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March 2008

March 31, 2008

3月31日(月)年度末、特任研究員は今日で終わり

明日から4月だというのに、今日は雨が降り寒い。年度末でもある。今日で、東大先端研の特任研究員が無事終了する。報告書を書いていなかったので、簡単なものだがそれを書いて、送る。これで一応責任は果たしたことになるのだろう。特任の2年半は、さまざまな点で役立った。プロジェクトとしてもおもしろいことがやれたし、政治や経済の分野にかかわることができたことも大きい。ヒルズのライブラリーを知ったこともかなり重要なことだった。

ハリーポッターの原稿にかかろうと思ったが、本を見返していて、けっきょくそれだけで終わってしまった。なにしろ第4巻は相当に長い。映画では省略されているところも相当にある。もう映画と原作とは別物といっていいかもしれない。第4章で何を書けばいいか、まとめてみる。宗教美術史の方は、3枚くらいしか書けなかった。

夕方は、角川書店の岸山さんと本の打ち合わせ。これで2度目。朝、だいたいの内容をまとめてみる。全体が7章になる予定で、各章、40枚弱書くと新書としてはちょうどいいだろう。書けば一気に行けそうな気もする。問題はいつ書くかだ。

クレモナM、家にいる間は、ずっと鳴りっぱなし。かなり鳴らさないと、スピーカーの真価はわからない。前のものと比較すると、楽器の鳴っている場所がまるで違う。前は、演奏者が一列に並んでいるというイメージだが、クレモナだと奥行きがある。演奏者のいる場所も広くなったようで、演奏している音も、前よりはるかに鮮明にきこえるようになっている。やはりオーディオはスピーカーなのだろう。このスピーカーをいかに鳴らすか。アンプとCDプレイヤーの選択はこれからじっくり考えることにしたい。

3月30日(日)クレモナMが来る

昨日からずいぶんと寝たので、風邪の方はかなりよくなっている。今日はソナス・ファーベルのクレモナMが来ることになっているので、起きて待つことにしたが、なかなか来ない。

結局、届いたのは夜の8時過ぎ。そのとき、ハリーポッターの映画、第4作を見ていたところだったので、荷ほどきをせずに映画を最後まで見る。第1作に比べると全然違う世界になっている。それから荷ほどきをはじめたが、重くて、大変。二人で作業をすべしと書いてあったが、仕方ないので一人でがんばる。台の部分、木ねじをはめる作業があった。前に金物屋に勧められて、長い柄のドライバーを買っていたのが役立った。説明書には電動を勧めると書いてあったが、それほど大変ではない。実は、私は工作とか本当は得意。それがこういうときには生きる。

組み立て終わったのは12時少し前なので、あまり音楽をかけられなかったが、音の違いは歴然。今までは、同じソナス・ファーベルのミニマを聴いていたが、金額の分、まったく違う。少ししか聴いていないし、スピーカーはだんだん音がよくなっていくものなので、本当の実力まではわからないが、オーディオ・ファンがオーディオにのめり込んでいく気持ちがなんだかわかってしまった。これは、やばい。

March 30, 2008

3月29日(土)住友ビルから新宿御苑の桜を見る

安全・安心のプロジェクトが終わるので、御厨研究室の体制も変わる。それにともなって、研究室を去る人もいれば、立場が変わる人もいる。ちなみに私の場合には、特任を外れ、客員という立場になる。それを踏まえ、新宿住友ビルの美濃吉でお別れ会が開かれる。

昔は、住友ビルくらいしか高層ビルがなかった時代があったが、今は窓の外にたくさんのビルが見えるようになった。ちょうと宴会の開かれた部屋は、新宿御苑の方にむいていて、窓から御苑の桜が見えた。今、最高の場所ということだろう。

帰ってから、そのまま寝てしまう。

March 29, 2008

3月28日(金)読売テレビに行ってきた

朝から大阪へ。読売テレビに行き、「たかじんのそんなこと言って委員会」にゲストとして出演する。『日本の10大新宗教』を最初に大々的に紹介してくれた。あとは、前と同じようにパネラーとのトーク。あっという間に終わる。

収録が終わってから、同じ日に収録されるその次の回にパネラーとして出る有田氏と話しをする。選挙のことなどが話題に。なかなか解散にならない状況を死刑囚の心境にたとえたら、意外な顔をされた。いろいろと待つ時間が長いと考えることもあるらしい。

そのまま、東京へ戻る。夜は、虎ノ門で開かれた安全・安心塾で話しをする。読売テレビでの話しの続きのような感じ。かかわりのある宗教として霊友会の名前が3人の方からあがったのには驚く。勉強会が終わってから、宴席に出て帰る。長い一日だった。

March 27, 2008

3月27日(木)27日はやはり長井健司さんのことについて話しをすることになる

暖かな日が続き、桜も一気に開花し、すでに満開に近くなっている。季節としては少し早い。これでは、入学式にはもう散り始めていることになりそうだ。

少しのどが痛くて、風邪気味。たいしたことはない。日本宗教美術史の原稿を10枚以上書く。それから、ライブラリーへ。真如苑の運慶のことで、「アサヒ芸能」の取材を受ける。考えてみれば、はっきりとした目標もなく購入した武蔵村山の土地がこれでうまく活用できるようになるかもしれない。おそらくあそこに、大日如来を祀る堂宇を建てることになるのだろう。教義的にも密教なので、ぴったりする。

