6月19日(木)日蓮宗のシンポジウムに聴衆として参加する
午前中は、日本宗教美術史の原稿を書く。今日は、丸山夫妻の「原爆の図」と、平山郁夫の被爆体験について書いていくが、最初の部分は終わったが、次が全部終わらなかった。
午後から、新宿の常円寺へ。日蓮宗西部のシンポジウムに参加者の一人として出席する。先週、本門寺で語ったこともあり、日蓮宗のなかで「立正安国論」をどのように読もうとしているのかを知りたくなった。地下のホールには70名くらい集まっていただろうか。かなりの盛況。1時半から6時半まで延々と続く。
最後に、司会の渋沢さんから指名されて、考えを述べる。日蓮の原点は「立正安国論」だし、そこにこそ仏教の行動原理がある。実践をしないと、意味がないが、現在の日蓮宗は、日蓮主義の問題や創価学会のことで、かなり後ろ向きになっている。小野さんなどは、「立正安国論封印論」を主張するが、むしろ封印すべきは、「開目抄」や「観心本尊抄」ではないか。そこに宗教化していく根源があり、閉鎖的になっていく原因があるように思う。といった暴論を語る。
シンポジウムが終わってからは、近くで懇親会。
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