9月2日(火)福田総理は職責をまっとうしたのであって次は野田浜四津政権以外に今の与党が政権にとどまれる可能性はない
福田総理は、政権を投げ出したと言われているが、果たしてそうだろうか。政権発足当時の新聞などの論調を調べてみればわかるが、暫定政権だという評価がもっぱらだった。サミットまで行けば御の字で、解散権をもたないとさえ言われていた。その見通しからすれば、福田総理は、職責を十分にまっとうし、まっとうしたがゆえに退陣したことになる。なぜそれを国民は認めないのだろうか。むしろ、難しいといわれていた内閣改造を実現した点では、期待以上の働きをしたことになる。
ただ、昔なら、暫定政権といわれても、一度政権の座につけば、それに執着したものだ。それに比較すれば、福田総理の決断はとても淡白に感じられる。柔道の石井選手が言っていたように、福田総理には腹黒いものがなさすぎるのかもしれない。
これで自民党の総裁選挙になるが、もし今の与党が次の総選挙に勝とうと思うならば、野田聖子を総裁にし、公明党の浜四津を副総理格で入閣させる以外、可能性はないのではないか。そこまで果たして踏み切れるのかどうか。もし踏み切ったとしたら、民主党は相当に打撃をこうむるかもしれない。
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