取材の後は、大和書房の編集者と本の打ち合わせをする。スピリチュアル・ブームをターゲットにし、なぜ宗教にかわってそうしたものが出てきたのを論じた本はどうかという。いろいろ内容について話しをするが、やはりそこには現代の病理というか、問題点があらわれているようだ。

そこから九品仏へ行き、長井健司さん関連の運動について、今後のことを打ち合わせする。やはりこうした会合は、意図しているわけでもないのに祥月命日の27日になる。2月27日は京都で講演し、1月27日は今治で講演した。その京都での講演のことが、先週の「京都新聞」に大々的にとりあげられていた。本当にありがたいことで、講演に行った甲斐があった。これは京都ならではのことで、東京でやっても取り上げられることはないだろう。東京で運動をやることの難しさを痛感する。

March 26, 2008

3月26日(水)やはり真如苑だった

海外流失が懸念された運慶作と思われる大日如来像、落札したのはやはり真如苑だった。昨日も渡辺さんと、可能性があるのは、阿含宗から真如苑、あるいは神示秀明会だろうと話していたばかり。真如苑は密教系なので、大日如来を購入する必然性はある。

それに今一番アクティブな教団で、財力もある。この問題について、電話取材を一件受ける。明日も取材に答える予定。真如苑としては、ガンダーラ美術の収集では阿含宗に完全に負けているので、ここはがんばったのだろう。競った相手はわからないが、他の二つの教団との競り合いだった可能性は十分に考えられる。

ハリーポッターの原稿、第3章を最後まで書き、この章、最初から直す。宗教美術史も少し書く。江戸時代は何を書けばいいのか、それ自体が難しい。浮世絵のところまで行ったので、北斎について書こうと思っているが、北斎の作品は多岐にわたり、とらえどころがない。

3月25日(火)薬師寺の両菩薩をお迎えする

「国宝薬師寺展」を見るために、上野へ。日光・月光菩薩、はじめての東京への旅なので、初日に出かけて、お迎えしなければと思い、開館前に着く。そこで芸術新聞社の渡辺さんと落ち合う。並んでいる人は予想よりは少なかった。開館と同時になかに入る。予想通り、展示しているものの数は少ない。何はともあれ、まず両菩薩に対面する。少し奥にあるので、最初は人も少ない。拝んだ後、じっくりとながめる。いつみてもすばらしい。今回は、二つの菩薩を比較できるので、その違いがよくわかった。

聖観音は、会場が大きいので、小さく感じる。ほとんど、最近見たもので、それほど珍しいものもない。1時間弱で会場を後にする。そのまま、桜が咲き始めた上野公園を歩き、「双葉」で久しぶりにトンカツを食べる。

そこから、御茶ノ水のオーディオ・ユニオンへ。先日展示品を買われてしまったクレモナMを購入する。年度末ということで、新品でも相当に安い。日曜日には届くことになった。ソニーのデジタルアンプについても価格を聞く。これもけっこう安いが、一度にというわけにもいかない。

渡辺さんと別れて、ヒルズへ。ライブラリーでしばらく原稿を書く。それから、新宿へ出て、伊勢丹で買い物をし、幻冬舎の志儀さんと25万部の祝杯をあげ、次回作について打ち合わせをする。

March 24, 2008

3月24日(月)東大の学位授与式に父母として出る

娘の修士号学位授与式のために東大に行く。あいにくの雨。ぎりぎりに着いたが、父母は安田講堂には入れない。法文二号館で映像により式を見る。11年半も通った大学で、そこに学生の父母として来るというのは、なんだか変な気がした。

学生時代には、式典自体がまったくなかったので、映像を通してとはいえ、初めての体験。最後に、東大の歌の合唱というのがあったが、どちらの歌も聞いたことがない。要するにそういう機会がまったくなかったということだ。学事報告を聞いていて、大学院の修了者の方が学部の卒業生より多いことを知る。教授の呼び方も大学院教授に変わったが、その意味がよくわかった。総長の話、ちょっと矛盾があるような気がしたが、今までの総長に比べると明るくて評判がいいとのこと。

感動したのは、中国からの留学生の答辞。吉林省の出身だと言うが、理系の大学を出ていたのに、日本で文系に転じ、社会学で中国の政治理論を研究し、博士号を取得したらしい。その軌跡には、いろいろな苦労があっただろうが、彼のこれからはどうなるのか。研究の内容からすると、中国に帰るのは難しいのではないか。それでも研究を続けてきたのだとすれば、日本の学生にはない切迫感がある。そこが感動を呼ぶのだろう。

式が終わってから、研究室で学位記の授与があるという。そのあいだ時間があるので、とりあえず出身の宗教学研究室へ。こちらでも授与式があるので、教授連も来ている。島薗さんなどに、先日送られてきた柳川先生のことばを披露する。けっきょく、今回修士号をとった院生にもコピーが渡った。

