、確固たるものになるのではないでしょうか。

たしかに藪内氏のモチーフは童子で、そうしたものはこれまでいくつも見ています。しかし、これまでの童子とは今回のものが違うこともたしかで、大仏というのは限定しすぎかもしれませんが、仏像をモチーフにしていることはたしかでしょう。顔もそうだし、耳がまず間違いありません。そうなれば、仏像に鹿という、神仏習合の新しい形だと考えられなくもないですが、いきなりそうした新しいスタイルを出されると、みな面食らいますよね。せっかくのお祭り、キャラクターでもめるのは得策ではないでしょう。

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