9月2日(火)福田総理は職責をまっとうしたのであって次は野田浜四津政権以外に今の与党が政権にとどまれる可能性はない
福田総理は、政権を投げ出したと言われているが、果たしてそうだろうか。政権発足当時の新聞などの論調を調べてみればわかるが、暫定政権だという評価がもっぱらだった。サミットまで行けば御の字で、解散権をもたないとさえ言われていた。その見通しからすれば、福田総理は、職責を十分にまっとうし、まっとうしたがゆえに退陣したことになる。なぜそれを国民は認めないのだろうか。むしろ、難しいといわれていた内閣改造を実現した点では、期待以上の働きをしたことになる。
ただ、昔なら、暫定政権といわれても、一度政権の座につけば、それに執着したものだ。それに比較すれば、福田総理の決断はとても淡白に感じられる。柔道の石井選手が言っていたように、福田総理には腹黒いものがなさすぎるのかもしれない。
これで自民党の総裁選挙になるが、もし今の与党が次の総選挙に勝とうと思うならば、野田聖子を総裁にし、公明党の浜四津を副総理格で入閣させる以外、可能性はないのではないか。そこまで果たして踏み切れるのかどうか。もし踏み切ったとしたら、民主党は相当に打撃をこうむるかもしれない。
« 9月1日(月)買ったものが届きソマードで打ち合わせをして四国包装のラジオに出るとなぜか首相が辞任していた | Main | 9月3日(水)『新宗教ビジネス』の再校を見ながらこれはかなり変わった本ではないかと考える »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 7月23日(水)アゴラの「言論アリーナ」で参政党について語る(2025.07.23)
- 7月12日(土)アゴラに私が書いた記事が転載されている(2025.07.12)
- 4月13日(日)3回目の「時事イ放談」では静かならる官邸の話や斎藤兵庫県知事の不可思議な行動について(2025.04.13)
- 1月30日(木)朝日カルチャーセンター新宿教室で小川寛大さんの南北戦争についての話を拝聴する(2025.01.30)
- 11月11日(月)菅谷幸浩さんの朝日カルチャーセンター新宿教室での青嵐会についての講義を聴く(2024.11.11)
TrackBack
Listed below are links to weblogs that reference 9月2日(火)福田総理は職責をまっとうしたのであって次は野田浜四津政権以外に今の与党が政権にとどまれる可能性はない:
« 9月1日(月)買ったものが届きソマードで打ち合わせをして四国包装のラジオに出るとなぜか首相が辞任していた | Main | 9月3日(水)『新宗教ビジネス』の再校を見ながらこれはかなり変わった本ではないかと考える »












Comments