娘の所属する国文学科は宗教学科の隣なので、そちらにも出る。先生方に娘がお世話になったお礼を申し上げたが、私の本を読んでいただいている先生方がいて、恐縮する。隣り合わせの研究室でもまったく交流がなかった。国文の先生方、実は同じ年に大学に入っている人が2人もおられた。

終わってから、池袋で母親も呼んで食事。そこからライブラリーへ行って、少し仕事をする。

夕食は経堂の中華。お客さんのなかに、一ノ関のベイシーのJBLについて話しをしている人がいた。

March 23, 2008

3月23日(日)トランスビューから贈られてきた本は

日曜日ではあるけれど、『日本宗教美術史』の原稿を10枚強書く。光悦の法華信仰と彼の作品との関係からはじめて、琳派の特質について、宇宙論と関連させながら書く。この後、どう展開させるか。浮世絵に行きたいと思うが、その関連のさせ方が難しい。近代にはいると、それなりに無理なく書けるような気がしているが、江戸時代は難しい。

大相撲、横綱の合い星決戦ということで期待してみたが、勝負はあっさり決まった。前の場所は、その時間に見なかったが、あちらの方が見応えがあった。大勝負というのは、案外あっけなく決まるものだが、来場所はどうなるのだろうか。

ここのところ、トランスビューから藤井淳『空海の思想的展開の研究』と末木文美士『鎌倉仏教展開論』が贈られてきた。前者は12,000円もする大冊。博士論文が本になったもの。後者は論文集。もう一冊、仏教関係の本が出るようだが、なんだか昔の法蔵館のようだ。

March 22, 2008

3月22日(土)元ちとせはまるで神のように歌う

東京では桜の開花宣言があった。近くの桜の木を見てみると、やはり少しだけ咲いている。まだ、ごく一部だが、暖かい日が続けば、たちまち満開になるだろう。今年は冬が寒かっただけに、桜の開花が待ち遠しい感じだった。また、新しい春がやってくる。

先端研から、「退職予告通知」なるものが送られてくる。安全・安心のプロジェクトも、この3月末で終わりだ。最終シンポジウムも終わったし、私の役目も終わった。よって、特任研究員も終わりになる。2年半と短かったが、非常に重要な仕事だったように思う。

録画しておいた元ちとせのコンサートを見る。コンサートだけを放送するもので、インタビューやらがないのがいい。まだ実際のパフォーマンスを見たことがないが、ずいぶんと変わってきている。歌い方が、「ワダツミの木」が大ヒットしていた頃と違う。全面的にこぶしが聞いていて、こんな歌い方をする歌手は、やはり世界のどこを探しても違う。メロディーも必ずしも忠実には歌っていなくて、歌いたいように変えているようだ。歌う姿はまるで神のよう。

March 21, 2008

3月21日(金)浅田選手の強靱さには驚かされる

朝、関東中央病院に定期診察に行く。栄養指導を守っているせいか、血糖値がかなり下がっている。腎臓関係も詳しく調べて貰ったが、蛋白は出ているものの、機能的にはそれほど問題がなかった。インシュリンも出ているという。生体検査の話しも出ていたが、とりあえず様子を見ることになる。検査となると2週間入院しなければならないので、これで助かる。

午後は、東京財団での生命倫理の研究会。今年は0年度で、4月からが初年度にあたるようだ。前回に引き続いて、代理懐胎の問題について。学術会議で議論がなされたものというが、議論がむちゃくちゃで、何の有効性もない。代理懐胎を原則禁止だというが、これでは法律案にはとてもならない。ヒルズに行くとき、よく学術会議の前を通るが、こんな議論をしているとは、大丈夫なのだろうか。

溜池山王の駅に降りていこうとして、華道家の大久保さんに出会う。つい先日もヒルズで偶然会った。よく会うものだ。

読売テレビのディレクターから電話。また、来週たかじんのそこまで言って委員会に出ることになった。夜用事があるので、収録の日は日帰りだ。

帰りがけに、写真屋で写真を撮って貰う。ライブラリーの申込用に写真がいることになり、あまり適切なものがないので、撮って貰うことにした。パスポートをとることもあろうから、それに使えるものにした。

家で、フィギアの女子フリーを見る。浅田真央選手、転倒してもその後何事もなかったかのように滑るのがすごい。ちょっと常人には考えられないが、怪我もしていたという。恐ろしいが、めでたいことだ。

March 20, 2008

3月20日(木)地下鉄サリン事件から13年

地下鉄サリン事件から13年が過ぎた。ここのところ、オウムをめぐっては、それほど大きな出来事は起こっていない。被害者の補償問題は議論になっているが、果たして政治的な解決がなされるのか。世界全体で、テロの問題への関心が薄れていくなかで、議論は必ずしもさかんになってはいない。

事件そのものについても、実行犯などの裁判で死刑判決が確定していっていること以外、新しい情報も出ていない。謎は謎のまま残されている。逃亡犯などは、案外、身近なところにいるような気もするが、年月が経つことで、彼らも年齢を重ね、見分けがつきにくくなっているということはあるかもしれない。

