5月23日(金)海老蔵の知盛を見てキースのソロは2回目

2階席1列目、花道の上の席が出ていたので、歌舞伎座の昼の部に行く。海老蔵の知盛は初役だが、どうもこの知盛が苦手。それで行く決心がつかなかった。海老蔵、確かにかっこいいし、演技もしっかりしている。とくに血だらけの知盛は迫力があって、思わず舞台写真を買ってしまった。ただ、この演目があまり好きになれない点は変わらなかった。
そのほか、よかったものは、三津五郎の喜撰法師、踊り方がほかの人とは違う。人間ではなくなっているような。人形振りとは違うけれど、人間らしさが消えている。これは不思議。團十郎の長兵衛は、最初がすばらしい。藤十郎が長兵衛に着物を着せるところが、なかなかの見もの。それに、松也の三味線、死を覚悟したさびしい場面にはうってつけ。
その後、打ち合わせと取材をこなしてから、東京芸術劇場でキース・ジャレットのソロ・コンサートの二回目。今回は、3階の上のほうで席はあまりよくない。それにしても、劇場が広い。前回に比べて、演奏はいまいち。アンコールが3回だったところにそれがあらわれているかかもしれない。
キースの演奏、一回のコンサートやライブで、一曲とても盛り上がるものが出るかどうかで出来が分かれる。残念ながら、今日はそれがなかった。どう演奏するか、手探りをしながら、つぼをうまく探し当てられなかったような感じ。どうも、1回目のときと同じようなフォームの演奏が多かった。
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