8月22日(金)日蓮の思想的な変化がわかってきた
平成新宗教事件史、平成10年のところを書く。これで、半分まで行ったことになる。それにしても、事件が多いのに改めて驚く。平成という時代は、宗教を軸に動いてきたのだろうか。だんだんそんな気がしてきた。
午後は、日蓮遺文の勉強会。前回は休んでしまったので、今回は休めない。日蓮の書くものも、身延期になるとかなり変化している。歴史というところに重点があり、過去の仏教の歩みを追いながら、何が正しいか、何が間違っているかを指摘していく。他の宗派の開祖についてもしっかり学んでおかなければならないと言い、自らが学んだ成果を生かしているところがすごい。
佐渡期の日蓮は、条件が過酷だったのか、信仰をつきつめていき、誰も近寄れないような領域に進んでいったけれど、身延に移ってからは、生活に余裕が生まれたのか、歴史を重視している。そう考えると、日蓮は人生に4回か5回、その宗教者としての姿勢を変えていることになる。それ自体大変なことだけれど、その変化の跡をたどれると言うこと自体が相当に興味深い。同時代、あるいは周辺の時代では、そうした宗教家、思想家はいないのではないか。少なくとも、鎌倉仏教の祖師たちにはいない。
そば屋で勉強会のメンバーと飲んだ後、タワーレコードへ行く。5枚ほど、新しいのと復刻されたのとCDを買う。
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