では、今オウムの問題に対してどうアプローチすべきなのか。テロの恐怖が薄れるなかで、問題を立てること自体が難しくなっている。それが、時間の経過ということかもしれないが、こういう状況になってくるとは、同時多発テロの頃を考えると、かなり意外だ。たまたま対イラク戦争がはじまってから5年でもある。それも、しだいに過去のことになりつつある。21世紀はテロの時代ともいわれたが、10年もしないうちに、事態は大きく変わってしまったのかもしれない。テロが広がっていかないのは、もちろん好ましいことだが、そうしたはっきりと目に見える現象が起きないだけに、かえって世界の問題は深刻化しているようにも思える。

3月19日(水)キース・タクシーが都内を走っている

午前中は、ハリーポッターの原稿を、10枚ほど書く。午後は、日本宗教美術史の原稿、江戸時代に入る。7枚ほど書く。

午後は、久しぶりにソマードへ。ソマードが中央大学のシラバスの印刷を引き受けたということから、いろいろと将来的な可能性について考える。今回は、けっこう脈があるような気がする。

夜は、朝日の矢部さんと、梅村さんと飲む。銀座のワインの店。ワインとはいっても、ドイツワインが中心。それに食事は野菜主体。そのあいだにいろいろな話しが出る。とりあえず、ハリーポッターをがんばらなければならない。

帰りに乗ったタクシー。キース・ジャレットをかけている。あまり話しかけられなくない雰囲気の運転手さんだったけれど、おそらく書けていたのはキースのソロ、「ケルン・コンサート」。久しぶりに聞いたが、ソロとしては最高傑作なのだろう。キースを流すタクシーは果たして他にあるのだろうか。

日銀総裁が空席になった。なぜ決まらないのか。その意味を考えることが本当には重要なのではないか。決めようがないというところに、今の時代の変化が反映されている。ここは、いろいろと議論があっていいところではないか。

March 18, 2008

3月18日(火)チベットとミャンマーでの出来事に共通性はないだろうか

ハリーポッター、新しい章については映画を見てから書き始めている。3作目をまだ見ていないので、今日は手がつけられない。そこで、宗教美術史の方、第8章の南北朝から桃山時代までを最後まで書き、最初から見直して仕上げる。この章までで600枚を超えた。やはり800枚は超えることになりそうだ。次の第9章、江戸時代のところも何を書けばいいか、考えてみるが、さらに宗教美術という観点では難しい時代だ。

チベットの動向が気になるが、ことの顛末、いささか不可思議なことがある。なぜ、この時期に暴動が起こったのだろうか。暴動が起こったこと自体は事実だろうが、その原因がよくわからない。たしかに、チベットが中国によって支配されていて、それをチベットの人たちが望んでいないということはあるだろう。けれども、大規模な事件が起こるほど、とくに今情勢が悪化しているようには思えない。

それは、長井さんが亡くなったミャンマーの場合と似ている。軍事政権の支配が問題になってきたのは事実だが、昨年9月のケースも、なぜあの時点で死傷者が出るほどのデモが行われたのか、その直接の原因がわからない。そして、長井さんが亡くなったあとは、デモなどは続いていないようだ。あれはいったい何だったのか。事態があまりに突発的で唐突な点が気になる。それが、今回もチベットで繰り返されているように思える。

どちらのケースでも、僧侶が先頭に立っていたことも似ている。なぜ僧侶が運動の先頭に立つのか。それも、これまでにはないことのように思える。仏教信仰のあつい両国なので、僧侶が立ち上がる意味は、私たちが想像する以上に大きいとは思う。けれども、どちらも僧侶が先に動くというのも、不自然な気がする。政治的な抗議なら、政治的な運動をしている人間が立ち上がり、それに民衆が呼応し、その上で僧侶も参加するというのが、一般的な展開の仕方ではないだろうか。

軽率なことは言えないが、扇動している勢力が存在するのではないだろうか。そんな気がしてならない。

March 17, 2008

3月17日(月)安全・安心のプロジェクトも最終シンポジウムを迎えた

ハリーポッターの第2章、最後まで書き、全体を直す。その後、『日本宗教美術史』は6枚くらい書く。もう少しで、南北朝・室町・桃山時代の章が終わる。宗教美術なき時代をなんとか切り抜けられそうだ。

午後は、先端研に。安全・安心のプロジェクトの最終的なシンポジウム。東北沢の駅を降りて、先端研にむかっていたところ、ペットショップに、「安全・安心のキャットフード」という広告が出ていて、驚く。このプロジェクトがはじまった5年前には、こうしたことばの使い方は考えられないものだっただろう。

4時からシンポジウムがはじまり、それぞれの発表のあと、6時前からディスカッション。別に打ち合わせをしたわけではないが、御厨さんの司会で、次々と指名され、それぞれに思うところを語っていった。果たしてそれに意味があったのかどうかはわからないが、それなりに盛り上がる。

私がこのプロジェクトにかかわったのは、2年半ほど前のことだが、もうそれから時代が変わっている。あの時代には、宗教を背景としたテロということが注目を集めていた。しかし、今ではそうではないだろう。今日も、円高が進んでいるが、むしろ経済の方が多くの人の関心を集めている。時代はどんどんと変わり、それについていくのは難しい。これからいったいどういう時代になるのか。安全・安心のプロジェクトの先が重要なことになってきそうだ。

