9月19日(金)原稿をいろいろ片付け日蓮のビジネスモデルについて考える
ヒルズでやった仕事、ワードのファイルでメールしておいたら、オフィスのバージョンが違って、2007のが家の2003では開かなかった。なんで、こんなところでも互換性がないのか、これだからマイクロソフトは困る。
仕方がないので、『新宗教ビジネス』について講談社の『本』に宣伝文を書けといわれていたので、それを書くことにする。8枚ほど書き上げる。ついでに、同じ講談社から出る『民族化する創価学会』のことにもふれてみる。この秋は、新宗教関係の本が続けざまにでることになりそうだ。
午前中、残りの時間で宗教美術史の鎌倉時代を直す。だんだんどう直せばいいかがわかってきた。とりあえず、最後まで行く。後この章は全体を見直せばいい。
午後から、日蓮遺文の勉強会に行く。今日は、「兄弟抄」が中心で、これを全部読みきる。身延期の日蓮は、彼を支え、また救いを期待する信者との関係がはっきりと出来上がってきて、布施をしてもらう代わりに、手紙で教えを説くと言う体制がうまくできあがってきている感じがする。『新宗教ビジネス』で新宗教のビジネスモデルを考えたせいか、日蓮についても一定のビジネスモデルが成り立ってくるように思えてきた。新宗教に限らず、経済という側面からもっと徹底的に宗教を見ていったほうがいいのかもしれない。それは、皇室についてもいえるかもしれない。別冊宝島に書いた皇室問題の文章、文庫化になるというので読み直してみたら、書き方が『新宗教ビジネス』にそっくりで、われながら驚く。来年くらい、本腰を入れて、皇室論を展開する必要があるかもしれない。
終わってから、福神の渋沢さんと創価学会の民族化について立ち話をする。最初は面食らっていたようだが、次第に納得してくれたのではないのだろうか。
夜は帝国ホテルのバイキングで食事会をする。なんかいい席をとってくれたような気がした。ここは、気軽でそれなりに雰囲気があるのがいい。
« 9月18日(木)リーマンブラザーズの墓標があるヒルズという感じだろうか | Main | 9月20日(土)天理教についての本のゲラが来て『新宗教ビジネス』の発売が近づく »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 11月11日(月)菅谷幸浩さんの朝日カルチャーセンター新宿教室での青嵐会についての講義を聴く(2024.11.11)
- 10月15日(火)衆議院選挙がはじまり落合貴之氏の出陣式に行く(2024.10.15)
- 9月18日(水)『創価学会教学要綱』についての講演の要旨をまとめた(2024.09.18)
- 4月27日(土)話題の東京15区について書いてみた(2024.04.27)
- 3月31日(日)桜も咲く中朝日カルチャーセンター新宿教室で中田考さんとカリフ制再興をめぐって対談をする(2024.03.31)
Comments
TrackBack
Listed below are links to weblogs that reference 9月19日(金)原稿をいろいろ片付け日蓮のビジネスモデルについて考える:
» 本の皇室伝統 [つき指の読書日記]
母宮貞明皇后とその時代楽天ブックス 前回、欧州の国王と日本の天皇、皇室はちがう概念であることを説明した。 わかりやすくいうと、彼の地の国王は国家の枠を超え、他国の王家と婚儀をするし、近年は他国の一般女性(もちろん白人)との結婚もある。日本の例で考えると...... [Read More]
« 9月18日(木)リーマンブラザーズの墓標があるヒルズという感じだろうか | Main | 9月20日(土)天理教についての本のゲラが来て『新宗教ビジネス』の発売が近づく »
昨日は高岡にお越し頂きありがとうございました
下記のプログラムを使えば 2003でも新しいファイル形式を開けるようになりますので お試しを
Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パック
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=941B3470-3AE9-4AEE-8F43-C6BB74CD1466
Posted by: のと | September 22, 2008 09:00 PM