8月1日(金)とにかく次々と本が出る
いつの間にか8月になった。
続々本が出来ている感じで、今日は、ちくま文庫として刊行する『私の宗教入門』の見本が届く。元は、『イニシエーションの宗教学』だが、50枚ほど、それ以降のことを書き足した。その間、いろいろあったけれど、改めて全体を書いたのははじめてかもしれない。私にとっては、とりあえず「失われた10年」ではあるけれど、その10年が今を作っていることも事実だ。今振り返ってみると、いったいなんだったのか、どこか茫洋として理解することが難しい。
昼前にライブラリーへ。小幡さんと昼食をとりながら、かなり大切な話しをする。今の世界で起こっていること、彼と話していると一番はっきりするような感じだ。その点が、ライブラリーのありがたさでもある。ライブラリーの書棚には、『ハリー・ポッター 現代の聖書』がさっそく並んでいた。今、新刊コーナーには『資本主義2.0』と2冊並んでいることになる。
仕事としては、次に幻冬舎から出る本の概略を考え、『日本宗教美術史』の書き直しをする。あいまに、書評を頼まれているひろさちやさんの『やまと教』を読む。
夜は、かんき出版の打ち合わせ件、打ち上げ。今度の本は、『手に取るようにわかる宗教』よりは時間的な余裕がありそうだ。帰ると、佼成出版社から催促のハガキがきていた。これもやらないといけない。
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