March 16, 2008

3月16日(日)クレモナMの展示処分品が目の前で押さえられてしまった

朝からヒルズのライブラリーへ出かける。日曜日は来ている人が少ないので、落ち着いて仕事ができる。着いたら、部屋には小幡さんしかいなかった。

中公クラシックスの解説、最初から直す。30枚ほどの原稿だが、意外と時間がかかって、午前中いっぱい使ってしまった。昼をはさんで、午後は、『3種類の日本教』の再校ゲラを見る。それほど問題はないが、いくつか直さなければならないところがあった。

時間があったので、お茶の水のオーディオユニオンに行く。ソナース・ファーベルのクレモナMの展示品が出ているので、それを聞かせて貰おうと思っていったのだが、なんと先客がいて、その人が聞き始めた。後ろで聞いていると、お金のことを言っていたりしたが、最後には予約を入れられてしまった。これには正直びっくり。4日間はその人が決断するために押さえられてしまった。かなり前から展示品処分で出ていたが、こんなこともあるのだ。

その後、ゆっくりと聞かせて貰ったが、かなりいい。音がすっきりしている。店員の人の話では、立ち上がりとともに立ち下がりがいいという。それほど容量の大きくないアンプでも鳴るというし、容量があれば、かなりの低温でもいい音がするらしい。とりあえず、今のシステムのスピーカーだけを買えてみたい。展示品がだめでも、新品が値引きになるので、それでもいいかと思う。

三省堂に寄って、『法華経』の新訳をながめ、新宿に出て、シャワージェルと紅茶などを買う。おなかが減ったので、いつものように中村屋でスープカレーを食べる。

March 15, 2008

3月15日(土)宗教なき時代の宗教美術をいかに論じるか

いつの間にか、暖かい日が続くようになってきた。まさに春ということで、今日は今年一番の暖かさ。今年の冬は厳しかっただけに、なんだかホッとするような感じがする。

土曜日だけれど、昨日書けなかったので、『日本宗教美術史』の原稿を書く。今日は桃山時代に入った。章としては南北朝・室町時代の続きで書いているが、この時代は相当に難しい。なにしろ、宗教なき時代というか、一般の美術史を追っていても、宗教美術などない時代だからだ。それはすでに南北朝・室町時代からのことで、宗教美術のない時代の宗教美術とは何かということを考えなければならない。これはちょっとアクロバチックな展開になっている。あと、茶の湯とキリスト教の影響について話しを進めることになりけれど、まったくこれまで論じられていない角度から書いている。果たしてこれでいいのか。議論になるところだろう。

March 14, 2008

3月14日(金)八幡書店の武田崇元さんに会う

朝、関東中央病院へ。血液検査と眼科。眼科では、眼底出血の有無を調べて貰うが、異常はまったくなし。ただし、診察のために瞳孔を開くのか、ぼやけてみえる。かなりながいあいだ、外に出ると光がまぶしい。それでも、ハリーポッターの原稿を5枚ほど書く。

眼科で待っているあいだ、もってきたころがすバックやカルテがないと言いに来るお年寄りがいた。どうも少しぼけがはいっているようで、看護婦さんが電話をしたり、トイレを調べたりして、あっけなく解決していたが、こういうことは日常茶飯事なのだろう。病院も大変だ。

昼に、日本文化研究所の奈良さんが迎えに来てくれて、目黒に。八幡書店の武田崇元さんに会う。いろいろと話しをするが、八幡書店の商売の仕方がむしろおもしろかった。他の出版社で売れ残っているオカルト関係の本を安く仕入れてきて、それを八幡書店のネットワークでさばいているとのこと。新刊の販売とも違うし、かといって古本の販売でもない。特定の関心があるコアな読者が存在するからだが、そうした関心をもつ人たちもしだいに減ってきているらしい。武田さんには、いつか研究会というか勉強会で話しをしてほしいということと、大本関係の出版をするとき書いて欲しいと頼まれる。

March 13, 2008

3月13日(木)無党派についてどう研究していったらいいのだろうか

ルーティンワークとして、前日に引き続き、二つの本の原稿を書く。全体で20枚ほど。いろいろ書いていると、そのつど発見があっておもしろい。筋書きは考えるまでもなくできあがっていて、ただそれを形にしていっているだけなのかもしれない。

夕方に先端研に出かける。今度、90年代研究会で無党派について発表しなければならないので、朝日新聞のデータベース、聞蔵で調べてみる。考えてみると、無党派ということばが注目されたのは、青島横山ノックの東京と大阪の知事選で、それはちょうどオウムの事件と重なっている。私にあまり明確な記憶がないのもそのせいだろう。オウム一色になるなかで、知事選のことはそれほど関心をもてなかった。それでも、当時、既成政党の人間には、無党派の行動が読めず、相当に脅威に感じていたことはわかった。これをどう深めていくか、考えないといけない。

夜は、御厨研究室の研究会。今度、国土交通省に戻る黒須さんの発表。官と学どがどのようにかかわるかというテーマ。いろいろと考えさせられることがあるが、今は両者のあいだにダイナミックな関係が失われているように思える。それは、決して好ましい事態ではないだろう。それをいかに活性化していくか、かなり難しい問題が横たわっている。

