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July 23, 2008

7月23日(水)八王子の事件のことを深く考え教え子を殺されたような憤りを感じた

昨日起こった八王子での事件、事実関係が明らかになってくると、さまざまなことを考えた。被害にあった女性、中大生だという。文学部の学生さんなので、僕が担当している授業はあるいはとっていないかもしれないが、今年の名簿にはないものの、もしかしたら去年か、一昨年の授業をとっていた可能性は排除できない。少なくとも、彼女の同級生は僕の授業もとっていることだろう。その意味では、やはり教え子が殺されたという意識が自分のなかに沸いてきた。その場近くに自分が居合わせたことの意味も含め、何か今日は、現実がそれまでとは違って見えた気がした。

仕事的には、和田秀樹さんとの対論を午前中から午後にかけてやり、かなりおもしろい話しになった。懸案の『誰も知らない「坊っちゃん」』の見本も出来、ついでに先の本の企画も決まった。天理教の本も、別の筋から出そうな状況が生まれている。その意味では、いろいろ順調に進んだ一日だった。

夜は、調布で長井さんのビデオインをやったが、市会議員になった元キャスター、真山さんの人脈と知名度もあり、かなりの人がきてくれた。調布に行く前、なぜか間違えてつつじヶ丘の駅で降りてしまったことを含め、自分のなかで八王子の事件が尾を引いている気がした。長井さんの話との関連でも、オウム事件以降、自分たちは暴力の世界に生きている気がして、そのことから話しをした。この運動をしていると、いろいろなことが切実なこととして迫ってくる。その切実さが、今の社会では一番欠けていることなのかもしれない。

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