7月9日(水)京都の一日
京都で目覚め、朝方はホテルで仕事をする。旅芸人のような暮らしで、旅行先で仕事をするのも慣れてきた。『新宗教ビジネス』の第3章を書き終わり、最後まで見直す。それを編集者に送る。
ホテルからいったん京都駅に行くが、大誤算が生じる。荷物を預けようとしたら、コインロッカーがすべて使用禁止。サミットのせいだ。京都までそういう状態とは予想しなかったが、どこも預かってくれるところがない。しかたがないので、荷物をもったまま、細見美術館へ。宗教美術関係の小さな展示をしていた。それほどめぼしいものはなかった。
美術館から歩いて、粟田山荘へ。途中の岡崎の街は新しくなっていて、店もできている。セブンイレブンの店もいかにも京都風の建物で、売っている物も違う。粟田山荘は、昨年の12月に山折先生と対談したとき以来で2度目。2日間もびっしり、部屋をいろいろ変えながら対談をしたので、店の人たちにもよく記憶されていた。できあがった本、『日本人の「死」はどこにいったのか』を進呈する。食事は、祇園祭に関連する皿など出てきて、鱧、鮎、賀茂ナスなど、季節感が豊か。緑にあふれた庭を見ながら贅沢をする。
お店の方の紹介で、鷹峯で「アトリエ曲亭」を開いている染めの松本隆男さんのところを訪れる。いろいろと作品を見せてもらうが、大胆で鮮やか。HOPEと書かれた気球が登場するのには驚く。高速道路が走っているのもおもしろい。
たかが峯から貴船へ。ここを訪れたのは久しぶり。夜になると蛍が舞うようだが、なかなか暗くならず、帰りの新幹線の時間があるので、残念ながら蛍を見られないまま京都を去る。
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