March 12, 2008

3月12日(水)季節感も時代とともに移り変わっていく

引き続いて、ハリー・ポッターの原稿と、『日本宗教美術史』の原稿を書く。両方併せて、20枚強。かなり進んだ。

『3種類の日本教 日本人が気づいていない自分の属性』の再校が届く。初校でもあまり直さなかったので、今回はそれほど直すことはないだろう。これは、4月17日の発売になる。

この前インタビューを受けた『一個人』のゲラが届く。これはすでに直してある。一応読んだが別に問題はなさそうだ。

『イニシエーションとしての宗教学』の文庫化、8月には出したいと言ってくる。追加の原稿もそれには間に合うだろう。

気候も大分暖かくなってきた。桜の開花予想も出ている。『日本宗教美術史』で室町時代のことを書いているが、その時代の絵画に四季花鳥図というものがある。それを見ると、桜や紅葉といった、今なら春と秋を特徴づけるものが出てこない。桜と紅葉が愛されるようになるのは、江戸時代からのことで、室町では、春は梅とか、秋は秋草とか、今に比べるとかなり地味だ。それでも、季節に対する強い関心は、この時代に生まれている。その時代の人間が、桜や紅葉を見たら、なんと思うだろうか。季節感も時代とともに移り変わっていく。

March 11, 2008

3月11日(火)柳川啓一先生は生きている

午前中は、ハリーポッターの第1章を直す。昨日の夜、復習をかねて、映画の第2作を見たので、第2章の構想も立てる。そこからライブラリーへ。4月からは大学が出してくれないので、個人で会員になることにする。申込書をもらう。その後、宗教美術史の原稿を8枚ほど書く。

3時半からは、日経ナヴィの取材。ちょうど、『3種類の日本教』が出るので、高校生の進学にはふさわしいと思い、あらかじめ原稿を送っておいたので、それを中心に話しをする。なかに一人、大学時代に私の授業を受けたという女性がいて驚く。1990年のことだというから、日本女子大で最初にした授業だったことになる。ちゃんと授業には出てくれたらしい。

夜は、東京財団での「90年代研究会」。内閣官房と自民党県連についての発表を聞く。次回は、私が発表しなければならないようだ。無党派についてやりたいと思うが、うまくいくだろうか。

帰宅すると、朝日新聞のbe「逆風満帆」の取材をしてくれた記者から手紙が来ていた。明けてみたら、別の手紙が同封してあって、それを明けた見たら、写真のようなものが出てきた。これを送ってくれた方は、1951年に正則高校を卒業された方で、その際に先生方にメッセージを記帳して貰ったのが、最近出てきたものだという。柳川啓一というのは、私の大学時代の恩師だ。柳川先生との出会いがなければ、私は宗教学者にはなっていなかった。

その柳川先生が正則で教えていたというのは覚えている。1951年というと、先生は25歳だったことになる。私の生まれる前のことだ。そのとき、「打ちひしがれたものも いつか立ち上がる」というメッセージを残していたとは驚きだ。送ってくれた方は、先生の私への激励のメッセージだと書いておられるが、本当にその通りだと思う。

これを見て、しばし呆然とし、また涙が出てきた。ある意味、今だからこそ、これを激励のメッセージとして素直に受け取ることができるが、もしもっと前、数年前とか10年前だったらどうだろうか。こころの底から励まされたか、それをどう受け取ったらいいかとまどったかもしれない。

先生は生きている。こんなに驚いたことはない。

March 10, 2008

3月10日(月)小幡さんのEUバブル論はとても興味深い

午前中はハリーポッターを10枚強書き、午後は『日本宗教美術史』を8枚ほど書く。全体で20枚くらい。あと、先週行った渡邊直樹氏との読書人での対談、原稿ができあがったので、それに目を通して直す。

昨日、ヒルズのライブラリーで、小幡さんとEU自体がバブルだという話しをしたが、さっそく彼がブログで、基本的なとらえ方を書いてくれている。それを読んでなるほどと思う。夜には、NHKのクローズアップ現代で、コソボをめぐるロシアとEUとの対立について特集していたが、この問題もEUバブルと関連させて考えるべきだろう。それにしても、またしてもヨーロッパの火薬庫と言われてきたバルカン半島が問題として浮上してきている。そうなると、この問題、さらに第二次世界大戦以前にさかのぼって考えないといけないのかもしれない。

昨日の話でも、けっきょくは経済力が突出してしまいやすい日本とドイツをいかにおさえるかが、世界的な課題で、それは近代化がはじまってから今日まで続いているということが話題になった。そうなると根は深い。日本の軍国主義やドイツのナチズムの台頭も経済という側面からもう一度見直してみる必要がありそうだ。日本の経済成長にしても、大正時代に天理教が大阪などの都市部で勢力を拡大したのが、戦後の創価学会の先駆であるとすれば、相当に経済の拡大が起こっていたことになる。

March 09, 2008

3月9日(日)原稿を1日で30枚書き上げるということにチャレンジしてみた

朝からライブラリーへ行く。昼食を買おうとミッドタウンに寄ったけれど、まだ店はやっていなくて、しかたなく東急ストアーで弁当を買う。

日曜日は、コミュニティー・スペースの方はかなり混雑しているが、反対にオフィス・スパースの方はすいている。二台のコンピュータを同時に使っている小幡さんの隣で、原稿を書く。中公クラシックスの原稿で、30枚の予定。なんとかがんばって一日で書き上げようというのがもくろみ。途中くじけそうになったところもあるが、なんとか夕方までに30枚を書き上げる。毎日こんなペースで書いたら、月に2冊くらい本ができそうだが、まさかそうもいかない。今日は、なんとなく気分で、挑戦したという感じだ。

