7月25日(金)出口王仁三郎展では少しがっかりし日本人の身体観について話しをする
今日は午前中、かなり早い時間から仕事をする。『日本宗教美術史』の新しい「はじめに」の部分をなんとか書き上げる。そのプリントアウトをもって、新宿へ行き、芸術新聞社の渡辺さんと落ち合う。昼食後、「出口王仁三郎の美術展」に行く。楽茶碗や書が中心だが、書画のなかに、明らかにリトグラフによる複製と思われる物が含まれていて、全体に感心しなかった。先日、亀岡や綾部で見た物とは明らかに質が違う。その落差に驚く。
次には、東京財団へ行き、「生命倫理の土台研究会」で日本人の身体観について話しをする。いったいこのテーマどう処理して良いかと思って苦しんだが、新宿へ向かう電車のなかで思いついたこともあり、日本人の文化的な傾向性と関連させながら話しをしてみる。日本人は、原理から出発するのではなく、あくまで現実から出発するというところが、一番の特徴ではないだろうか。
いったん、ライブラリーに寄って、そこから赤坂へ。先日の博多講演会でお世話になった読売新聞社の小田さんと昔からのつきあいの小林さん、それに電通の渡辺さんと会食。いろいろと話しがもりあがる。
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