6月21日(土)母校のシンポジウムに出て宗教学のルーツを知る
久しぶりに母校の都立西校へ行く。同窓会の主催するシンポジウム「宗教は『心の危機』にどう応えるか」に出るため。パネリストは池田香代子、関根清三、藤井健志の各氏で、菅原伸郎氏がコーディネーター兼司会。視聴覚ホールで開かれたが、これがなかなか立派で300人近く入る。半分以上は埋まっていたので、かなりの盛況だ。
残念ながら、関根氏は、お母様が危篤ということで欠席。そのレジュメを、菅原氏が紹介するところからはじまる。それぞれおもしろい論客が集まっていた感じで、議論はかなり盛り上がる。驚いたのは、紙に書いてもらった質問の数。相当に多くて、菅原氏が整理に苦労していた。
実は、東大の宗教学科には6代続けて西高の出身者が来ていたことがあった。私と藤井氏はそのなかに含まれるのだが、その謎が今回少しとけた。私たちの時代にはまったく活発ではなく、ほとんど記憶のない「聖書研究会」が、池田さんの代の少しあとまで相当に活発で、「社研」と肩を並べるようなサークルだったことを知る。そこには、無教会派の伝統も流れているようで、東大などとも関係があったのかもしれない。池田、関根、菅原の各氏は、その聖書研究会に入っていたとのこと。そういう下地が、宗教学関係の人間を生む遠因になったようだ。
私のした話しとしては、オウム事件のあと、自分は負けたのだと総括することで、問題を整理したという話しが受けた。それが「負け教」ということばで定着してしまった感じで、それがどうも腑に落ちる言い方らしい。「負け教」についてもう少し考えてみる必要がありそうだ。
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