小幡さんと話しをしていて、EU自体がバブルなのではないかという話しになった。それはおもしろい話しなので、是非裏付けをして欲しいとお願いする。今の世界の経済、バブルという考え方が一番重要なのかもしれない。もっと早くそのことに気づくべきだっただろう。気づいていれば、『宗教としてのバブル』の内容もかなり変わってきたはずだ。水野さんにしても、小幡さんにしても、最先端の経済についてウォッチしている人と話をすることで見えてきたことは大きい。いつも大変勉強になる。

3月8日(土)確定申告がネット上で簡単に終わったので桜月流の公演を昼と夜見る

ときは確定申告のシーズン。個人事業主としては毎年、申告をしなければならない。面倒でここまでほっておいたが、期日も迫ってきたので、朝からとりかかる。最近は電子申請ができるようになっているが、そのためには準備がいる。ところが、ただネット上で書類を作成し、それを印刷して送付するやり方があるのを知り、ためしにやってみたら驚くほど簡単にできた。2時間ほどで作れたのにはびっくり。これなら、心理的な負担が少ない。

それで時間もできたので、シアターvアカサカでの桜月流の公演を見に行く。楽屋に呼ばれたりして、けっきょく昼夜二回の公演を見ることになった。この劇場、できたから時間がたっているせいか、椅子が結構痛い。昼にはそれほど気にならなかったものの、夜はちょっとしんどかった。改修の噂もある。

桜月流の公演は、前回からパターンがまるで変わり、物語を演じるのではなく、立ち回りのオムニバス形式になった。今回も同じで、1時間半、いくつものシーンが続いていく。前回とは、立ち回りの手がまるで違う。ゆっくりなようで、あるいは剣をあわせない分、かえって肉体的にはきつそうだ。その上、めいっぱいやっていて、人数も少ないので、早変わり的に続けて出ている。おもしろさは格段にあがったが、やる方は相当にしんどいようだ。今年はパリで公演する可能性もあるとのこと。是非飛躍して欲しい。

March 07, 2008

3月7日(金)流失の危機にある運慶作と思われる仏像は天台宗が購入すべきではないか

今日は一日、原稿を書く。午前中はハリー・ポッターを書き、午後は、宗教美術史の南北朝から桃山のところに入る。ともに、10枚ほど書く。しばらくはこのパターンで仕事をしていくことになるのだろう。

今、運慶作と考えられる大日如来像の海外流失の可能性が取りざたされている。流出してしまう可能性があるのは、国宝にも重要文化財にも指定されていないからで、伝来に問題があるというのが文化庁の言い分らしい。実物を見たことがないので、その点でははっきりとした判断ができないけれど、作としては相当優れていて、大日如来としては唯一国宝に指定されている円成寺の運慶作と共通したものをもっているように思える。たとえ、それが運慶作でなくても、十分に重要文化財に指定する価値はあるのではないだろうか。文化庁は、流失を防ぐためだけでも指定をすべきだったと思う。

では、今どうしたらいいのか。篤志家が買うということが考えられるが、一番いいのは天台宗が買うことではないだろうか。まず、大日如来なので密教と言うことになり、宗派としては、天台、真言、そして真言律宗が考えられる。そのなかで、天台は比叡山が焼き討ちされているので、それ以前のものが失われている。その点で、天台宗がこれを購入し、比叡山に新しくお堂を建てるというのが一番いい。問題は資金だが、とりあえずどこかから融資を受け、そのあとは、勧進によって資金を集めたらいいのではないか。本気になれば、それは不可能ではないように思える。

3月7日(木)千住博さんに本の装丁をお願いしに行く

ハリーポッターの原稿、第1章に入る。1巻ずつ1章をあてる形で書いていくことになりそうだ。それぞれの章で、焦点をあてるテーマを決め、それについて重点的に書いていきたい。10枚ほど書く。

午後は、日本橋の高島屋へ。現在、「千住博展 ハルカナルアオイヒカリ」が開かれている。これは、ウォーターホールの進化型で、蛍光塗料が使われている。会場は暗くなっていて、そのなかに滝が浮かび上がる光景は神秘的で美しい。ウォーターホールがどういった方向に進んでいくのかが注目されたが、これが一つの答えなのだろう。今回のものだと、水の落下よりも、そのあいだの闇が際だち、奥行きが生まれている。

ただし、今回は、展覧が主たる目的ではなく、千住博さんご本人に、『日本宗教美術史』の本の装丁を依頼することにある。すでに編集者の方からお願いがしてあるが、やはり直接お会いして、頼むべきだろうということで、訪れた。こちらの依頼を快諾していただいたが、その際に少し話しをする。今回の作品で使われているチープな蛍光塗料へのこだわりを熱く語っていた。私は、千住作品の宗教性について語り、本の最後では、ウォーターホールに言及する予定だということを説明した。代わりに千住さんから、機会があれば、京都造形芸術大でも教えて欲しいと頼まれる。

