5月24日(土)永徳の真作とされたものは本当にそうなのだろうか
ここのところかなり忙しいので、今日はさすがに休むことにする。天気もあまりよくない。それでも、夕方には『サイゾー』の取材を受ける。ここのところ、続いている。今回は、創価学会系メディアについてコメントをする。相手が4人も来て、少しびっくり。創価学会は実は巨大なブッククラブだという説を主張してみる。
狩野永徳の作品が発見されたということが話題になっている。これまで所在がわからなかったものらしい。実物を見ていないので、なんともいえないが、ただ、ちょっと真作としていいかには疑問がある。というのも、先日京都国立博物館で『狩野永徳展』を見たとき感じたことだが、永徳は、絵の中に登場する動物の視点が交わる書き方をする。それがどうも特徴で、永徳のものかどうかを判断する基準になるように思うのだが、今回のものは鳥の視線ははっきりと描かれているものの、視線が交わってはいないように思える。
その点では、有名な唐獅子と共通する。ということは、永徳の作品のなかに、視線が交わるものと、視線へ明確だが必ずしも絵の中では交わらないものの2種類があるということだろうか。それとも、永徳作とされているもののなかに実は2人の作者がいるということだろうか。専門家ではないので、即断はできないが、そうした観点を採用してもいいのではないか。
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