7月13日(土)一日大本関連の施設をまわり『大地の母』の再刊のためにいっそう努力しようとこころに決める
今日は一日武田崇元さんの案内で、大本の関連施設を訪れる。まずは、王仁三郎生誕の地である瑞泉苑へ。ちょうど祭典が行われたらしく、大本本部の人たちが後片付けをしていた。近くに、彼の産土社である小幡神社があり、そこを訪れるが、上田正昭さんが宮司をしているところ。講演会のポスターが貼ってあったが、同じ上田姓でつながりがあるらしい。さらに、西国三十三カ所21番の穴太寺にも立ち寄る。奈良博では今度、西国三十三カ所の展示があるらしい。
王仁三郎が修行した高熊山の麓にも行く。本当なら登るべきだが、あまりに暑いので次の機会にする。そこから、大本の天恩郷へ。そこでの一番の収穫は、展示場。王仁三郎をはじめ、代々の教主の作品が展示されている。王仁三郎の耀わんをはじめて実際に見る。なかに、最近見つかったという梅の花をあしらったものがあったが、これが秀逸。欲しくなった。驚いたのは、愛善苑にもあった書。彼が相当の書家であることを証明している。観音像などもいい。相当の教養人であることはたしかだ。
亀岡の駅からJRで綾部へ。特急、城崎温泉に行く人たちで混んでいる。綾部の駅は数年前に変わったと言うが、駅が立派な割に駅前には何もない。一軒だけある店で昼食をとり、大本のもう一つの拠点、梅松苑に行く。立派な神殿が出来ているし、100億円だかをかけて作られた新しい神殿、長生殿などもできている。ここは、武田さんもはじめてとのこと。同じ神道と言うことで、天理教の教会本部とも雰囲気が似ている。ただし、こちらには人がいない。長生殿などは、ほかに誰もいなかった。
途中、現在分裂している大本の一派、連合会の出口直美さんのお宅を訪れ、話しをする。松江のものだというおいしい抹茶もいただく。武田さんからは、いろいろな大本の事情を伺うが、決定的な対立点などない気がした。いつか、全体が融合することはあり得ると感じる。
一日、大本を回って、大変勉強になる。ただ訪れるだけではわからないことが、いろいろとわかった。とりあえず、『大地の母』の再刊のために努力しようと決意する。
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