それから、芸術新聞社の渡辺さんと風月堂で雑談。新宿へ出て、宝島の井野さんと会う。歌舞伎町のアイリッシュパブで、いろいろと話しをする。客の雰囲気もまったく新宿らしくない。遅くなったのでタクシーで帰宅。この3日、毎日タクシーで帰っている。

March 05, 2008

3月5日(火)右翼を研究したら右翼になってなってしまうのかもしれないと思った

京都、奈良方面に出かけていたりして、遅れてしまったけれど、『ハリー・ポッターを読み通す』の原稿を書き始める。はじめにの部分、13枚ほど書く。少しがんばらないといけない。

午後は、神楽坂へ。出版会館で「週刊読書人」の対談。対談の相手は、渡邊直樹氏。あまりによく知りすぎていて、ちょっと話しがしにくいところがある。それでも1時間半近く、最近の私の執筆活動を中心にいろいろと話しをする。渡辺氏の編集した『宗教と現代がわかる本2008』ももうすぐ刊行になるらしい。短い文章を私も書いている。

それから、実に久しぶりに先端研に行く。カフェで、中島岳志君を呼んで、トークイベント。話しは日本の右翼思想について。彼は、自分は右翼を研究しているけれど、右翼ではないと語っていたが、その発言を聞いて、実は、研究者は研究対象を選んだときに、それと同化してしまう部分があるのではないかと思えてきた。右翼を研究するなら右翼、宗教を研究するなら宗教家。あるべき理念型を語ってしまうならば、どうしてもそうならざるを得ないのではないか。終わってから、研究室で中島君を囲んで懇親会。

March 04, 2008

3月4日(火)なぜ奈良のキャラクターは評判が悪いのか

朝ホテルで朝食をとらないで、イノダの本店に行き、京の朝食をいただく。そこから、少し戻って、茶釜を作っている佐々木さんのところに寄る。講演会にも来てくれた。話しをしていたら、塩崎元官房長官の夫人が共通の知り合いだということがわかる。世間へ狭いものだ。

タクシーで京都駅まで行き、新幹線で東京へ。テレビ東京のWBSから取材の依頼が来ていたので、帰りがけにテレビ東京によって、インタビュー取材に答える。最近、企業のなかで長時間の会議が見直されているらしい。それについてコメントをする。11日に放送される予定。

そこから、いったん自宅に戻り、夜は電通の渡辺さんと落ちたって、三軒茶屋で本当のイタリアンを食べる。イカ墨も、バジルも、どうも日本で食べているものとは違うらしい。大変勉強になった。

実は、奈良にいたとき、TBSのニュースから、奈良の1300年のイベントのキャラクターが評判が悪いということでコメントを求められる。時間の関係でそれには答えられなかったのだが、そのキャラクターを見て、思わず笑ってしまった。大仏に鹿の角とは、これではいろいろと問題がある。一つには、大仏と鹿では、春日大社と奈良公園に偏ってしまい、奈良全体を代表できない。第二には、鹿は春日大社の神の使いで、その本地仏になると、大仏ではないだろう。作者の藪内氏はいろいろと反論しているが、どうも宗教的なことへの目配りがかけている。奈良の人たちは、そこらあたりのことがわかって、反対しているのではないだろうか。

3月3日(月)薬師寺からお水取りまで

木下さんと奈良へ。東京への移送作業中の珍しい薬師寺からはじめて、駅前のうまい蕎麦屋、新薬師寺、志賀直哉旧宅、依水園、戒壇院、興福寺国宝館、奈良国立博物館、そしてお茶のあとお水取りを見学。

March 03, 2008

3月2日(日)長井さん関連出前講演会は大盛況

短期間の準備にもかかわらず百人もの聴衆が集まってくれました。岸野さんの頑張りですが、前途に明るい希望を感じました。

March 01, 2008

3月1日(土)高級トルコ料理レストランの可能性を議論する

昼から恵比寿へ出かける。実家に置くソファを見るために、アルフレックスのショールームを訪ねる。ほぼすべてのタイプが売られているので、いろいろと腰掛けてみる。タイプによって堅さが違う。柔らかいものもあれば、堅いものもある。そのなかで、バサメントが一番いいのではないかということになる。後は、部屋の大きさとの関係が問題。それを実家の方で検討するということになる。

その後、トルコ人の弟と高級トルコ料理レストランをどうやって作るのかを議論してみる。日本でもトルコ料理店はかなりあるが、高級という店はない。世界の三大料理と言われるだけに、トルコ本国には高級な店もあるようだ。そうした店に近いものができれば、繁盛するのではないかというところから話しをしたが、トルコ料理なら他のイスラム圏の人たちにも歓迎されるのではないだろうか。

ただ、ハラムの問題があり、それにかなった肉の処理をすると、どうしても肉が固くなってしまうらしい。しかも、日本ではなかなか手に入らず、冷凍の輸入物に頼らなければならないといったこともある。それに、料理の過程でリキュールが使えない。そうなると、肉はどうしても固くなるし、あるいはデザートなどもヴァリエーションが作れない。いろいろと難しい問題があるようだが、こうしたことを考えてみるのもおもしろい。

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